皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さんです。
『中東に新たな火種、トルコVSロシアの今後を憂う」というお話をしていただきました。
トルコ軍によるロシア軍機撃墜を受けて、ロシアのプーチン大統領は"対トルコ制裁を科す大統領令"に署名しました。経済面での結びつきが強かった両国では、近年それなりに良好だった交友関係にひびが入り、両者の意見も平行線のままです。
しかし今世界を震撼させているISを野放しにして戦争を始めようものなら世界中から非難を浴びることは間違いありません。シリア問題を収束させればISの勢力も弱まるはずですで、こうして争うこと自体がISの思うつぼだと言えます。今回のトルコとロシアの対立がただちに戦争へと発展する可能性はそれほど高くないとはいえ、各国がシリアでの主導権を握ろうと画策している中、今回の事件は「IS戦後」に大きな影響を及ぼすのではないか、というお話でした。
さて、番組開始当初からコメンテーターとして毎週月曜の顔だった冨倉由樹央さんですが、本日の放送で最後のご出演となりました。2年8か月の間、ご声援ありがとうございました。
今朝の特派員は静岡県磐田市の岡ネギ技研の小城寿子さんです。今、ネギがちょっとしたブームを呼んでいるということです。
最近の品種改良により年中ネギが作れるようになったため、生産者の間でネギ作りが盛んになったことがブームのきっかけ。スーパーでも年中置かれるようになり、長らく言い伝えられてきた「風邪の予防にいい」という話も、今年ようやく証明されたようで、それも手伝って人気が高まっているそうです。青い葉の部分も丸ごと、きざんでお好み焼きなどに入れるとおいしく食べられるというお話でした。
エンタメいまのうちでは、「枯山水パズル」をご紹介しました。
お越しいただいたのは株式会社ビバリー企画部の加藤宏一さんです。
ビバリーは銀座でパズルやおもちゃを製造・販売されている会社で、一風変わったパズルも多数取り扱っています。
中でも最近外国人のお土産などで人気を集めているのが、日本のわびさびの代名詞「枯山水」をパズルにした「枯山水ジグソーパズル」です。
下地となる砂の模様がパズルになっており、そこに付属の「苔マット」を好きな大きさに切り分けて配置します。そして実際の枯山水にも使われているという天然石を自分のセンスで配置して、完成です。これまでに無かった新しいタイプのパズルですね!
その他にも、キャラクター柄の中央に鏡をはめ込んだ実用性のあるパズルや、立体パズル、無地パズルなど多様で面白いコンセプトのパズルがあります。
玩具や文具の扱いもあり、アイディアグッズ盛りだくさんですので是非HPを覗いてみてください!
ビバリーのサイトはこちら:https://www.be-en.co.jp/
ビバリーの社員バッヂはパズルのピースの形をしています!可愛いですね!
♪本日の楽曲
「Looking Up」 Elton John
「ネトカノ」 Sugar's Campaign
皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さんです。
「マンション流通革命、ヤフー・ソニーの新サービスが起こす波紋」というお話をしていただきました。
ヤフーとソニー不動産が提携して始めた不動産売買の新サービス「おうちダイレクト」が、不動産業界の利益の源泉である仲介手数料を"中抜き"するシステムということで、波紋を呼んでいます。
従来、マンションを売却する際には不動産仲介業者を通じて買い手を探し、売り手も買い手も仲介手数料を支払うというのが慣例でしたが、今回の新システムは、売り手側は手数料を払わないですむというもの。
なにしろ物件情報の掲載、買い手との接触、売買の契約まで全てサイト上で簡単にできてしまうからです。
当然、業界からは「ビジネスモデルの破壊だ!」という反発の声もあがっていて、業界団体・不動産流通経営協会は
ヤフー不動産への物件広告の提供を取りやめてしまいました。
夏野さんは時代に適合したシステムに変化していくのは当然だと言います。いつまでも古い考えでいるのではなく、新しいシステムを取り入れ、ユーザー第一の業界になればいい、と言うお話でした。
今朝の特派員は日本パラローイング協会事務局長の青木松永さんです。
パラローイング協会は、日本唯一の障がい者のためのボート競技団体です。身体機能によって出場種目が分かれ、1~5人がボートに乗り込みゴールまでの速さを競います。
放送では、相模湖ボート上で練習する様子を聞きつつ、リオパラリンピックに向けての意気込み、ローイングの普及などについて伺いました。
エンタメいまのうちでは、「透明マント」をご紹介しました。
お話を伺ったのは東京大学大学院 情報理工学系研究科の稲見昌彦教授です。
透明人間になれるテクノロジーを研究しているということで、国内外から注目される稲見教授。
マントを纏って背景が人物越しに見えているという画像をご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。
これは、再帰性反射材という特殊な素材を塗りつけたマントに、背景の映像を投影すると、マントの後ろにある映像がマント表面に映し出されことで透明に見えるという仕組み。
現在はまだ大掛かりな仕掛けが必要ですが、いずれはマントのみで完結できるようになるかもしれません。
この透明マントは、SF漫画「攻殻機動隊」を読んだことがきっかけで開発されたそう。作中に出てくる「光学迷彩」という透明になる装備が発想の基になっています。
こうした日本生まれのフィクションは、研究者にインスピレーションを与える材料になっているといいます。
この技術を応用して、車内から車外が透けて見える「透明プリウス」がすでに開発されていたり、医療面でも様々な発展が見込まれます。透明技術に、今後も大きな期待がかかりますね。
♪本日の楽曲
「Sweer Nothing」 GABRIELLE APLIN
「Sunset」 Blu-Swing
来週もお楽しみに!!!!!
皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授・中小企業サポートネットワーク「スモール・サン」主宰の山口義行さんです。
2年連続で見直される「就職活動日程」についてお話をしていただきました。
政府は昨日、大学生の就職活動日程の変更などを協議する会合を開き、来年は8月から6月へ2か月前倒しすることにしました。
元の8月という時期は学生側にも企業側にも不評で、山口さんが主要100社に尋ねたところ、「見直すべき」と言う企業は58社もあったといいます。
この1年で見直すことになるような制度を作った就職問題懇談会の座長もメンバーも誰も責任を取ろうとせず、検証もせずにまた新たな制度を作ろうとしています。
それが今回の6月という時期なのですが、実は大学生の学期末試験と被ってしまう日程なのだとか。座長は大学の人間なのに、なぜこんなことが分からないのか?と不安の声が広がっています。
学期末試験が終わり、学生の体も空く2月に始め、5,6月頃には大企業の試験は終わり、中小企業が後にくる流れが良いと山口さんは言います。よく考えてスケジュールを作ってほしいというお話でした。
今朝の特派員はNPO法人キッズドア理事長の渡辺由美子さんです。
現在、日本の子供の貧困率は16.3%、先進国でもワースト上位に入っています。
NPO法人キッズドアは、そんな子供たちに無料でさまざまな教育支援を行っています。
これからの高齢者を支えるのは今の10歳の子供たち世代なのに、貧困による学力差などがさらなる格差を生む要因となっています。早急に社会全体でこの問題に取り組まなければならない、というお話でした。
エンタメいまのうちでは、日本初の昆虫調味料「イナゴソース」をご紹介しました。
お話を伺ったのは、和歌山県の地域活性化支援団体「いなか伝承社」代表の田中寛人さんです。
その名の通り、イナゴを材料として作ったソースが先月発売されました。日本初の昆虫調味料の試みに、全国から注目されているようです。
「いなか伝承社」は和歌山県をPRする団体で、その活動の一環でイナゴソースを開発したといいます。
和歌山県湯浅町は醤油発祥の地の一つとされています。地元に根付いた調味料を作るにあたり材料を模索している途中、「魚醤が魚のタンパク質のアミノ酸でできるのであれば、同じく高たんぱくの昆虫でもできるはず!」と思い立ち、100年以上の伝統がある地元の「湯浅醤油」の協力を得て、「イナゴソース」は生まれたそうです。
かの道場道三郎さんにも「おいしいね!」と太鼓判を押してもらい、10ヵ月間発酵させた後、満を持して発売しました。
イナゴ集めも大変で、一気に大量生産はできないのですが、一般家庭からミシュランレストランまで幅広く注文を貰っているということでした。
スタジオでも試食しましたが、普通のお醤油のように食べやすい調味料となっているようです。
たまごかけごはんによく合います!
皆さまも、来る昆虫食ブームに備えて、まずは調味料から食してみてはいかがですか?
いなか伝承社のサイトはこちら:http://www.inakadss.org/
♪本日の楽曲
「Street Fight」 Small Pools
明日もお楽しみに!!!!
皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さんです。
『読みの甘い政府のせいでねじれた沖縄基地問題』というお話をしていただきました。
名護市辺野古沖の埋め立てを巡って沖縄県と国が法廷で争う異例の事態となっています。
沖縄では地元の人々による反対運動が盛んですが、中でも翁長知事の徹底抗戦の構えが政府を追い詰めています。
これまで政府は、翁長知事がどこかで反対の旗を降ろさざるを得なくなるだろうと楽観的な見方をしていました。しかしここにきて県民世論・地元経済界などにも支持され、今や強行突破は難しいところまで来ています。
自民党沖縄県連も本音は反対だと言います。しかし中央の手前、移設容認に舵を切っていますが・・・ここに大阪のダブル選挙のようなねじれが発生していると森さんは言います。
反発を恐れて沖縄入りする政治家も無く、政権への不信感は募るばかり。一刻も早く、話し合いができる肚の座った中央の政治家が待望されます。落としどころを見つけなければ、この先に控える宜野湾選挙・参議院選・県議選などで政府はさらに困ったことになるだろうというお話でした。
今朝の特派員は日本ラグビーフットボール協会広報の土橋ゆりさん。
先日のラグビーワールドカップで日本代表チームが歴史的勝利を挙げて以降、日本中で高まるラグビー人気ですが、7人制のラグビー女子日本代表「サクラセブンズ」も同じく注目を浴びています。
今週土日には秩父宮ラグビー場で、来年のリオデジャネイロオリンピック出場に向けたアジア予選第2ラウンド「東京大会」が行われます。先日行われた香港大会との総合成績で1位になれば五輪出場が決まりますので、応援しましょう!
