みなさんこんにちは。 福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さん。
「違法カジノの歴史」についてお話を伺いました。
バドミントン男子のオリンピック代表選手が違法カジノ店で賭博をしていた問題で、昨日、新たに現役日本代表選手1人の違法カジノ店への出入りが判明し、処分が下されました。
日本で裏カジノが流行りだしたのはバブル経済崩壊以降。
裏カジノと風俗営業適正化法で許されているカジノバーの違いは、チップと現金の交換ができるかどうかです
裏カジノは刑法の第185条と第186条で禁じられていますが、どちらも垣根がなく、カジノバーの裏で裏カジノを経営していることも少なくなかったそうです。
裏カジノは次々と摘発され、警察の取り締まりが厳格になりましたが、イタチゴッコに。
さらに情報を入手するため警察を抱き込んでの汚職事件にも発展したこともありました。
20年以上も経過した現在も、違法カジノの営業は続いているのです。
また、昨今の裏カジノ事情と言えば、アフリカや中南米あたりの駐日大使館で営業するケースもあると森さんは話します。
そんなところに出入りしていれば、暴力団と知り合いになり脅される可能性も増えます。決して甘く考えてはいけません。
今朝の特派員は砂山圭大郎アナウンサー
「進化する『迷惑メール』の最新版と対策」について調べました。
総務省の統計によると、国内で飛び交っているメール全体のおよそ60%が「迷惑メール」。
特に新生活が始まっているこの時期、中高生などは、「新しく携帯電話やスマートフォンを持ち始めた」という人も多いと思われます。
そういう"迷惑メールに耐性のない人達"が詐欺に引っかかりやすくなっています。
そもそも迷惑メールとは、受け取る人の意思にかかわらず、勝手に送りつけられてくるメールのこと。
お金や個人情報をだまし取ろうとする、詐欺目的の架空請求メール、有名企業を名乗るなりすましメールなどが多いです。
放送では大手通販サイト「Amazon」を装った迷惑メールをご紹介。
パッと見て気づけない、巧妙なものです。
インターネット上でも、「これは分からない」「騙される!」といった声も多数ありました。
このような迷惑メール対策で覚えておきたいのは3つ。
① とにかくメールを開かない(心当たりがない相手からのメールは無視・削除)
② メールに記載されているリンクをクリックしない。
③ 電話番号、ID、パスワードなどを入力しない
万が一、トラブルに巻き込まれたときは「国民生活センター」や、全国にある「消費生活センター」、「迷惑メール相談センター」にご相談ください。
トラブル別の詳しい対応については、2016年版対策ブックを「迷惑メール相談センター」のHPで無料ダウンロードできます。
そして大規模な震災発生後にも、災害に便乗した詐欺目的の迷惑メールが多くなります。
皆さんもお気をつけください。
エンタメいまのうちは「手放してみたらどうなるの?生活の新常識!」をご紹介。
ゲストはアフロヘアーがトレードマーク!元・朝日新聞編集委員の稲垣えみ子さんです。
稲垣さんは東日本大震災を契機に節電体験をコラムに綴り、電気料200円生活が話題になりました。
現在はガスも契約しておらず、ガスはカセットコンロを使用しています。
稲垣さんは震災・原発事故をきっかけに「原発がない暮らしってどんなのだろう?」と思い、電気代をへらしてみようと行動した結果、今の生活になったといいます。
また、備蓄についても、「常に想定を超えてくるのが災害」なので、
いくら準備を行っても、「これで十分!」というのは難しい。
むしろモノがなくても暮らせるように生活を慣らしておくべきではと発想の転換を提案。
何か一つでも1日でもいいからやめてみる、必要かどうか考えてみるのもいいのではないか。
何かをやめてみることで、逆に得るものもあるというお話でした。
みなさんもこの機会に今の生活について、考えてみてはいかがでしょうか?
♪本日の楽曲
「あすという日が」 夏川りみ
明日もお楽しみに!!!