福井謙二グッモニ 2月24日(水) 第757回

みなさん、こんにちは。福井謙二グッモニです。

今日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さんです。

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労働移動支援助成金、いわゆる「リストラ助成金」についてお話を伺いました。

労働移動支援助成金とは、会社側の都合で辞めざるを得ない人が次の就職先をみつけるまでの費用を、国が会社に渡すので、ちゃんと再就職を助けてあげて下さいという助成金制度。
現実にはこの助成金は人材派遣会社の利益になっているのが実態で、国も今後指導に乗り出します。

森さんは、そもそもこの制度自体に問題があるといいます。
もともとこの助成金の大幅拡充は人材派遣会社が提案し、人材派遣会社が儲けるといういわば我田引水の構図になっています。

最初から人材派遣会社が自分たちが儲けるための提案を安倍政権に働きかけてつくり、政権がそれを後押ししている。
運用すればするほど儲かる仕組みができているのは問題ではないか、というお話でした。


今朝の特派員は埼玉県草加市にある平塚製菓株式会社 社長 平塚正幸さんです。

平塚製菓株式会社では東京・小笠原の母島で作られたカカオを作ったチョコレートの生産プロジェクトを進めています。
チョコレートの原料となるカカオは、赤道をはさみ北緯20度から南緯20度のカカオベルトと呼ばれる地域で栽培されており、小笠原の母島はこれに近い北緯26度です。

2003年に国内でのカカオ栽培構想を立ち上げ、2006年から小笠原でカカオ栽培にチャレンジ。
今では現地で、無農薬・有機肥料にこだわる農園に栽培を委託しています。

ゆくゆくはカカオを栽培してくれる農家が増え、母島がカカオアイランドになってほしい。レモンやマンゴー、パッションマンゴーといった母島の特産品とのコラボレーションも考えているということも語ってくださいました。


エンタメいまのうちでは、いざというときのためのAEDの使い方を学びました。

社会医療社団法人順江会 江東病院 副院長 三浦邦久先生にご指導いただきました。

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三浦先生は今年も今週末に行われる東京マラソンで、過去に何人ものランナーの救命活動をされてきた実績をお持ちです。


AEDは日本語でいうと自動体外式除細動器。
人間をコンピュータとすると、固まって作動しなくなったときに電気ショックで再起動させるという働きです。


本日は東京防災救急協会のご協力でスタジオにAEDと人型を用意し、実際に体験してみました。

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ケースを開け、電源を入れます。
電極パッチを心臓を挟むように、しっかりと貼ります。

AEDのパットを付けたら、AEDの手順メッセージに従うことが重要だそうです。

電気ショックが必要な場合、誰も患者に触れていないことを確認、
生命兆候(体動やうめき声など)を認めた場合に、第一発見者は負傷者から離れることができます。
そのため、意識がない方がいれば、すぐに119番通報をすることが大事だといいます。

福井さんも、「順番をわかっていても、ちょっと躊躇してしまった」と話していました。

三浦先生はAEDに関して「迷ったら使ってほしい。AEDをすると、しなかった時の4倍の人が助かる」とおっしゃっていました。

来月3月19日(土)に江東区医師会館でAEDの講習会が開かれます。
参加費は500円。
東京防災救急協会より認定書が発行されます
受講受付は今週金曜日から
江東区医師会館(03-3649-1411)ではじまります。


♪本日の楽曲
「VOGUE」 Madonna


明日もお楽しみに!!!


グッモニ 2016年2月24日
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