エンタメいまのうちは、YUCCOさんをご紹介しました。
出だしから福井さんがたじろいでしまうプレッシャーをビシバシと飛ばしてくるYUCCOさん。
ミラクル星からやってきた宇宙年齢5歳と言い張る見た目も言葉もまさに電波!福井さんの持つ心の受信機では受け止めきれないものがあります。
しかしおもむろに立ち上がると、肩から下げていたサックスを吹き始めます。
まるで人が変わったかのような演奏の迫力、なんと彼女の正体はプロサックスプレーヤーの大西由希子さんだったのです!
大西さんは2013年JazzPage人気投票サックス部門で第1位、米国オーディオメーカーKOIのイメージキャラクター、バリーカレボー社とコラボした自身のチョコレートブランド「Chocolat Yucco」を持つなど、海外ではかなりご活躍中の方。
ひとしきり演奏して着席すると、先ほどの電波系キャラに・・・。
このシビれる演奏とかわいらしい見た目のギャップが人気を呼びます!
今後東京タワーでのバースデーライブなどもありますので、是非ひと目彼女と彼女の演奏をご覧ください!
大西さんの公式ページはこちら:http://yukikoonishi.com/
♪本日の楽曲
「Better When I'm Dancin'」 Megan Trainor
明日もお楽しみに!!!
グッモニ 2015年11月25日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さんです。
『社員のストレスチェックが12月から義務化、を考える』というお話をしていただきました。
社員の心の健康状態を年に1度調べる「ストレスチェック」が12月から義務付けられます。それを受けて各企業が対策に乗りだしているようです。
この制度は「鬱病」を未然に防ぐためです。厚労省は自殺や鬱病による経済的損失は年間2兆7千億円とみていますが、近年仕事の多様化で年々労働者にかかるストレスは大きくなっていますので今後、益々膨らむ可能性も。
ストレスには「良いストレス」・「悪いストレス」があります。
「悪いストレス」の最たるものが「自分に決定権が無いこと」。物事を決めるのに全てお伺いをたてて振り回される。自分の心を殺して奴隷のような状態になる。これが最大の悪いストレスです。
一方、働く事に関して「自分が中心」「決定権がある」「支えている」という気持ちを持っていられること、責任を持って決断して自分で動くことが「良いストレス」です。「やりがい」という言葉にも置き換えられますね。
経営者や管理職は命令を出してこき使うようではダメ。この制度で悪い結果が出てしまうようでは経営者失格、というお話でした。
今朝の特派員は埼玉県奨学金問題ネットワーク代表・聖学院大学教授の柴田武男さんです。
奨学金の返済が滞った人に対する厳しい取り立てが社会問題化しつつあります。
奨学金で入学しても、卒業してから非正規雇用でしか働けなかった場合、返済は遅れてしまいます。すると延滞金が発生し、更に返すことが難しくなるという悪循環に陥ってしまいます。
「奨学金を受けなくては大学進学がままならない」という方は多く、その背景には授業料の高騰がある、というお話でした。
エンタメいまのうちでは、「焼肉なべしま」のCMソングをご紹介しました。
お話を伺ったのは、なべしまホールディングス常務取締役の四元昭行さんです。
鹿児島県出身の人間なら誰もが知るという焼肉なべしまのローカルCMソング。30秒という時間に8つものダジャレが入っているけしからん歌です。グッモニでは見逃せません。
昭和52~53年あたりにできたのではないか、というこの曲。色々調べてみても制作者が不明という神秘のベールに包まれています。歌っているのは当時CMソングの女王とも呼ばれた藤本房子さん!格式あるCMであることは伺えますね。
当時まだ焼肉といえば男臭いというイメージがあり、もっと女性や子供・ファミリーに来てほしいということでキャッチーな歌が作られたと伝えられています。
今ではこの歌を口ずさみながら来店してくれるということです。
今回グッモニでの特集を受けて、曲調を新たにリメイクしようという動きが、真か嘘か始まりそうです。完成の暁には、再度グッモニでご紹介したいと思います!今後の動きに注目です!!
焼肉なべしまのサイトはこちら:http://www.nabeshima-jp.com/
歌はこちらから聞けます:http://www.nabeshima-jp.com/tvcm/
♪本日の楽曲
「Waiting's On The Wall (from 007 Spectre)」 Sam Smith
明日もお楽しみに!!
