みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
「破綻から10年。年収300万円台の夕張市の市長」についてお話を伺いました。
かつては炭鉱の街として栄え、およそ12万人が暮らした北海道夕張市ですが、10年前の2006年6月20日、353億円の巨額赤字を抱えて財政破綻を表明しました。
市長の鈴木直道さんは18歳の時に都庁に入庁、2008年夕張市に派遣となり、2010年に都庁退職、翌年夕張市長に当選し、現在2期目。市長の報酬は7割カットで、月額25万9000円。年収300万円台で頑張っていることになります。
夕張市の市税収入は8億円しかありません。そんな中、昨年度末時点で財政再生計画の予定通り95億円を返済しています。
しかし、計画通り借金返済はできた一方、若い世代を中心に人口が3割減少するなど、大きな"副作用"には悩んでいます。
その"副作用"を踏まえて、鈴木市長は地方創生のための「地方版総合戦略」の策定にあたり、高校生もメンバーに加えて、夕張市の再生に取り組んでいます。
「夕張市の魅力は『課題』があること。課題の背景を共有し、関心を持って関わってくれる『関わり人口』を増やすことが、課題解決の道だ」と鈴木市長は話しているそうです。
夏野さんは「こういう人にこそ都知事候補になってもらいたい」とコメントしていました。
今朝の特派員は八木菜緒アナウンサー
夏休み直前で、お休みの計画を立て始めているご家族もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今日は「成りきり職業体験」という体験をご紹介。
職業体験というと「キッザニア」や「カンドゥー」などの体験施設が有名ですが、今回紹介するのは、実際の企業や団体が主催する本格的な職業体験。
京王電鉄や京成電鉄などの首都圏の鉄道各社では、今年一斉に夏休みの体験イベントを開催。
また現在、宇宙飛行士・大西卓哉さんのソユーズ搭乗で話題となっていますが、子供でも、宇宙飛行士が体験できる施設も人気です。
水谷さんは今年の夏休みの予定はすでに決定しているとのこと。
「実況といえば福井さん、福井さんといえば実況」ということで、
八木さんは声のやりとりだけで絵を完成していく宇宙飛行士の訓練を福井さんにおすすめしていました。
みなさんもなりきり職業体験でこの夏を過ごしてみてはいかがでしょうか。
エンタメいまのうちでは、ひとりキャンプのすすめをご紹介。
ゲストはイラストレーターでキャンプコーディネーターのこいしゆうかさんです。
こいしさんが推奨する「ひとりキャンプ」は自然の中に身を置き、非日常を味わうために行うもの。
キャンプ場にテントを張り、誰とも喋らず、ずっと一人でいる時間もあるため、決してアウトドアではない!とのことです。
こいしさんはこの7~8年で1000泊以上しており、大島や式根島、神津島などの東京の島によく行くそうです。
福井さん「女性一人でキャンプって危ないのでは?」と質問。
こいしさんは危険だとは感じたことはなく、
逆に人が多いほうが、盗難などの危険性もあるので、人が多いから安全とは言えないようです。
さらに今日はこいしさんに1泊2日のキャンプに行く際に、実際に持って行っているカバンと
こいしさんが提案した一人用クッカーの「miniおそとパン」を持ってきていただきました。
もし一人キャンプがしたいという場合は、こいしゆうかさんのHPをチェックしてください。
初の単行本『キャンプ、できちゃいました。』やオリジナルテント『PANDA』などの情報も載っています。
みなさんも「ひとりキャンプ」やってみてくださいね。
♪本日の楽曲
「君の瞳に恋してる」 ボーイズタウンギャング
今週もお聴きいただきありがとうございました。
また来週もよろしくお願いします!