みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。
待機児童問題で知っておきたいことについてお話を伺いました。
山口さんは待機児童問題には2つの課題があると話します。
1つは待機児童が多い=ニーズがたくさんあるのに、なぜ民間企業の参入が進んでいかないのか?ということ。
もう1つは働く女性たちを離職させないためにはどうすればいいのか? ということです。
女性の社会進出が進む一方、子供の数は年々減っているので、お金をかけて保育園などの施設をつくったところで、将来にわたりニーズがあり続ける保証はないため、なかなか民間企業も参入しようとはしません。
つまり「保育園を作りなさい」といっても現実的には難しいのです。
そんな中、補助金制度が注目されています。
これは民間企業が会社の中や周辺に保育施設を作る際などに使うことができる補助金制度で、以前は1500万円ほどでしたが、今年の4月から大幅に増額されました。
大きな会社の場合は自分の会社の施設内に保育施設をつくることもできます。
中小企業の場合は地域の複数の会社で「きょうどう保育園」を会社の近くに作り、会社以外の地域の子供も受け入れることができます。
また、補助金をもらったからと言って自分の会社で全てやらなければならないかということではなく、補助金をもらい、専門の業者に委託してもよいことになっています。
このような制度を利用し、保育環境を整備すれば、働く女性たちの離職を防ぐこともできますが、残念ながらこの制度はそれほど知られていません。
待機児童をめぐる議論は、保育士の待遇改善や新たに保育園を作るためにはどうしたらいいかという方向だけで議論が進みがちです。もちろんそれもやるべきですが、一方で補助金を上手に使って、女性がたくさん働く現場にこうした施設を多く作っていくこと。
そういう全体像のデザインを政府がしっかりと策定する必要があるというお話でした。
今朝の特派員は石川真紀アナウンサー。
機内での緊急出産とドクターコールについて調べました。
ドラマや映画でおなじみ「この中に、お医者様はいらっしゃいますか?」という台詞。
こうした航空機内での緊急出産や急病人が発生した際に、医療関係者の助けを求めることを「ドクターコール」といいます。
実はこの「ドクターコール」に応じる医療関係者は実は半数にも満たないというアンケート調査結果もあります。
もし治療の結果、患者に不測の事態が起きたとしたら法的責任を問われかねないため、名乗り出るのにちゅうちょするようです。
近年議論されているのが、「善きサマリア人の法」という考え。
災難にあったり急病になったりした人など、窮地の人を救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実に、その人ができることをしたのであれば、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われないというもので、アメリカやカナダでは法制化され、施行されています。
福井さんもこの善きサマリア人の法の考え方に基づいた立法化は「当然でしょう」と話していました。
ちなみに妊婦の搭乗については、日本の航空会社では、以下のようになっています。
■JALおよびANA
出産予定日より28日以内(妊娠36週)の妊婦の搭乗は、診断書の提出が必要が条件。
7日前を過ぎると、さらに医師の道場が必要。
ただ海外のエアラインではまた規定が異なったりしますので、
妊娠中で搭乗をお考えの方は航空各社の搭乗規定を確認。
事前に医師に相談してから搭乗しましょう。
今日は5月5日 『こどもの日』ということで
エンタメいまのうちでは子どもたちと沢山お話しました。
今日、お話してくれたのは広島県の詩乃ちゃん、東京都の碧さんと桃子ちゃんです。
福井さんは子どもたちを一体何回笑わせることができたのでしょうか?
詩乃ちゃんが広島県に住んでると知り、テンションが上がる福井さん。
広島カープのファンになることをオススメしていました。
電話終了後、福井さんは「新鮮ですねーこの流れ」と楽しそう。
水谷さんのことが大好きな碧さんとのお話。
碧さん、とても喜んでいました。
水谷さんも「楽しかった。またやりましょう」と感想を話していました。
桃子ちゃんはダジャレが大好き。
福井さんと水谷さんにダジャレを披露してもらいました。
詩乃ちゃん、碧さんと桃子ちゃん、ご応募いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
このお話の詳しい内容は文化放送 ポッドキャストで配信しています。
いつもとは少し違うエンタメいまのうちをお楽しみください!
♪本日の楽曲
「おどるぽんぽこりん」E-girls
明日もお楽しみに!!