グッモニ 2015年11月24日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さんです。
『アメリカ下院の難民受け入れ停止法案可決』というお話をしていただきました。
パリの同時多発テロ事件を受けて、アメリカ議会下院では「シリアからの難民の受け入れを拡大する」というオバマ政権の計画を"停止"するための法案が可決されました。これは難民の安全性が保障されないという理由からです。
無政府状態のシリアでは、住民登録システムが整っていないため難民の身元を調査できないことに危険性がある、つまりテロリストが難民に紛れ込む危険性を排除できないとして、アメリカでは50のうち31の州知事が「難民受け入れ反対」を表明しているということです。
難民受け入れの先頭に立ってきたドイツでも状況が変化してきており、欧州諸国間の自由移動を認めた「シェンゲン協定」を一時停止し、国境での入国審査を復活させました。
今年だけでもおよそ81万人の難民や移民がヨーロッパに流入したとされ、それとともに各国で排斥運動などが起きています。
もはや事態はISへの空爆をやめれば沈静化するようなレベルを超えてしまっている、というお話でした。
今朝の特派員は、スポーツ作家の佐野正幸さんです。
今年のプロ野球はソフトバンクの2年連続日本一で幕を閉じ、交流戦でもパリーグが圧倒的な強さを見せました。
かつて閑古鳥が鳴いていて笑いのネタにされていた川崎球場はどこへやら、ヤフオクドームも札幌ドームも満員の光景は珍しくありません。
ここまで暗く苦しい時代をともに歩み、現在では脚光を浴びるパリーグを愛してやまない佐野さんに、その思い出をお話ししていただきました。
そうしたお話が書かれている佐野さんの著書「パリーグ激動の昭和48年」は日刊スポーツ社から1600円(税別)で発売中です。
エンタメいまのうちでは、高校生漫才コンビ「パンケーキ」をご紹介しました。
祝日の今日、遊びに来てくれたのは都立小平西高校2年生の矢島裕也さん・松尾裕人さんです。
お二人がコンビを組む「パンケーキ」は、高校生の漫才日本一を決定する「ハイスクールマンザイ2015」で優勝し、話題となっています。
元々水泳部だったお二人は1年生の頃、先輩に「何か面白いことをやってくれ」と頼まれてコンビを結成しました。
「ハイスクールマンザイ」には、去年コンビを組んでから初出場、そして初優勝を飾りました。なんと全国500組1000人の頂点に立ったわけですから、これは凄いことですね。
もちろんスタジオでは漫才を披露していただきました。
松尾さんのボケが光り、矢島さんのツッコミがキレます。
祝日の朝から、爆笑が巻き起こったことでしょう!?
その後も、トークの中でポロリと出る松尾さんの天然発言などが笑いを誘います。
よしもと養成所特待生の権利も得て、将来有望といったところでしょうか。
プロを目指すということで、これから注目のコンビでした!
♪本日の楽曲
「恋とマシンガン」 中塚武
明日もお楽しみに!
グッモニ 2015年11月23日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さんです。
『注目が集まる最高裁判決!再婚禁止と夫婦別姓規定』というお話をしていただきました。
「離婚した女性は6か月再婚できない」「夫婦は同じ姓を名乗る」とする民法のふたつの規定が憲法違反かどうか争われた訴訟で、最高裁は来月16日に判決を言い渡すことを決めました。
1世紀以上も前であれば、生まれてくる子供の父親を特定するために6か月という期間は意味があったかもしれませんが、DNA鑑定などの技術が進んだ現在では合理的理由が失われています。また、姓に関しても職場での不利益やアイデンティティの損失と感じる女性も多く、問題が指摘されてきました。
実はこの問題、何度も是正が求められてきましたが政治が介入することなく最高裁まで行ってしまいました。時代に沿った改正の議論が国会でされていないことが問題ではないかということです。新しい時代にあった改正を考えて欲しい。というお話でした。
今朝の特派員は日本ブラインドテニス連盟副会長の大野博文さんです。
ブラインドテニスは、「空中を飛んでくるボールを打ちたい」という視覚障がい者の方の夢を叶えるために作られたテニスだと言います。通常のボールよりやや大きめのものを、ボールの中の鈴の音を頼りに打ち返す競技です。
通常のテニスよりバウンド数は緩和されているものの、ボールもラインも見えない視覚障がい者にとってはハードルの高いスポーツと言えます。
放送では、それでもブラインドテニスを楽しんでいる方々のお話を伺いました。
エンタメいまのうちでは「一人用こたつ」をご紹介しました。
お話を伺ったのは株式会社山善 家庭機器事業部 商品統括部 商品1部の斎藤健司さんです。
一人用こたつは、その名の通り一人で入るサイズのこたつです。
冬の暖房費の削減にこたつを利用する人は多く、しかしワンルームでこたつは大きすぎる・・・など、単身者や高齢の方の為にこのような小さなこたつが発売され、ネットでも話題になりました。
福井さんもコーナー中ずっと入って暖を取っていました。
非常にコンパクトながらもパワーは通常のものと同様、とても暖かいです。
高さを合わせた椅子が付属してきますので、より居座りやすくなっています。
この冬は1人で乗り越えなければならないっ!!
という方は、心強い味方としておひとついかがですか?
一人用こたつはこちら!:http://www.yamazen.co.jp/yamazenbook/product/product02/kotatsu/VGA-58H
♪本日の楽曲
「デボラのテーマ」 アンドレア・ボチェッリ&アリアナ・グランデ
来週もお楽しみに!!!!!
