みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
「都内のタクシー 来月末にも初乗り410円に!」というテーマでお話を伺いました。
以前から初乗り料金の引き下げは言われていましたが、東京23区内と武蔵野市、三鷹市の営業地域のタクシーが対象で、ついに実現することになりました。
初乗り料金は現行の2キロ730円から、1.052キロ410円に短縮する見込み。
また、これまでは走行距離が初乗りを超えると280メートルごとに90円を加算していましたが、
新しい運賃体系では237メートルごとに80円に変更し、短距離で利用する"ちょい乗り"需要の開拓を狙っています。
料金は国土交通省とタクシー業界で調整していますが、夏野さんは根本から消費者利益を考えた料金体系にしたほうがよいのではと話します。
たとえば現行の最低料金の730円でも運転手さんに申し訳なく思うお客さんが多いので、距離を伸ばす代わりに初乗りを1000円にする。さらに、小銭単位でのやり取りに時間がかかるので100円単位でのメーター上昇と、クレジットカード・電子マネーの義務付けもしてほしい、というお話でした。
今朝の特派員は石川真紀アナウンサー。
今、使う人が個性を表せる印鑑が人気を集めているということで、ユニークな印鑑について調べました。
名前の文字の一部が猫や犬の姿になっている印鑑や写楽や葛飾北斎など浮世絵の代表作と、自分の名前を一緒に彫り込んで使える印鑑、アニメやゲームのキャラクターをあしらった印鑑など様々な種類がありました。
夏野さんは放送中に気になった印鑑を注文していました。
みなさんもユニークな印鑑を使ってご自分をプロデュースしてみてはいかがでしょうか。
エンタメいまのうちは国内外から大きな反響を集め、遂に待望の書籍化となった『東京下町百景』をご紹介。
ゲストはイラストレーターのつちもちしんじさんです。
『東京下町百景』はつちもちさんが大好きな歌川広重の「名所江戸百景」をモチーフに、東京に今なお残る下町の風景を切り取った一冊。
谷中銀座の階段「夕焼けだんだん」からはじまり、古い喫茶店や銭湯、遊園地、築地場外市場や湯島天神、文化放送の近所だと東京タワーや増上寺も描かれています。
つちもちさんは東京も百景で終わりではなく、2020年の東京オリンピックを境に色んな景色が変わると思うので、その前の様子をたくさん残したいと話しておられました。
『東京下町百景』(税別1500円)はシカク出版より発売されています。
また来年は展示会もやる予定ということです。
詳細はつちもちしんじさんのHPをご確認ください。
♪本日の楽曲
「路標(みちしるべ)」 青葉市子
今週もお聴きいただきありがとうございました。
来週もぜひお聴きください。