福井謙二グッモニ 3月4日(金) 第764回

みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。

本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。

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本日は『大人顔負けの今の小学生の忙しさ』についてお話を伺いました。

2020年度から小学5、6年生は正式科目として「英語」を学ぶことが決まっていて、授業時間も増えますが、時間割は既にパンパンだといいます。

これに対して文部科学省は英語の授業時間の確保案を提示しましたが、最終的には各学校に任せるという結論になりました。

すでに総合学習の時間も増えてきており、経営者を招いたり、模擬店の出店体験をしたりしている学校もあるそうです。

「このような機会を増やすのはいいが、これにさらに家庭での習い事などが加わると大人より忙しいのでは」と心配する夏野さん。「優先順位を考え、バランスをとっていく必要がある」とのことでした。


今朝の特派員は日本盲人マラソン協会の鈴木邦雄さんです。

毎週金曜日、このコーナーでは、障がい者スポーツのすそ野拡大の動きを取り上げていますが、今回は視覚障がい者のランニングには欠かせない伴走者にスポットを当てました。

視覚障がい者にとって、短いロープをつないで一緒に端いてくれる伴走者は目や杖の役割を果たしてくれる重要な存在です。
鈴木さんは30年間にわたって、視覚障がい者の伴走者を務めてきました。

放送では先月、鈴木さんが講師となり、東京都障がい者スポーツセンターで開催された研修会の様子も聴きながら、
伴走の初心者が冒しやすいミス、鈴木さんの長い伴走経験を通じての楽しさ、喜びについてお話していただきました。

エンタメいまのうちでは、新入社員に読ませたい1冊。「ホステス心得帖」をご紹介。

「ホステス心得帖」は大阪の北新地の飲食店、およそ430店が加盟する「北新地 社交料飲協会」が昨年11月に出版し、話題となりました。

ご紹介いただいたのは北新地 社交料飲協会 理事長の東司興一さんです。

そもそも「ホステス心得帖」はバブル景気前、増え続ける北新地の飲食店に当時の協会理事長だった故・岡田一男さんが接客ノウハウを伝えたいと書かれたもので、現・協会常務理事から相談を受けて、35年ぶりに復刊しました。

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スタジオにも一冊お送りいただきました。

「美しさの度合いと個性」、「お客様との対応」、「飲み方と飲ませ方」、「座持ちのテクニック」、「同僚からの評判」、「お客様との私的交際」、「貴方自身の私生活」、「経済生活の設計」、「プロとしての資格」、「べからず集33カ条」という10項目に分かれており、福井さん、水谷さんも納得jしたり、耳が痛かったりする内容が書かれていました。

また、店を訪れ、これを見た中小企業の経営者や企業の幹部から「営業の基本姿勢に通ずるものがある。うちの営業マンに読ませたい」「新入社員研修で使いたい」などの反響がすごいのだとか。


この「ホステス心得帖」は非売品。
北新地の加盟店にお越しいただき、従業員に尋ねてもらえば、現物を手に入れられる可能性があるかもしれないとのこと。
また「北新地 社交料飲協会 HP」でダウンロードして読むこともできるということです。
皆さん、ぜひご覧ください。


♪本日の楽曲
「The Gift of Love」 Bette Midler

来週もお楽しみに!!!!!

グッモニ 2016年3月 4日
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