グッモニ 2015年11月20日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授・中小企業サポートネットワーク「スモール・サン」主宰の山口義行さんです。
「後退局面に入った日本の景気」というお話をしていただきました。
今週月曜、内閣府は7~9月期のGDPの速報値を発表しましたが、2四半期連続のマイナスとなりました。これを受けニューヨークタイムズは「日本は景気後退」と言っています。海外から見て景気が後退しているのに、政府は未だ「回復基調」と言い張っています。そろそろ根拠が無くなってきているように見えます。
今後の日本を占う上で、重要な3つのポイントがあります。
まずは「不動産市況」。新築マンションの販売戸数が減少し、在庫を抱える状態になっています。建材費の高騰に消費者が付いていけなくなっていますが、中国からの投資により救われていました。
しかし二つ目のポイント「中国の消費」の落ち込みに合わせてそれが無くなれば、一気に不況感が漂ってきます。
中国人はバブル崩壊を経験していないので、この後に来る中国の不景気は世界を震撼させます。
そして最後に「アメリカの金利政策」です。アメリカも景気が良いというわけではなく、これから予想される金利引き上げが実施された場合、世界的に見てもマイナスの影響を与えてしまいます。
経営者はこれらを鑑みて、投資を慎重にしなければならないというお話でした。
今朝の特派員は京都市動物園 種の保存展示課 企画係長の山下直樹さんです。
京都市動物園は敷地がわずか4ヘクタールしかなく、全国の動物園の中でも非常に狭い場所です。上野動物園に次ぐ日本で2番目に古い、由緒ある動物園ですが近年来場者数が減少していました。
しかし、"狭い"ということを逆手にとって動物たちと触れ合う距離を近づけるなど工夫をしたところ、来場者数がV字回復したということです。
何度も来たいと思わせる取り組みもあるようですので、是非1度訪れてみてはいかがでしょうか?
エンタメいまのうちでは「プ女子」をご紹介しました。
「プ女子」とは、「プロレス好きな女子」の略です。グッモニで何度も特集した「プロレス」と「〇〇女子」がいよいよ遭遇です!
番組に来てくれたのは、慶應義塾大学の現役女子大生・南雲満友さんです。
お父さんがプロレスリングのマットを作るお仕事をされていて、物心つく前からプロレスに親しんでいました。現在よりもっと男臭かった時代からずっと見てきた試合の中でも、大仁田選手の有刺鉄線電流爆破マッチが忘れられないと言います。
そんな南雲さんは、なんとこの度の三田祭で、リングデビューを果たすということです。
プロレスがただ好きなだけの女子は数多いますが、実際にリングに上がってしまう彼女はある意味"究極のプ女子"と言えるのではないでしょうか。
「プロレスの魅力は勝ち負けを超えた義理人情!」と語り、自宅のリングで特訓を積む南雲さん。デビュー戦の相手は慶應プロレス研究会のOBの方、かなりの巨漢です。
153cmの南雲さん・リングネーム「アメージング・プリンセス・マユコング」は、その体格差でどのような戦いを見せるのか!?11月22日の日曜日、午後2時半ごろのゴングが待ち望まれます。
お近くの方は応援をよろしくお願いします!
♪本日の楽曲
「Perfect」 One Direction
明日もお楽しみに!!!!
グッモニ 2015年11月19日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さんです。
「安倍政権を動かす秘書官」というお話をしていただきました。
現在発売中の文芸春秋12月号に、森さんが書かれた記事があります。それは安倍総理を陰で支える今井尚哉政務秘書官にスポットを当てたもの。
総理の秘書官というと、議員事務所の古参秘書が務めるイメージがありますが、今井氏は現役の経済産業省のキャリア官僚で政務秘書官という珍しい例です。
それほどの力と信頼があり、安倍総理は今井氏に頼り切りだと言います。広報活動や総理のスピーチ原稿の執筆もこなし、仕事に妥協が無い人なのだとか。
しかしそんな今井氏ひとりに頼り切っている現状は、一方で人材がいないということも指しています。また政治家自身に政策立案能力がない証にもなっているともいえます。これでは安保法制やアベノミクスもその拠って立つところは非常に危なっかしいといえるのでは?そんなことでいいのだろうかというお話でした。
今井秘書官が安倍政権にどんな影響力を持っているか、詳しく知りたい方は文藝春秋12月号の森さんの記事をお読みください。
今朝の特派員は絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』・『世界でいちばん貧しい大統領からきみへ』(いずれも汐文社)の編集者・くさばよしみさんです。
これらの本は、南米ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカさんの実話をもとに作られたもので、ベストセラーとなっています。大統領時代に報酬のほとんどを寄付して質素な生活を貫いていたというムヒカ氏の生き方を見ながら、自由や命の大切さについて考える内容になっています。
エンタメいまのうちでは、「KIWAYAのウクレレ」をご紹介しました。
お越しいただいたのは、キワヤ商会企画部の安田慶宏さんです。
キワヤ商会は国内トップシェアのFamousブランドのウクレレを製造しているウクレレ専門カンパニーです。
ウクレレと言えばハワイを想像しますが、キワヤは浅草にあり、多くの外国人がジャパンメイドの高額商品を買っていくと言います。
ウクレレは戦後すぐにアメリカ文化がなだれ込みブームが起こりましたが、すぐにロカビリーやフォークなどがスポットライトを浴びて下火となります。
そこに「ウクレレの神様」オータサンことハーブ・オオタさんが登場し、ふたたび衆目を集めます。
現在では様々なジャンルにウクレレの可能性が広がり、そのニーズに応えられるよう改良を重ねた新型のウクレレが出ています。
スタジオにもそんなウクレレをお持ちいただき、弾いてみました。
水谷アナは"顔"で演奏しますが、それはむしろ良い事だそうです。
大きさや薄さも様々です。
ウクレレに興味がある方は、ここをおいて他にありません。
キワヤ商会のウクレレをお手に取ってみてください!
