福井謙二グッモニ 1月19日(木) 第992回

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みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。

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4度目の正直になるか、"共謀罪"の行方についてお話を伺いました。
政府はきのうの衆参両院の議院運営委員会理事会で、犯罪の計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を変えた「テロ等準備罪」を新設する組織的犯罪処罰法改正案について、通常国会への提出を目指す方針を伝えました。

今回、4回目の法案提出ということで、政府もいろいろと見方を変えており、東京オリンピック・パラリンピックなどを控え、テロ対策を前面に出しています。

内乱陰謀罪など、すでに国際的なテロ行為に計画段階から十分対処できる法律があるにもかかわらず、なぜいまさら共謀罪が必要なのか。徹底的な議論が必要だが、公明党や野党がそこまでしっかりした議論ができるかどうか心配だというお話でした。


今朝の特派員は小尾渚沙アナウンサー。

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京王百貨店の「駅弁大会」について調べました。

現在、京王百貨店新宿店で開催されているのが「第52回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」略して「駅弁大会」。
300種類を超える駅弁とグルメが大集合する1966年から開催されている歴史ある大物産展です。

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小尾さんは昨日実際に会場に行って、たくさんの駅弁を食べてきました。
今年は平成29年...「にくの年」ということもあり、「牛肉駅弁頂上決戦」という企画もありました。

そして、放送ではどれを食べたらいいか選ぶのに悩むという人のために昨年のランキングをご紹介しました。

「第52回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」は来週1月24日(火)まで開催。
皆さん、是非行ってみてください。


エンタメいまのうちのテーマは、「第156回直木賞予想!」

グッモニ恒例となっている直木賞予想!

今回も"嫁に隠れて本を買う"でお馴染み、グッモニの読書人・首藤淳哉プロデューサーが、本日午後5時より行われる「第156回芥川賞・直木賞」の選考会を前に、候補作の紹介と予想をいたしました。

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今回の直木賞候補作品は5作品。
・冲方丁 『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋) 
・恩田陸 『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)
・垣根涼介 『室町無頼』(新潮社)
・須賀しのぶ 『また、桜の国で』(祥伝社)
・森見登美彦 『夜行』(小学館)

以上の候補作品の中から、恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が受賞すると予想しました。

この作品は世界中から精鋭が集まる国際ピアノコンクールの模様を描いた小説。
ほとんどが演奏シーンの描写ですが、読んでいるとそれぞれの演奏者の個性を反映した音楽が、頭の中で聴こえてくる傑作だと熱く語っていました。
今回は対抗なしの本命一本の予想。

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また、芥川賞では山下澄人さんの『しんせかい』に注目とのことです。

読書日記"嫁に隠れて本を買う"では、
今回の直木賞候補作をより詳しく紹介しています。

♪本日の楽曲
「 If 」 Bread

明日の放送もお楽しみに!!

グッモニ 2017年1月19日
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