みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは現代ビジネスゼネラルマネージャーの瀬尾傑さん。
先月21日、鹿児島県志布志市がふるさと納税の宣伝として、返礼品のウナギを、水着姿の少女に擬人化した動画をインターネットに公開したところ、性差別ではないかと批判が殺到。5日後の26日に動画は削除されました。
この騒動の背景には、全国の自治体の間での「ふるさと納税」の熾烈な奪い合いがあったとみられています。
志布志市は去年6月に「返礼品制度」を導入後ふるさと納税の寄付額が急増、前年度の「140倍以上」の7億4000万円にも達していました。
この騒動、海外では日本以上に反応が厳しく、フランスのAFP通信や、イギリスのガーディアン紙でも批判的に取り上げられており、『日本はまだ女性の社会進出が遅れているからだ』と批判するメディアもありました。
瀬尾さんは、こうしたきわどいものでも話題になればいいという軽い考えがあったのではないかと話します。
また、最近では元フジテレビのアナウンサー長谷川豊氏も、人工透析治療に対する主張を述べた自身のブログが猛批判を浴び、テレビ番組を降板することになりました。
ネットでも放送でも発言で他人を傷つける可能性を持つ点では同じで、ネットだからと言って許されるわけではありません。この自覚が発信する側には求められるというお話でした。
今朝の特派員は小尾渚沙アナウンサー。
働き方改革が国会で議論されている中、先生たちの間から「部活がつらい」というセリフが聞かれるようになっています。
教員たちの一部からは、部活動の顧問を引き受けるかどうかの選択権を求める署名活動も行われ、文部科学省も負担軽減策を打ち出す事態にまで発展しています。
そこで、今日は通称「ブラック部活」の実情と課題について調べました。
日本の教員の労働時間は国際比較でみてもワースト1位なのだそうです。。
部活動の指導・監督に当たる担当者を、学校教員でなく、外部の専門家に委託するアウトソーシングを求める声も多く、社会全体で考えるべき分岐点に差し掛かっているとのことでした。
エンタメいまのうちは、「江戸べっ甲」をご紹介。
ゲストは両国で三代続く、江戸べっ甲職人の三代目、(株)「磯貝べっ甲専門店」専務取締役の磯貝英之さんです。
そして、スタジオまで高価なべっ甲製品を持ってきていただきました。
昔からある、かんざしや帯留め。ネックレスやブローチなど沢山あります。
水谷さんが持っているのは持ってきていただいた中で一番高額な髪留め。
黄色のべっ甲は特に希少価値が高く、値段もかなり高くなるのだといいます。
さらに実際にべっ甲づくりに使用している道具もお持ちいただきました。
親子三代にわたって使用しているそうです。
いま、若い人の間で、秋のファッションアイテムとして「べっ甲柄」が流行っているそうで、磯貝さんは「これをきっかけに本物のべっ甲にもいつか触れてもらいたい」と話していました。
♪本日の楽曲
「君の瞳に恋してる」 Boys Town Gang
今週もよろしくお願いいたします。
明日の放送もお楽しみに。