みなさんこんにちは。福井謙二グッモニです。
きょうのコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さん。
「パク大統領への国民の怒りから考える、窮屈な韓国社会」というテーマでお話をうかがいました。
藤吉さんは先週のグッモニ終了後から金曜日の夜までソウルに滞在。
ソウル市長、大学の先生、タクシー運転手、主婦など様々な人に会って話を聞き、国民の怒りがどのようなものかを伝えていただきました。
韓国では機会が平等ではなく、世襲がまかりとおる一方で若い人が就職できていないといいます。
藤吉さんは今回、シンポジウムで「日本の地域おこし」について話をするために韓国へ行ったのですが、日本では若い人が田舎に行って地域の人々と協力して町のために汗をかくという生き方があることに韓国の人たちは驚いていたそうです。
韓国では都会で一旗揚げることが称賛され、田舎に帰るのは負けた人間だといわれるそうです。
しかし幸せの物差しは人それぞれ、成功か失敗かをひとつの価値観でしか測れない社会というのは、生き方の選択肢が狭まって、非常に窮屈な社会ではないかというお話でした。
今朝の特派員は八木菜緒アナウンサー。
今話題の映画『この世界の片隅に』について調べました。
この作品は広島県出身のこうの史代さんの漫画が原作で、戦時下に広島市内から見知らぬ呉市に嫁いだ少女の日々の営みを丹念に綴ったお話です。
少ない上映館で始まった映画ですが、人気を受けて上映が急速に拡大中だといいます。
水谷さんもお子さんと一緒に観に行ったそうです。
実は八木さん、この作品で"声優デビュー"をしています。
役どころは、物語のクライマックスで広島に原爆が投下される直前にラジオから流れるアナウンサーの声。
この時期、前後2か月だけ、広島放送局は女性アナウンサーが放送していたという史実が残っていることから、八木さんが演じたのだといいます。
また、この作品は「クラウドファンディング」で製作費を集めたことでも話題になりました。
目標は1000万円でしたが、開始して1日経たずに約1500万円に到達。
出資してくださった皆さんの名前は全員、キャスト・スタッフとともにエンドロールとパンフレットに掲載されています。
注目の映画、皆さんもぜひご覧ください。
エンタメいまのうちは世界中のトランプが大集合しました。
トランプはトランプでもアメリカのトランプさんではなく、私たちもよく知っているトランプ。
遊び心のあるカードゲームの方です。
ゲストは「トランプとタロットのコレクション保有率が世界一」のニチユー株式会社 代表取締役の中川栄利子さんです。
放送ではトランプについて詳しいお話を伺いました。
詳細はradikoのタイムフリー機能や本日更新のPodcastをお聞きください。
また、今日はニチユーが扱っているトランプをスタジオまでお持ちいただきました。
ニチユーで取り扱われている中でおそらく一番高額なトランプ。
10万円ほどするといいます。
東ドイツで作られたトランプ。
重ねると周りが金色なことがわかります。もちろん今では作られていません。
世界のトランプに興味を持たれた方は、ニチユーのオンラインショップ「ペンタクル」をチェックして下さい。
また、ニチユーの商品を展示・販売する「世界のトランプ・タロット展」を全国の書店などで常に開催しています。
関東では現在、書泉グランデなどで開催中です。
是非行ってみてください。
♪本日の楽曲
「美しく燃える森」 東京スカパラダイスオーケストラ
明日の放送もお楽しみに!!