皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは講談社「現代ビジネス」ゼネラルマネージャーの瀬尾傑さんです。
ニュースやジャーナリズム、ノンフィクションを中心とした新しいメディアの形とビジネスモデルを目指す瀬尾さんに、今後のメディアの在り方についてお話していただきました。
瀬尾さんは講談社で「月刊現代」「週刊現代」「FRIDAY」編集部で政治経済を中心に取材をしてこられました。2010年に創刊されたWEBメディア「現代ビジネス」の初代編集長でもあります。
雑誌メディアの力が衰え、これまで雑誌が支えてきたノンフィクションやジャーナリズムが尻すぼみになってしまうという危機感からWEBメディアを立ち上げられたそうです。
ネットの台頭によりそれまでのメディアには「売れなくなる」「信用されなくなる」という危機が迫っています。かといってネットも完全に信じられるものは少なく、いずれにしても信頼と信用の確保が大切です。
玉石混合のネットメディアの中でも瀬尾さんが認めた信頼性の高い記事を集めたのが「現代ビジネス」です。雑誌のジャーナリズムとネットの利便性を併せ持つ新しいメディアの形と言えるでしょう。瀬尾さんには来週もご出演いただきます!
今朝の特派員は「戦時下の二宮を記録する会」の相澤るつ子さんです。
太平洋戦争時、アメリカを迎え撃つための陣地が広く各地で作られていた頃の跡地があります。神奈川県二宮町では、大砲を発射することが計画されて掘られた「洞窟陣地」が今でも残されています。
これらの洞窟は「戦時下の二宮を記録する会」のメンバーが中心となって、今でも保存されています。地元の方でも存在を知られていないことが多く、これから次の世代に継承していきたいというお話でした。
エンタメいまのうちでは「ハクキンカイロ」をご紹介しました。
お話を伺ったのはハクキンカイロ株式会社の代表・的場恒夫さんです。
「ハクキンカイロ」は、ベンジンの気化ガスとプラチナ触媒を反応させて酸化熱を取り出し暖を取るカイロです。ベンジンに直接火がついていると思っている方も多いようですが、それは間違い。
徐々に気化するベンジンで、24時間暖かい。それでいて環境に優しいというエコでクリーンなこの発明品は、1923年にハクキンカイロ初代社長の的場仁市さんが考案しました。
現在では、生産数の6割が外国で売れています。特にエコや環境への意識が高いヨーロッパでは需要が高いようです。
南極観測隊やオリンピックの聖火の予備火として使われた逸話もあります。
懐かしのアイテム・・・ではなく未だ現役最前線で活躍する「ハクキンカイロ」。真鍮の輝きも美しいです。
是非おひとつ、持ってみてはいかがでしょうか?
ハクキンカイロのサイトはこちら:http://www.hakukin.co.jp/
♪本日の楽曲
「On My Mind」 Ellie Goulding
「One More Love」 LAGOON
明日もお楽しみに!