皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さんです。
「中国の"一人っ子政策廃止"は対岸の火事ではない」というお話をしていただきました。
中国は先月29日に、1979年から続けてきた「一人っ子政策」の完全廃止を決定しました。
中国の労働人口は2011年に初めて減少に転じ、史上最悪のペースで労働力不足に陥ると予測されます。
一人っ子政策による差別や無戸籍児の問題は国際社会から批判され、年金制度も破綻しつつあるので、制度の廃止をせざるを得ない状況でした。
しかし人口は増えるどころか出生率が減る一方。一刻も早く少子化対策の金銭的サポートが必要なのですが、中国程の大規模国家でそれを行うとなると、それだけで莫大な財政負担がかかってきます。そんな余裕があるわけもなく、中国は完全に手詰まりな状況になっています。
これは日本も笑っていられることではなく、中国に何か起これば日本が大きな影響を受けることはもちろん、経済大国日本も同じく少子化問題が深刻です。対策の一手に注目が集まっている、というお話でした。
今朝の特派員は葛飾区柴又の団子屋さん「高木屋」店主の石川宏太さんです。
柴又で今週末11月7日・8日に開催される「寅さんサミット」について伺いました。
映画「男はつらいよ」のロケ地となった各地域の特産品の販売などのほか、上映会やトークショーなども予定されているということです。
石川さんのお店は、撮影の度に渥美清さんがよく立ち寄った場所として知られます。
映画のファンの方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
エンタメいまのうちでは「琥珀糖」をご紹介しました。
お話を伺ったのは、千葉県市川市にある琥珀糖と喫茶のお店「シャララ舎」代表の尾高みつえさんです。
琥珀糖とは、砂糖と寒天で作った和菓子のこと。
通常は和菓子屋さんの一角で落雁などの干菓子と一緒にひっそり売られていることがあるそうです。
見た目にはキラキラと光りを反射し、外はシャリシャリ・中は柔らか。「食べる宝石」と呼ばれます。
昔からある和菓子なのですが、SNSなどで気軽に写真をアップロードできるようになり、その美しさが見直されたようです。
スタジオにも琥珀糖をお持ちいただきました。
味や色が様々あり、光にかざすとまさに宝石のようでした。
お客様の中には和菓子が好きな方はもちろん、鉱物が好きな方もいらっしゃるのだとか。
作り方は単純ですが、配合の微調整や1週間ほど乾燥させるという工程があるため
ちゃんとしたものを作るには時間を要します。
そのまま食べてもいいのですが、コーヒーに合わせたりソーダに入れたりと工夫ができるそうです。
宝石のようなカットだけでなく、こんな形まで!
興味を持たれた方は是非、千葉県市川市になる「シャララ舎」を訪れてみてくださいね!
シャララ舎のサイトはこちら:http://shalalasha.web.fc2.com/
♪本日の楽曲
「やわらかい気配」 土岐麻子&秦基博
明日もお楽しみに!