みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
[「若者のモノ離れ。"買わずに済ます生活"が加速!!」というテーマでお話を伺いました。
モノの所有にこだわらず、移動手段は、マイカーでもタクシーでもなく、自宅近所で時間単位でコンパクトカーを借りる「カーシェアリング」。
そのような若者の「モノ離れ」による消費の停滞に、経済界は懸念を強めているそうです。
このことについて夏野さんは、車をはじめ、レンタルや共有で済むものは購入せずに済ませる「シェアリングエコノミー」はすでに欧米では浸透していて、その概念が日本でも台頭してきたということではないかと言います。
その証拠に、カーシェアリングサービスを展開する「パーク24」は会員数が4年前に比べ、5.3倍になっていたり、アメリカの配車サービス「ウーバーテクノロジーズ」や民泊仲介の「エアビーアンドビー」など、アメリカで先行したサービスも日本市場にも着実に浸透してきています。
その一方で売れているモノも。デザイン性の高い家電を手掛けるベンチャー企業「バルミューダ」の高価なトースターが若者を中心に売れています。
このトースターは「驚くほど美味しいトーストができる」という新しい価値があるのです。
今後はモノだけでなく、パッケージや量、サービスなどでも新しい価値がどんどん出てきます。
昔のように買う量が少なくなるから消費が縮小するのではなく、どんどんお客さんのニーズにあったものを作り、上手にパッケージングしていくことが重要になっていくというお話でした。
今朝の特派員は八木菜緒アナウンサー。
VRを使った新サービス、「スポットメッセージ」について調べました。
「スポットメッセージ」は今年大ヒットしたスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」で使われているGPS(=位置情報)とAR(=拡張現実)の技術を活用した日本初のサービスで、ポケモンが駅や公園などに出現するように、故人、つまり亡くなった人が、指定された思い出の場所に現れるというもの。
また、姿を現すだけでなく、動画でメッセージを遺すこともできます。
この「スポットメッセージ」は亡くなった人に限らず、「特定の場所でだけで再生できるメッセージ」として、"初デートの場所でプロポーズ"などのさまざまな活用法ができるとのことで色々な業界が注目しているとのことです。
「僕はマツダスタジアムに、カープのユニフォーム姿で現れたいね」と福井さん。
新しいお墓参りの形としてリリースされた「スポットメッセージ」ですが、使い方は色々。可能性は無限大ですね。
「スポットメッセージ」は現在、Android版は配信済みですが、iPhone用などは9月中旬ごろ配信予定だということです。
エンタメいまのうちは世界が驚く清潔な新幹線を支える「魔法のホウキ」をご紹介しました。
ゲストは株式会社パワーテクノの顧問・太田雅彦さん、営業部の武内美夫さんです。
魔法のホウキの正式名称は「水分探知機付・座席払い箒」。
箒としての機能だけではなく、椅子が湿っていたときは赤いランプが点灯し、ブザーが鳴ります。
そして、放送では実際に「魔法のホウキ」がどのくらい凄いのかを体験しました。
この「魔法のホウキ」は新幹線の他に私鉄やコンサートホールでも使用されているそうです。
個人でも料理教室や塾などを経営している人が購入しています。
お値段は18333円です。
詳細は「株式会社パワーテクノ」のHPをチェック。購入したい、貸し出してほしいという人は連絡してみてはいかがでしょうか。
♪本日の楽曲
「スカーレット」 スピッツ
今週もお聞きいただきありがとうございました。
来週もぜひお聞きください。