みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
今日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さん。
首都圏のマンションの価格の実態についてお話を伺いました。
マンションは土地の持ち分が少ないので実勢価格より安く評価され、低層階と実際には低い階よりも高い値段がつく高層階が同じ評価になります。
そのため相続の時に、課税される評価額は低くなるものの、実際に売れば高く売れるため節税になるとブームになりました。
これがタワマン節税です。
しかし、税制改正の動きがあるのと、逆に値段が上がりすぎて節税にならなくなり、下火になりました。
このような特別なケースだけではなく、全般的に首都圏のマンション相場の雲行きが怪しくなっているのが現状だと森さんは話します。
どのように怪しくなっているかというと大きく2つ。
1つは富裕層が投資目的でマンションを購入する動きが減ったこと。
もう1つは実際に住むためにサラリーマン層が購入する価格帯のマンションが売れ残っていることが挙げられ、
この動きが全国に波及すると不動産業界ではみているそうです。
不動産の億ションブームなども実態を見極めないといけないというお話でした。
今日の特派員は砂山圭大郎アナウンサー。
3月26日(土)に開通した東京港トンネルから中継でお届けしました。
国道357号「東京港トンネル 西行き」は品川区潮風公園付近から、大井埠頭付近までをつなぐ全長1.9キロの海底トンネルです。
お台場と大井地区をつなぐのはこれまで首都高の湾岸線のみだったことから、この「東京港トンネル」の開通で、交通渋滞が減ると期待されています。
時間も、羽田空港に行く際に一般道を使う場合、お台場~大井、羽田空港に向かうルートは臨海ルートを利用する場合に比べて5~10分ほど短縮されます。
また、高速道路しかなかった選択肢に一般道が追加されるので、お財布にも優しくなります。
福井さんも開通当日にタクシーで「東京港トンネル」を通ったそうです。
皆さんもぜひ利用してみてくださいね。
エンタメいまのうちでは「今も東京・世田谷で作られている日本刀の鍔(つば)」をご紹介。
ゲストは現代鍔工房 隆剣 山崎隆司さんです。
スタジオには沢山の鍔を持ってきていただきました。
中には剣豪 宮本武蔵や柳生家が使ったデザインの鍔も。
鍔と刀はスーツとネクタイのような関係。
遊びに行くときは粋なもの。
お城に上がるときは地味なもの。とお侍さんは一振りの日本刀に対して多くの鍔を持っていたといいます。
山崎さんの説明に感嘆する水谷さん。
山崎さんの鍔を熱心に見る福井さん
山崎さんの工房には400種類以上のデザインがあり、ホームページで公開しています。
最近では若い女性も日本刀ブームで来店され、マンガの鍔の図柄で制作してほしいという依頼があったそうです。
お値段は1万8千円~3万円ぐらい。
実際に見て購入したい、注文したいという方は前日まで事前に連絡をすれば見せてもらうことができます。
詳細は現代鍔工房 隆剣 のホームページをご覧ください。
♪本日の楽曲
「この街で」 新井満
昨日からポッドキャストの配信もスタートしました。
聴き逃した!もう一度聴きたいという方、ぜひ聞いてくださいね。
明日もお楽しみに!!!