みなさんこんにちは。福井謙二グッモニです。
きょうのコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さん。
「天皇陛下のお言葉をきっかけに考える高齢化社会」についてお話を伺いました。
生前退位の意向を持たれている天皇陛下は昨日、象徴としての務めに関するお気持ちをビデオメッセージで表明。
高齢に伴う「身体の衰え」を考慮し、「全身全霊をもって務めを果たしていくことが難しくなるのではないかと案じている」との思いを明らかにした上で、高齢化への対処の仕方として、公務を限りなく縮小していくことには「無理があるだろう」との考えを示されました。
2011年11月に天皇陛下がマイコプラズマ肺炎にかかられた際、秋篠宮親王殿下が「定年制」について言及。
また、陛下自身もそのころ、天皇が病気になったらどうすべきか大正天皇の例などをお調べになっていたといいます。
また、藤吉さんの取材では皇太子殿下も「定年」について言及されていたそうです。
このことから、藤吉さんは高齢化社会の日本全体で定年についてあらためて考え直すときかもしれないと話します。
日本では22歳までを「学校」、22~65歳までを「会社」、それ以降を「地域」と年齢によって一律に輪切りで考えます。
しかし、この考え方では無理があります。
欧米ではこのような輪切りではなく「同時並行」でバランスよく色々なことをやる考え方が提唱されていて、20~30代で学校に通う人や地域人になったりするもいるといいます。
これからはそのような年齢にとらわれない柔軟な考えも必要なのではないかというお話でした。
今朝の特派員は小尾渚沙アナウンサー。
お盆といえば、怪談話や肝だめし。
恐怖!真夏の心霊ツアーについて調べました。
はとバスの「怪談クルーズツアー」や「タクシーで行く、心霊スポット巡礼ツアー」などをご紹介。
福井さん「タクシーは怖いよね...」
小尾さんのおすすめ、オビワンはタクシー会社の三和交通のツアーの中でも最も怖いレベル「インフェルノ」
抽選は7月8日に終わってしまいましたが、倍率は10倍以上だったそうです。
来年チャレンジするか、身近に当たった人がいれば1台4人まで乗れるので、交渉してみてください。
皆さんも夏にしかできない体験をしてみてくださいね。
エンタメいまのうちはビール注ぎの達人に本当に美味しいビールの注ぎ方について教えてもらいました。
ゲストは新橋のビアホールレストラン「BIERREISE'98」のマスター、松尾光平さんです。
松尾さんは高校生の時、たまたまアルバイトで入ったビアホールが伝説的なお店で、しかも、伝説的なビアマイスターがいたため、高校卒業後もそのビアホールで本格的に働き、その後独立。
師匠の技術とご自身の創意工夫を合わせて、美味しいビールを追及されています。
放送では福井さんが入れたビールと松尾さんが入れたビールを飲み比べてみました。
「味が格段に柔らかい!」と福井さん。
よく泡を出さないように入れる人がいますが、ビールは泡を出した方がいいと松尾さんは話します。
そのため、グラスを瓶に近づけて斜めにする必要もないそうです。
他にもコツがありますが、それは本日のPodcastをお聞きください。
松尾さんの入れたビールを飲みたくなったという人は新橋にある松尾さんがマスターのお店、「BIERREISE'98」までお越しください。
場所は新橋駅からすぐです。
♪本日の楽曲
「夕涼み」 松任谷由美
明日の放送もお楽しみに。