みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
会長だった父親の大塚勝久さんの娘で社長の久美子さんが経営権を巡り、株主総会で激突した「大塚家具騒動」から一年。
この騒動を振り返っていただきました。
騒動の後、久美子社長は主力店舗の改装などで、「入りやすい店舗」への転換を実行し、大塚家具の再生に取り組んでいます。
また、久美子社長体制では取締役の過半数が社外取締役になるなど、「ワンマン経営」からの脱却を図っています。
一方、勝久会長は長男の勝之専務と共に会社を去り、「匠大塚」という新会社を設立しました。
夏野さんはこの騒動を振り返り、「上場企業は誰のものなのかということ、上場するということはどういうことなのかを真剣に考えないといけない」と話します。
日本では上場を「ゴール」としてとらえることが多いですが、上場とは名前の知らない一般株主の人から資本を提供してもらえるということに過ぎません。
その人たちにきちんとした説明をしたり、その人たちが不利益にならないように会社を経営しなければならず、上場とはゴールではなく、むしろ「スタート」。
大塚家具騒動の教訓はこのことだったはずですが、全く活かされていないという夏野さん。
以前、取り上げたクックパッドも先日、創業者で株式の4割を保有する佐野さんを執行役から解任したところ、
こんどは昨日、株主総会で社長だった穐田さんが解任される事態に。
大塚家具騒動から一年が経ってもこういうことが起こるのをみると、日本の経済界には創業者が会社の健全な発展を阻害する傾向があると痛感するというお話でした。
今朝の特派員はいま話題の五日市憲法草案の素晴らしさを歌ったCDを作成した箱崎作次さん。
基本的人権の尊重や法の下の平等など、今の日本国憲法の基本的な理念を盛り込んだ憲法草案が今から130年以上前の明治初期に作成されていました。
それが五日市憲法草案と呼ばれるもので、明治22年に大日本帝国憲法が公布されたため、陽の目を見ることはありませんでした。
五日市憲法草案の素晴らしさ、価値を一人でも多くの生徒たちや市民に知ってもらいたいと思ったのが、歌を作ったきっかけだと話します。
そして実際に、その楽曲「今、一条の光となって」を放送。
五日市憲法草案の素晴らしさ、貴重さ、この草案は過去のものではなく、今の時代を照らすものであるということをお話していただきました。
エンタメいまのうちでは、いよいよ本日プロ野球が開幕!
今年の広島カープはどうなの?ということで、"カープ芸人"としてもすっかりお馴染みになったTHE GEESEの尾関高文さんにお越しいただき、ポイントを話していただきました。
尾関さんは今年のカープの注目ポイントを3つあげてくださいました。
1つ目「ドジャースへ移籍した前田健太投手の穴をどうするか!?」
「投手がいなければ打者で!」ということで、前田投手の移籍金で獲得した打者に期待をしていると話します。
新井選手も「マエケンの抜けた穴は確かに大きいが、野手の頑張りでカバーする」と発言していますので、期待できるのではないでしょうか。
2つ目は「黒田投手・新井選手のメモリアルシーズン」であること。
黒田投手は日米通算200勝。(現在は193勝)
日米を又にかけての200勝達成は2005年の野茂英雄さん以来、2人目となります。
一方の新井選手は通算2000本安打まで29本。300本塁打まであと13本に迫っています。
記録へのカウントダウンで非常に盛り上がるのではないでしょうか。
オープン戦での新井選手の打撲に肝を冷やしたと語る福井さん。
そして、最後のポイントは...「25年ぶりのリーグ優勝!32年ぶりの日本一!!!」
昨シーズンは、開幕前に優勝候補に挙げられていましたが、結果は3年ぶりのBクラス。
今年は前評判も4位~6位を予想する人が多かったのですが...
尾関さんは本音で「間違いなくカープが優勝する!!」と熱く語ってくださいました。
カープについて激論を交わす福井さんと尾関さん。
その尾関さんの目がヤバイ!と話す水谷さん
そして、THE GEESEの尾関さんはこのたび本を出します。
3月31日に発売の『芸人と娘』(飛鳥新社)という本で、幼稚園の娘についてのツイートがイラストと新ネタ満載でまとめられています!
見かけましたら、ぜひお手に取ってみてください。
また、文化放送では今日、夕方5時50分からパ・リーグ開幕戦、埼玉西武ライオンズVSオリックスを放送いたします。
解説は山崎裕之さん、実況は松島茂アナウンサーです。
こちらもお楽しみにください。
♪本日の楽曲
「旅立ちの日に」 トワ・エ・モア
来週もお楽しみに!!!!!