皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さんです。
「ニッポンの"アルバイト教育"」のお話をしていただきました。
厚生労働省はきのう、「非正社員」が労働者に占める割合が1987年の調査開始以降初めて4割に達したことを発表しました。今日の労働現場は非正社員に支えられていると言えます。
非正社員のなかでも、最近アルバイターの存在が大きくなっているという話を聞きます。企業では、アルバイトを長続きさせるためにどのような教育がなされているのでしょうか?
例えばスターバックスコーヒーでは、最初の二日間、技術指導ではなく会社の理念を教えて会社を好きになってもらうことから始めるそうです。「独自の判断でお客様が喜んでくれるような行動を取りなさい」など、スターバックスでコーヒーを売ることに誇りを持ってもらうのだそうです。
モスバーガーでもまずは理念説明から始まり、店長はすべてのアルバイターと毎日5分以上会話をするのだそうです。ちょっとした異変に気付けたり、不安や不満の解消に繋がり離職を防ぐ効果があります。
大手のこうした姿勢には、中小企業も学ぶ点が多々あります。「人を使う」とはどういうことなのか、基本を見直すべき時期だ。というお話でした。
今朝の特派員は福井県敦賀市にある、ユダヤ人の歴史的資料を展示する「人道の港 敦賀ムゼウム」の深沢敦さんです。
第二次世界大戦のさ中に「命のビザ」で大勢のユダヤ人を救った外交官の杉原千畝。彼が救ったユダヤ人たちが命からがら上陸したのが敦賀市でした。
「ムゼウム」とはとはポーランド語で「資料館」を指し、その当時の資料が展示されています。
多くのユダヤ人を受け入れ、手厚くもてなした敦賀の人々、そして杉原千畝から、昨今の難民問題について考えることがあるのではないか、というお話でした。
エンタメいまのうちでは、「新聞紙恐竜」をご紹介しました。
お越しいただいたのは、新聞紙恐竜作家の杉崎良子さんです。
スタジオにも恐竜をお持ちいただきました。
美大に通っていた当時、卒業制作で作ったのがきっかけだそうです。
新聞は人間の文明、恐竜もある意味、化石から想像して人間が作り出した生き物なので、その文明の融合がこの形なのだそうです。
普通の新聞を重ねに重ね、普通の糊で固めに固めた紙の結晶。
近くで見ると生物としての丸みも精巧に再現された匠の技だと分かります。
文字が見える恐竜は4,5日かけて作られますが、色つきチラシで羽毛を付けると3週間はかかるとのことでした。
今ではコレクターの間で流通があり、今週土曜日に西荻窪で・来年春にはパリで個展が開催されるということでした。
機会があれば是非見てみてください!
♪本日の楽曲
「End Of The Road」 Boyz Ⅱ Men
明日もお楽しみに!!!!
今日は黒のダウンベストスタイルが被ってしまいました(笑)仲良し!!