KIWAYAのサイトはこちら:http://www.kiwaya.com/
♪本日の楽曲
「Friend Like Me」 Ne-Yo
「サーカス」 Apotheke
明日もお楽しみに!!!
グッモニ 2015年11月18日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さんです。
『パリ同時多発テロから考えるアルカイダとISの違い』というお話をしていただきました。
先週末に起こったパリ同時多発テロについて、藤吉さんは2001年にもアメリカで同時多発テロが起こりましたがその時のアルカイダよりISの方が手強いと言います。
当時アルカイダが白人を標的としたテロ活動を行っていたのは、それを望む反米思想の勢力などから資金を得ることができるから。しかしアメリカ財務省の「テロリスト資金対策本部」がテロ組織への金の流れを追跡して資金供給を絶ったことで、テロも沈静化しました。
一方、ISは油田地域を支配していて、原油の密輸で資金を得ています。そして「シリアを攻撃してほしい」と望む他の中東の国々の代理戦争をすることで資金・武器を提供されています。
また「ホーム・グロウン」という、テロターゲット地域の住民をテロリストにしてしまう手口が用いられており、社会に不満を持つ人などは洗脳されてしまう可能性があります。これがISを掃討しきれない難点です。
我々が住む21世紀は、もはや20世紀とは別世界だと認識するべき。というお話でした。
今朝の特派員は東京・大田区 東急池上線「蓮沼」駅前にある「気まぐれ八百屋だんだん」店長の近藤博子さんでした。
親の帰りが遅くて一人で食事をする子供たちのための「子供食堂」の活動をされているほか、「ワンコイン寺子屋」という子供たちが一緒に勉強できる場を提供されています。
元々は八百屋だったのですが、いつのまにかコミュニティスペースのような人が集まる場所になっていたということで、こうした取り組みを始められたということです。今後もこうした活動を増やしていきたいということでした。
エンタメいまのうちでは、本日のピンチヒッター・文化放送イチの漫画バカこと八木奈緒アナウンサーに「冬の部屋籠りにオススメ王道漫画」を教えてもらいました!
「おおきく振りかぶって」
「黒子のバスケ」
「テニスの王子様」
オタクの中のオタク、紹介する八木アナは熱く魅力を語ります。
有名だけど読んでない!という方は多いのではないでしょうか?
人気作には人気作たる理由があるのです!!
大人になるとなかなか漫画に手が伸びないという方もいらっしゃるでしょうが、この機会にあの有名漫画を読んでみてはいかがでしょうか?
♪本日の楽曲
「Black Magic」 Little Mix
「A Song For You」 絢香
皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さんです。
7時台の「ニュースピックアップ」などでは、フランスの同時多発テロについて詳しく解説していただきました。
あまり細かく報じられていませんが、このところISによるテロが各国で連続して起きており、今回のフランスでのテロもその延長線上にあるそうです。またフランスはイスラム教に対して抑圧的で、フランスからISの支配地域へと渡航しようとする者も後を絶たず、フランス政府がSNSを監視するなどして水際で食い止めていました。こういったことがISの方針転換を促したのではないかと指摘したうえで、今後、難民への風当たりがますます強くなるだろうが、そういった人々を見捨てることは、絶望から死を覚悟するような人間をさらに生み出すことになる。そのような人間を今後ひとりも生み出さないようにする知恵が必要だというお話でした。
この他、8時台の「ニュース物申す」では「日の丸ジェット初飛行成功の意味と今後の可能性」というお話をしていただきました。
エンタメいまのうちでは、「マジッククリスタル」をご紹介しました。
紹介してくれたのは、水谷アナお休みにつきピンチヒッターを務めてくれた伊藤佳子アナです。
文化放送のリケジョこと伊藤佳子先生がまたもや白衣を着て登場。
粉を溶かした溶液の中に土台を入れるだけでクリスタルができる、という水晶育成キット「マジッククリスタル」
手軽にできて「綺麗!可愛い!」ということで最近ブームになっているそうです。
何度作っても同じものはできず、形が変わる上に色のバリエーションも様々。SNSにアップして知り合いと見せ合うこともできます。
噂を聞きつけ、急ぎ佳子先生も作ってみましたがまだ小さいようです。
しかし結晶はちゃんとできているのが分かります。
出来上がった物はインテリアなどとして飾っておけます。ライトアップをするとより魅力が引き立つようです。
値段は680円とお手頃なので、おひとついかがですか?
プレゼントとしても喜ばれているようです!
