みなさんこんにちは。 福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは、ノンフィクション作家の森功さん。
様々な発言が世間の耳目を集めた籾井会長が昨日で任期満了を迎えました。
今日から上田良一新会長による新体制がスタートします。
上田新会長は三菱商事で財務・監査部門を歩んできた経理会計実務に長けた堅実派。
今回、公正中立の放送を取り戻したい経営委員の良識派と官邸の意向が折り合った形での抜擢になりました。
NHKは受信料の強制徴収の裁判で最高裁で敗訴する可能性も指摘されているため、経営のかじ取りは難しいのではないかと森さんは話します。
そんな中、ワンセグや通信による視聴の受信料の問題や4K・8K対策、放送センターの建替えなどもあり、前途多難な状況。
4月には役員人事が控えていますが、これも官邸のいいなりになっているようではかなり厳しいのではとのお話でした。
本日の特派員は砂山圭大郎アナウンサー。
就職活動の新たな動きに注目しました。
実は去年から、仕事内容を事前に体験できる「インターンシップ」を就職活動の解禁前に行う企業が増えています・
これは去年変更された採用スケジュールの短期化が要因と言われています。
従来6か月あった学生の"企業の品定め期間"が、昨年から半分の3か月になってしまったのです。
そこで企業側としては早い段階から就活生と接触し、仕事の中身を知ってもらおうと「インターンシップ」を取り入れるようになりました。
そんな中、企業が合同で行う「コラボインターンシップ」を実施しているところもあります。
企業同士の課題をカバーし、従来なら自社に関心がなかった学生にも知ってもらう機会になると考えているようです。
少子問題もありますし、企業合同のインターンシップは今後、スタンダードになっていくかもしれません。
エンタメいまのうちは曲と同時に歌詞が浮かび上がるスピーカー「Lyric Speaker」をご紹介。
ゲストはこのLyric Speakerを開発したSIX.INCのクリエイティブディレクター斉藤迅さん。
仕組みは端末から好きな音楽を選曲すると、スピーカーにデータが送られ曲の構成を分析します。
そして、その情報をもとにデータベースから取得した歌詞のモーショングラフィックを生成。
すると音楽とともにスクリーンに歌詞がうかびあがる仕掛けです。
この「Lyric Speaker」は2016年度のグッドデザイン賞で「グッドデザイン・ベスト100」に選出されています。
本日は実際に曲を再生し、歌詞をスクリーンに表示させてみました。
福井さんの『一人旅のすすめ』も聴けるように用意していただきました。
値段は32万4千円(税込)
三越伊勢丹、代官山六本木のTUTAYAで購入できます。
興味のあるかたはぜひチェックしてみてください。
♪本日の楽曲
「旅立ちの日に」 トワ・エ・モア
明日の放送もお楽しみに!!