みなさんこんにちは。福井謙二グッモニです。
きょうのコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さん。
『都会で地震が起きた場合のシミュレーション』についてお話を伺いました。
東京都は東日本大震災後に全事業者に対して従業員の食糧と水を3日分、備蓄するよう義務付けていますが、都会で地震が起きた場合は、人の多さや都会の特徴から想定していなかった二次災害が起きる可能性もあるといいます。
人間が生きるために必要なのは「食べる」「寝るスペース」「排泄」の3つ。
しかし、東京などの都会で大きな震災が起きた場合、これらを確保することは難しいそうです。
東日本大震災の後、藤吉さんが関わっていたシンクタンクが、首都が大きな地震に見舞われた時のシュミレーションをした結果、いくつも問題が出てきました
まずは火災旋風。炎の竜巻です。
関東大震災でも起きていますが、実はそのメカニズムは解明されていません。
この火災旋風は火事を起こさないことで防ぐことしかない藤吉さんは話します。
また食糧に関しても、備蓄とはいっても実際には業者頼みで、被災者に届かない可能性があります。
都心には800万人の人がいるので、食料を配給するのは不可能に近いのです。
そして、排泄に関しての問題点は、東京では東に行けばいくほど断水率が高くなると予測されていること。
それに伴い、国交省がマンホールトイレを普及させようとしています。
マンホールトイレとはマンホールの上に簡易トイレを乗せ、下水道管路を直接トイレとするもの。
水洗便所がなくても排泄ができるようになりますが、こちらもまだ数は足りていません。
このような現状認識が広まっていけば、いざという時の備えや心構えもできるのではというお話でした。
今朝の特派員は小尾渚沙アナウンサー
今日から通年公開になる「迎賓館 赤坂離宮」について調べていただきました。
「迎賓館 赤坂離宮」とは港区元赤坂にある、日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋建築物で、明治42年に建設されました。
これまで、エリザベス女王、ゴルバチョフ書記長、オバマ大統領など、世界各国の国王、大統領、首脳などの国賓や公賓が宿泊し、歓迎行事や首脳会談、国際会議の舞台となり、平成21年に明治以降の建造物として初めて国宝に指定されました。
過去には国会図書館や東京オリンピック組織委員会にも使用されたこともあるそうです。
これまでは毎年夏の10日間のみ一般公開されていました。
そんな「迎賓館 赤坂離宮」における小尾アナのおすすめは今回初めて公開される和風別館『游心亭』。
「日本らしいもてなしを行う施設」として、国賓や公賓の会食や茶会で使用されました。
ガイドツアー形式で1日6区分、各回20名ずつ見学できます。
1度に4名まで申し込める、インターネット応募による事前申込制になっています
事前の申し込みの受け付けについては内閣府のサイトをご確認ください。
皆さんもゴールデンウィークには「迎賓館」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
エンタメいまのうち、今朝は「"すごい家事"の新常識」ということで、テレビなどで"家事えもん"として大人気の松橋周太呂さんにお越しいただきました。
松橋さんは去年12月、ワニブックスから『すごい家事』という本を発売。
現在25万部を超えるベストセラーになっています。
今日は『すごい家事』で取り上げられている便利なアイテムを紹介していただきました。
家事えもんに対抗してフクえもんで商品を紹介する福井さん
また、他にも家事についての疑問・質問を答えていただきました。
みなさんも『すごい家事』と便利な家事グッズを使って、家事を極めてみてはいかがでしょうか
♪本日の楽曲
「我がよき友よ」 かまやつひろし
明日もお楽しみに!!