福井謙二グッモニ 11月19日(木) 第688回

皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。


本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授・中小企業サポートネットワーク「スモール・サン」主宰の山口義行さんです。
「後退局面に入った日本の景気」というお話をしていただきました。

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今週月曜、内閣府は7~9月期のGDPの速報値を発表しましたが、2四半期連続のマイナスとなりました。これを受けニューヨークタイムズは「日本は景気後退」と言っています。海外から見て景気が後退しているのに、政府は未だ「回復基調」と言い張っています。そろそろ根拠が無くなってきているように見えます。

今後の日本を占う上で、重要な3つのポイントがあります。
まずは「不動産市況」。新築マンションの販売戸数が減少し、在庫を抱える状態になっています。建材費の高騰に消費者が付いていけなくなっていますが、中国からの投資により救われていました。
しかし二つ目のポイント「中国の消費」の落ち込みに合わせてそれが無くなれば、一気に不況感が漂ってきます。
中国人はバブル崩壊を経験していないので、この後に来る中国の不景気は世界を震撼させます。
そして最後に「アメリカの金利政策」です。アメリカも景気が良いというわけではなく、これから予想される金利引き上げが実施された場合、世界的に見てもマイナスの影響を与えてしまいます。

経営者はこれらを鑑みて、投資を慎重にしなければならないというお話でした。

今朝の特派員は京都市動物園 種の保存展示課 企画係長の山下直樹さんです。
京都市動物園は敷地がわずか4ヘクタールしかなく、全国の動物園の中でも非常に狭い場所です。上野動物園に次ぐ日本で2番目に古い、由緒ある動物園ですが近年来場者数が減少していました。
しかし、"狭い"ということを逆手にとって動物たちと触れ合う距離を近づけるなど工夫をしたところ、来場者数がV字回復したということです。
何度も来たいと思わせる取り組みもあるようですので、是非1度訪れてみてはいかがでしょうか?

エンタメいまのうちでは「プ女子」をご紹介しました。
「プ女子」とは、「プロレス好きな女子」の略です。グッモニで何度も特集した「プロレス」と「〇〇女子」がいよいよ遭遇です!
番組に来てくれたのは、慶應義塾大学の現役女子大生・南雲満友さんです。

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お父さんがプロレスリングのマットを作るお仕事をされていて、物心つく前からプロレスに親しんでいました。現在よりもっと男臭かった時代からずっと見てきた試合の中でも、大仁田選手の有刺鉄線電流爆破マッチが忘れられないと言います。
そんな南雲さんは、なんとこの度の三田祭で、リングデビューを果たすということです。
プロレスがただ好きなだけの女子は数多いますが、実際にリングに上がってしまう彼女はある意味"究極のプ女子"と言えるのではないでしょうか。

「プロレスの魅力は勝ち負けを超えた義理人情!」と語り、自宅のリングで特訓を積む南雲さん。デビュー戦の相手は慶應プロレス研究会のOBの方、かなりの巨漢です。
153cmの南雲さん・リングネーム「アメージング・プリンセス・マユコング」は、その体格差でどのような戦いを見せるのか!?11月22日の日曜日、午後2時半ごろのゴングが待ち望まれます。
お近くの方は応援をよろしくお願いします!

♪本日の楽曲
「Perfect」 One Direction

明日もお楽しみに!!!!

グッモニ 2015年11月19日
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