♪本日の楽曲
「Ebony and Ivory」 Paul McCartney & Stevie Wonder
「Confident」 Demi Lovato
「空がまた暗くなる」 RCサクセション
皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
『"ネットいじめ"の今、子どもを追い詰める「LINEいじめ」!』というお話をしていただきました。
無料チャット・通話アプリの「LINE」、もはや日常から切り離せないものになりつつありますね。
先月発表された文科省のいじめに関する調査によると、スマホやインターネットによるいじめの件数は7898件。
中でも学校の先生に聞くと必ず上がってくるのが「LINEいじめ」です。
生徒間のグループで、特定の子だけをグループから外したり悪口を言ったりということが主です。
厄介な点はやりとりの証拠を簡単に消せてしまうこと、
保存・コピー・拡散が容易でいじめが拡大しやすいということですが、
無視や悪口といった常套手段は昔からあったこと。LINEやスマホだからということではなく
学校という狭いグループしか居場所がないことが問題です。
部活動を校外活動化させることや、課外活動に単位を出すなど
積極的に学校外での居場所を作らせることをしなければ、根本的な解決にはならないというお話でした。
今朝の特派員は日本アンプティサッカー協会理事の新井誠治さんです。
アンプティサッカーは不慮の事故や病気で片足を失った人が、クラッチと呼ばれる杖を両手でつき、残された片足でボールをけるスポーツ。
戦争で足を負傷した兵士のリハビリの一環としてアメリカなどで行われてきた歴史を持つそうです。
是非プレーを見てもらいというお話でした。
エンタメいまのうちではイルミネーション職人の方をご紹介しました。
お越しいただいたのは株式会社メビウス代表の森強さんです。
森さん率いるメビウスでは、誰もが目に・耳にしたことがある施設や街を彩るイルミネーションを
在籍する職人さんたちと共に手掛けています。
丸ビル・昭和記念公園・恵比寿ガーデンプレイス・吉祥寺駅前、そしてあの夢のテーマパークまでも手掛けることがあるということです。
大規模なイルミネーションは春先から打ち合わせをはじめ、2か月ほどかけて施工、日没が早まるシーズンに合わせます。
場所に合わせたコンセプトや音との連動、多いところでLED200万球を見事に操るのは流石の職人技です。
森さんがおすすめする通なイルミネーションの楽しみ方。
それは寒さを我慢して雨の日に見に行くこと。
地面の反射が美しさを倍にしてくれるだけでなく、人も少ないので自分だけの幻想世界に浸れるとか。
デートの予定日に晴れていなくても、これを知っていれば憂い無しですね。
個人的な依頼にも応えていただけるということですが、繁忙期ですのでお察しの上ご依頼ください。
この冬も各所で目にするであろうメビウスの見事なイルミネーションをお楽しみください!
株式会社メビウスのサイトはこちら:http://www.d-mebius.co.jp/
♪本日の楽曲
「Heart Of Gold」 Diana Krall
「あたらしいともだち」 ソギー・チェリオス
来週もお楽しみに!!!!!
グッモニ 2015年11月13日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授・中小企業サポートネットワーク「スモール・サン」主宰の山口義行さんです。
『中小企業と海外との付き合い方』というお話をしていただきました。
今回例として取り上げたのは、「洗車の王国」という会社です。
まず海外に根付くカギは「"ニーズ"をいかに見つけるか」にあります。従業員10名から始まったこの会社は中国で500店舗を構えるほど大きくなりました。
中国の街を代表自らが自転車で駆け抜けて街の様子をよく見ることでヒントを見つけるといいます。結果、高級車は多くとも洗車サービスが薄い中国では、「洗車の王国」が重宝されることに。
人材育成はとにかく「我慢」すること。日本で当たり前のことがひとたび外に出ると通用しません。しかしそれが"何故"やらなければならないか気付かせることができると、難なく取り入れてくれるのだとか。日本式ホスピタリティの浸透には「我慢」が大切ということです。
そして現地の人々と一緒に仕事を始めた後は、駐在員を置かずにほとんどを任せた上にロイヤリティを貰わないそうです。ビジネスパートナー=市場開拓者ということでリスクを背負う者同士、同等の付き合い方をします。海外に進出する上で、ビジネスパートナーをどう考えるか。参考にすべき例ではないか。というお話でした。
今朝の特派員はふるさと創生ニッポンおかみさん会代表の冨永照子さんです。
今月5日に、地域や世代を超えて地元活性化に取り組む『ふるさと創生ニッポンおかみさん会』が発足しました。それを呼び掛けたのが浅草の老舗そば屋「十和田」の女将である冨永さんでした。
各種イベントを仕掛けて全国で賑わいのある街づくりをサポートしています。
会員でない方も、一度電話して相談をしてみてほしいということでした。
エンタメいまのうちでは、ワインアートをご紹介しました。
お越しいただいたのはワインアート作家のエドガー・リザラズ・塩崎さんと、通訳として奥さんのジェマさんです。
日系ボリビア3世のエドガーさんは、お爺さんの故郷である日本に行きたかったということで、こちらに来てからグラフィックデザイナーとして広告会社で働いていました。
元々大学で絵画を学んでいましたが、金銭面の問題で筆を置いていました。しかし4年前に新しい表現に挑戦したいとの思いから様々な素材で絵を描きはじめ、たどり着いたのが赤ワインだったということです。
安いもの高いもの、新しいもの古いもの、国によっても色に違いが出て深みがあるワインアート。人物も風景も、なんでも描けてしまいます。
作品も多数お持ちいただきました。飲み残し20mlもあれば、絵は描けるそうです。
絵具だけでなく、なんでもアートになるんだということを伝えたいということでした。
Facebookなどでエドガーさんの絵が見られますので、是非ご覧になってくださいね!
