みなさんこんにちは。福井謙二グッモニです。
きょうのコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さん。
全国学力テストで全国の地域差が縮まる中、大阪が順位を下げた理由から考える"教員の質"についてお話を伺いました。
先月29日、文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に実施した2016年度の全国学力テストの結果を公表。
全国平均で見た場合、学力差が年々縮まっていて、学力の底上げが進んでいることがわかりました。
順位は1位から福井県、石川県、秋田県と日本海側が強く、最下位は沖縄県、そして下から大阪、和歌山、滋賀県、北海道となっており、上位常連県の福井県や秋田県の学校を視察してやり方を取り入れた高知県などが平均点を挙げています。
大阪府は学力が回復基調にあったにもかかわらず、今回は順位を下げ、無回答率も全体的に上昇しました。
この理由について「教員の質」が上がらないからだと藤吉さんは話します。
2008年、橋下知事が教育委員会に外部から人を入れ、家庭学習を徹底させました。
結果、成績は徐々に上がっていきましたが、その後の政治主導の教育改革で教師をクビにする仕組みが作られ、教育委員会と橋下知事が対立し頓挫。
さらに、教員のなり手がいないため、なかなかいい先生が集まらず、「教員の質」を上げにくい環境になっているのです。
福井県の教育現場と対比させながら、どうすれば学力は上がるのかについてお話しいただきました。
今朝の特派員は西川文野アナウンサー。
日本人ノーベル賞受賞に注目しました。
大隅良典さんのノーベル医学・生理学賞受賞が昨日、発表されました。
これで日本人ノーベル賞受賞は3年連続で、アメリカ国籍を取得した日本人を含めると25人になりました。
本日4日が物理学賞、5日が化学賞、7日が平和賞と続き、10日に経済学賞が発表されます。
また、文学賞の日程は明らかにされていませんが、13日頃になると見られています。
放送ではノーベル賞にまつわる豆知識をあれこれ紹介。
水谷さんの息子さんもプログラミングも学んでいるとのことで、ノーベル賞自然科学分野の最年少受賞記録を目指せるかもしれません。
日本人のノーベル賞受賞、今年も来年もどんどん期待しちゃいましょう。
エンタメいまのうちは2017年の変り種カレンダーをご紹介。
実は翌年のカレンダー商戦のヤマ場はまさにこの時季。
人気のあるカレンダーは、年末に買おうと思っても、もう完売しているということもあります。
雑学や言葉の由来などがびっしりと書かれているお勉強シリーズや
貯金箱としての機能も備えた立体カレンダーなどがスタジオに。
そしてこちらは驚きのロシア大統領 ウラジーミル・プーチン氏の写真集タイプのカレンダーです。
今年からロフトでのみ売られており、ネットストアでは一時入荷待ちになるなどの売れ行きだといいます。
また、今年も10月29日、30日に浜祭に先立ち、文化放送のアナウンサーカレンダー2017も販売されます。
気になったカレンダーを売り切れになる前に購入してみてはいかがでしょうか。
♪本日の楽曲
「実りの季節」 おおはた雄一
明日の放送もお楽しみに!!