みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。
今日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さん。
成長神話にとらわれた日本の家電メーカーについて物申していただきました。
長い間日本経済を支えてきた貿易黒字。その一翼を担ってきた白物家電が危機に瀕しています。
シャープが台湾企業に買収される計画がすすみ、東芝の白物家電事業も中国の家電大手に売却される見通しです。
中国は高度経済成長が行き詰まり、不動産、金融バブルが崩壊寸前であるにもかかわらず、東芝の事業を買収するということは、企業買収で成長するマネーゲームに乗り出したとみることもできると森さんは指摘します。
またその一方で、東芝の不正会計問題であらわになったのが世界を席巻してきた日本の電機メーカーの変化。
白物家電で戦えなくなった後の家電メーカーは半導体事業や原発輸出を中核とする電気インフラエンジニア部門、ブランド事業などで稼ぐ以外に選択肢はなくなってしまいました。
しかし原発は成長産業ではないため、この先の光明は見えません。
それに、そもそも原発事故を起こした日本の家電メーカーが原発を売りにしてもいいのかという議論も。
世界経済が縮小していく中、東芝の凋落は、成長ばかりを求める日本企業の限界を見せられているような気がするというお話でした。
今朝の特派員は国内のラッコの繁殖計画を取り仕切る、三重県・鳥羽水族館の石原良浩さんです。
東京・池袋のサンシャイン水族館で、1984年から30年以上にわたって人気だったラッコの展示が先月末に終わりました。
サンシャイン水族館で最後の1匹になったのは、オスのロイズという10歳のラッコ。
ロイズは繁殖のため、三重県の鳥羽水族館に移り、一般公開されています。
最盛期には全国28の施設で122匹が飼育されていたラッコですが、今では9か所で13頭までに激減し、ワシントン条約で国際取引も規制されています。
鳥羽水族館に移った後もロイズは元気で餌をよく食べ、新しいパートナーのメイとの仲も良好だといいます。
繁殖のために全国の水族館で協力して行われている努力やラッコの生態などについてうかがいました。
エンタメいまのうちでは「大宮にある日本に唯一の工場」をご紹介。
プレゼンターは文化放送 八木菜緒アナウンサーです。
八木アナが昨日見てきたのは...こちら!!
ラバーマスクです!!
福井さん:ダースモール(スターウォーズ) 水谷さん:バットマン 八木アナ:キャットウーマンのマスクを被っています。
さいたま市の大宮にある日本唯一のラバーマスク工場「オガワスタジオ」
購入するときに工場見学もさせていただけます。
ラバーマスクの値段は1000円台からマニア向けの16000円のものまで。
3000円から6000円くらいが主流だそうで、様々な種類のラバーマスクがあります。
ラバーマスクのカタログを見るダースモール福井さん
鏡で自分の姿を確認するバットマン水谷さん
また、放送では工場を案内していただいた八木原専務取締のインタビューもお届け。
最近のハロウィンの賑わいと相まって、大忙しなのだそうです。
他にもアニメキャラクターや特撮、時の人のラバーマスクもあります。
お花見の一芸披露にもピッタリです。
興味のある方はオガワスタジオのHPをご覧ください。
♪本日の楽曲
「Smile ~What a Wonderful World」 Ima
明日もお楽しみに!!!