福井謙二グッモニ 12月10日(木) 第703回

皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです


本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授・中小企業サポートネットワーク「スモール・サン」主宰の山口義行さんです。
「数字に頼らない融資とは」というお話をしていただきました。

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第一勧業信用組合の理事長で新田信行さんという方がいます。
新田さん率いるこの信用組合はユニークな融資の基準で注目されています。

かつてみずほフィナンシャルグループで支店長などを歴任されていた新田さんは、みずほ銀行時代に融資するべき企業を格付けするシステムを作られました。しかしその後、格付けが低い工場などに資金需要が隠れていたりすることがあり、新田さんは新たな融資の基準を模索しています。
目指すのは「人」「現場」を評価するもの。自ら企業の社長・工場長などと徹底的に話をして会社の将来性を見るのだそうです。

安全策だった「数字」の評価をやめることで、貸す側の利益は一時的に減ってしまうかもしれませんが、そのおかげで貸した会社とは強い信頼関係ができると言います。人による目利きで、相手先に寄り添う融資に可能性を感じる。というお話でした。

今朝の特派員は北区広報課の中鉢まさひろさんです。
東京23区の北区が、高齢化や認知度の低さを払しょくしようと、新しいブランドメッセージ「住めば、北区東京。」を発表しました。
北区は赤羽・田端といったJRの駅が23区内最多でアクセスも良く魅力的な商店街も多いのですが、「やや地味」という声もあって若い世代からの人気がいまひとつなのだそうです。
そんな若年層やファミリー層へのイメージアップに努め、住みたくなるような情報発信を今後していくということです。子育て支援やSNSの活用などが重要だ、というお話でした。

エンタメいまのうちでは「押し花」をご紹介しました。
お越しいただいたのは押し花愛好者団体「ふしぎな花倶楽部」会長で押し花アーティスト・ボタニックアーティストの杉野宣雄さん。

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杉野さんはお祖父さんが植物の分類学者で、お父さんが押し花を普及するお仕事をされていて、そのきっかけで親子三代お花のお仕事をされているそうです。
押し花は色が抜けてしまうイメージがあるかと思いますが、変色しない技術を開発し何十年も保管しておけるのだそうです。
結婚式のブーケなど、思い出深いお花をこのように色あせない押し花としてとっておくことができるのは嬉しいですね。
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また、立体的に花を保存することもできます。ボタニックアートとは押し花に限らず植物を活かした芸術の総称ですので、残しておきたいお花があるなら杉野さんにご相談してみてください!
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ハガキに手軽に綺麗に押し花をする方法なども、スタジオを驚かせました。

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詳しくはボタニックアートのブログをご覧ください!:http://botanicart.blog105.fc2.com/

♪本日の楽曲
「Love Me Leave Me」 The Spandettes

明日もお楽しみに!!!!

グッモニ 2015年12月10日
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