みなさんこんにちは。 福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは、ノンフィクション作家の森功さん。
先月、「農業」「人材」「医療介護」「投資」など分野ごとに分科会をつくり、成長戦略を練り上げる「規制改革推進会議」が始まりました。
政府は様々な「国家戦略特区」を認定していますが、同時に大きな税金が投じられています。
森さんは現状はお題目だけで、なかなか決め手に欠けると話します。
そして、中でも森さんが気になったのは千葉県成田市に新設される国際医療福祉大学の医学部。
国際医療福祉大学は新興医療機関であり、なおかつ国際先端医療の医師養成という旗印を掲げ、成田市と医療特区申請を行いました。
しかし、医学界では2024年以降、医師が余ると言われており、今さら新たな医学部をつくる必要があるのかという疑問があります。実際、全国の医学部では医師余りに備えて2018年から入学調整をしていく傾向にあるそうです。
さらに、そもそも再生医療などの先端分野は、東京大学や京都大学のような古くからある国立大学が主流となっている中、新設の私立大学がどこまでキャッチアップできるのかという疑問も。
医師の養成や医学部の新設には多額の費用がかかります。
特区である以上、国の補助金や成田市の助成金、つまり税金を使うことになりますが、本当にそれでいいのか、そこを見極める必要があるのではないかというお話でした。
今朝の特派員は砂山圭大郎アナウンサー。
東京で増え続けているハクビシンについて調べました。
ハクビシンとはジャコウネコ科の動物で、体長1メートル前後で、体重は3kgほど
鼻筋には白いラインが通っていて、鼻はピンク色。
夜行性で、基本的には雑食。
カワイイ見た目とは裏腹に気性はとても荒く、人にかみつくこともあると言います。
日本には、昭和20年頃に、台湾などから毛皮を取るために持ち込まれたと言われていて、農林水産省の調査では、現在、大阪、鳥取、大分、沖縄を除く、43都道府県で確認されています。
そんなハクビシン、かみつかれるより怖いのは「病気」
媒介する感染症には2000年頃に流行したSARSやE型肝炎、サルモネラ症などがあります。
さらに困ったことにハクビシンの捕獲や駆除は鳥獣保護法で禁じられていて、都の許可を受けた業者しか捕獲・駆除ができません。
そのため、東京都では2013年からハクビシンの防除計画を策定。
東京23区内では、渋谷など13区が、専門業者を紹介するなどしています。
(駆除の価格目安は、15800円~)
また、ハクビシンが増えている要因には東京の空き家問題も関係しています。
皆さんもハクビシンを見かけたら、自分で駆除しようとせず、役所に相談しましょう。
エンタメいまのうち、何やら福井さんの後ろにある物に布がかけられています。いったい何でしょうか?
福井さんも中身が気になっているようです。
布をめくると精巧なクラシックカーの模型(ベントレー)が!!
6分の1スケールの大きさで細部まで精密に作りこまれています。
驚くことに、この模型、ほぼ全て粘土で作られているのです。
そして今日のゲストはこちらのクラシックカー模型を作った熊田憲明さん。
熊田さんは元々中学校で美術を教えており、教材として粘土を使用していました。
そこで生徒にお手本を作って見せていたのが高じて、好きな古い自動車を作るようになったといいます。
水谷さんも模型にさわるため席を移動。
他にも放送では参考にした車の写真や、熊田さん自ら書いた設計図をお持ちいただき、お話を伺いました。
熊田さんのアトリエは埼玉県の川越市にあります。
実物を見たいという方は、
熊田さんのホームページを通して事前にご連絡をお取りください。
♪本日の楽曲
「のりこえるの歌」 真心ブラザーズ
明日の放送もお楽しみに!!