福井謙二グッモニ 12月17日(木) 第708回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授・中小企業サポートネットワーク「スモール・サン」主催の山口義行さんです。
今年のまとめとして『元気をくれた中小企業2015』というお話をしていただきました。

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これまで山口さんには様々な企業をご紹介いただきましたが、振り返ってみると共通していることは「元気をくれる」ということ。
昨今どこも経営が厳しい中、それでも逆風に対して工夫や連携で乗り越える、まわりを元気にする。そんな企業です。
我慢の人材育成「洗車の王国」・ビンテージマンションの価値を見直す「ヤシマ工業」・ビニールハウスを手掛ける瓦屋「GKワークス」・生コンネットワークの「長岡生コン」など

本日ご紹介いただいたのはアヒルのおもちゃを2000個浮かべた「昭和湯」。
たとえ客が少なくとも1日何十トンもの水を沸かさなければならない銭湯、昨今の経営は厳しいものです。客も年々減り、銭湯の数自体も減ってきました。
しかしそこで店を畳まずに工夫をすることで話題になり、新たな銭湯客を呼び込んで成功したのが昭和湯です。
逆境にめげずにアイディアで闘う企業には本当に元気をもらえる、というお話でした。

今週、特派員のコーナーでは2015年にニュースになった現場を福井さんが歩いています。
今年は川崎や大阪寝屋川で中学生が殺害される事件があり、子どもの安全や地域の防犯について考えさせられる年でした。
そこで福井さんが、大田区・南千束東自治会の地域防犯パトロールに密着しました。
駅の近くにも関わらず昼間でも閑静な住宅街で、子供が一人で歩くには少々心細い・・・といった様子。
空き巣被害の多発から結成された町内会防犯パトロールは地域の防犯意識を高め、犯行しづらい雰囲気を作っています。
子どもたちも防犯ブザーや笛などを持ち、他の地域に比べて被害の声が少ないそうです。他の地域にもこうした活動の広がりが求められます。

エンタメいまのうちでは「ドローン芸人」をご紹介しました。
お越しいただいたのは"ドローンを最も平和に使う男"ことドローン芸人の谷+1(たにぷらすわん)さん。

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ドローン元年ともいえるほど、今年はドローンに関する様々な発表や事件がありましたね。
今年一気に認知度を高め、社会進出してきたドローンと2年前から芸をしていたのが谷+1さん。
海外でも話題になっている一番の持ち芸が、「ドローンの投げるマシュマロを口でキャッチする」というもの。
スタジオでももちろんやってもらいました!大成功!すごい!狭いのに!
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その他にもドローンにいろんな物を投げてもらったり、湿布を貼ってもらったり、ツッコミまでやらせたことがあるのだとか。
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ドローンを操作するうえで大切なのは、安全第一であること。
今年はモラルの感じられないドローン墜落事件などもありましたが、ルールを守れば誰もが笑顔になれます。
機会があれば是非、谷+1さんのマシュマロキャッチを見てみてください!

♪本日の楽曲
「When You Wish Upon A Star」 Billy Joel

明日もお楽しみに!!!!

グッモニ 2015年12月17日
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