福井謙二グッモニ 12月23日(水) 第712回

皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。


本日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さんです。
『厳しい現実と向き合わない経済政策』というお話をしていただきました。

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先週、消費税の軽減税率導入が自民公明間で決着したことに続き、補正予算案が閣議決定しました。財務省幹部たちは安部官邸が進める経済政策をどう見ているのか、森さんが本音を聞いてきました。
実は消費税3%が導入された1998年、軽減税率の話は出ていましたが与党にやる気が無く廃案になってしまったと言います。やるべき時にやらないから今回のような事になる、何を今更・・・というのが財務省の本音のようです。

消費増税をしても法人税などの減税で税収は増えず、その一方で社会保障費は増大しています。
本来はアベノミクスがもたらす経済成長でその分を補填しようという話でしたが、肝心の経済成長には疑問符がつく状況です。実質は後退しているにもかかわらず、これを良いように見せて根本的な議論に入れないことが現在の問題だといいます。こんなことを繰り返していると、いつか手痛いしっぺ返しが来るのではないか。というお話でした。

今朝の特派員は福岡市の弁護士・吉村哲夫さんです。
吉村さんは福岡市を退職後に京都大学・法科大学院に進み、これまで司法修習生として勉強漬けの日々を送られてきました。そして今月15日に晴れて合格!弁護してとして66歳の再スタートを切りました。
市の職員だった頃、福祉事務所を回って法的サービスを受けられていない人たちのことをよく知っているという吉村さん。認知症の方が後見人を選べないという問題も出てきているので、そうした人たちの助けになりたいというお話でした。

エンタメいまのうちでは、『おしゃれマスク』をご紹介しました。
不織布の廉価マスクが主流の現代に、手縫いでオシャレなマスクを作り続ける会社があります。それがおしゃれマスク専門店「エストクチュール」です。
幼稚園で義務付けられるマスクの着用を嫌がる子どもたちのために、可愛くてゴワつかないマスクを作ろうというママたちの発案をきっかけに、株式会社エストが生産体制を作りました。今でもママたちの手縫いで作られていて、大変な人気商品になったそうです。
とにかく種類が豊富、可愛いものからシックなものまで何でもあります。老若男女着けられることが良いですね。
デザインだけでなく抗菌・消臭・UVカット・うるおい美容・ゴムや針金の付け替えなど機能が豊富で、まさに日本のものづくりの本領発揮。なによりも作っているのがママたちというのがスゴいです。
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オンラインショップでお求めいただけて、ひとつ800~1000円くらいとお手頃価格です。マスクでも個性を出してみてはいかがでしょうか?


エストクチュールのサイトはこちら:http://www.est-926.com/info/news_cate/info/
ミ・エストンのサイトはこちら:http://www.rakuten.co.jp/est-926/

(エストクチュールは品薄のため、ミ・エストンの方がお求めやすいそうです)

♪本日の楽曲
「Echoes In Rain」 Enya
「愛をこめて花束を (Piano ver.)」 Superfly

明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2015年12月23日
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