エドガーさんのFB:https://www.facebook.com/LizarazuWineArt/
♪本日の楽曲
「No.1」 槙原敬之
明日もお楽しみに!!!!
皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さんです。
『日本を壊す政商』についてお話をしていただきました。
この番組でも度々改正労働者派遣法について取り上げてきましたが、この度、この出来事に深くかかわる企業経営者についてのノンフィクションを森さんが文芸春秋社から出版されました。
タイトルは『日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈』。人材派遣関連会社を抱える大手企業・パソナグループの代表に焦点を当てた本です。
パソナの迎賓館と呼ばれる「仁風林」、ここでは芸能界だけでなく政官財の名だたるメンバーが集まるパーティが開かれます。しかしその主宰者である南部氏について、その背景はほとんど知られていません。
芸能界から安倍総理まで各界の多彩な人脈との繋がりとその発言力について取材された注目の一冊です。是非お手に取ってご覧ください。
今朝の特派員は石巻仮設住宅・自治連合推進会 会長の増田敬さんです。
津波で甚大な被害があった石巻市では、6つの地区で集団移転が進められています。高齢の夫婦や一人暮らしが多い中、近所に知らない顔が増えていく不安を解消しようと新しいコミュニティ作りが始まっています。
いざとなった時のため、隣同士の見守り合いをお願いするなど、とにかくうるさいほどに声を掛け合って、存在を認識し合うことが大切です。
エンタメいまのうちでは、「火打石」をご紹介しました。
お話を伺ったのは吉井本家伊勢公一商店代表の牧内和正さんです。
邪は火を嫌うということで、時代劇などで厄除けとしてカチカチと打つ「切り火」。今ではそれくらいでしか見る機会がないかもしれませんが、火打石製造200年の伊勢公一商店ではまだまだ作られています。
今日は「火打石セット」を一式お持ちいただき、そのいろはを教えていただきました。
内容物は「火打石(瑪瑙)」「火打鎌」「火口」「付け木」です。
手順としては、火口という藻草か綿のようなものを火打石にあてがい、そこを火打鎌と打ち付けて火花を引火させます。できた種火を付け木で大きく燃焼させれば、マッチのような炎が得られるということです。
スタジオで実際にやるわけにはいかないので、今回は切り火を教えていただきました。
牧内さんは景気良く火花を飛び散らせます。
初めてでは難しい技ということですが、挑戦した水谷アナも火花をバチバチと散らせます。
各所に卸していて、オンラインでも購入可能ということです。厄除け目的でも、一家におひとついかがですか?
吉井本家火打石屋のサイトはこちら:http://www.d3.dion.ne.jp/~makiuchi/
♪本日の楽曲
「Can't Sleep Love」 Pentatonix feat.Tink
明日もお楽しみに!!!
グッモニ 2015年11月11日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さんです。
『ブータンの国民総幸福量から考える幸せ』というお話をしていただきました。
ブータンのツェリン・トブゲイ首相がブータンで生活水準が向上したことに伴い、国民の幸福度が全般的に上昇する一方で、「社会的孤立」が増えていることを発表しました
「国民総幸福量」とは全国民の戸籍調査を行って出すGDPに代わる指標のことで、ブータンは世界で唯一これを取り入れています。
急激な経済成長の最中にある国では、「幸福」の物差しは単純にお金です。しかし社会が成熟してくるといわゆる「金持ちの不幸」などの事象が出現し、物差しが単純ではなくなってきます。
物欲・名声から社会貢献まで幸福の物差しは様々。多様な物差しで幸せをはかっていかなければならないというお話でした。
今朝の特派員は「舞鶴引き揚げ語りの会」副理事長の山田昌道さんです。
太平洋戦争末期のシベリア抑留に関する記録が先月、ユネスコ世界記憶遺産に登録されました。その貴重な資料が多数保管されている「舞鶴引き揚げ記念館」で、山田さんは語り部として連日多くの人に説明をされています。
山田さんが小学1年生だった頃、舞鶴市の港には、戦争から引き揚げてくる兵士やその家族の後継がよく見られました。その記憶をハッキリ覚えていて、戦後70年の今、記念館の果たすべき役割は大きいというお話でした。
エンタメいまのうちでは、イルカ型のティーバッグをご紹介しました!
お越しいただいたのは、埼玉県の水産業・大翔水産の高橋翔太さん。そして熊本天草のお茶屋さん・松下園の松下由樹さんです。
もともと松下さんのHP制作でお知り合いだったというお二人は、若者のお茶離れを危惧して若者に振り向いてもらうには・・・と考えました。
天草といえばイルカウォッチングで有名で、イルカ以外には考えられない!ということで「イルカ」+「お茶」のイノベーション、「イルカティーバッグ」が考案されたそうです。
しかしその形は複雑で、様々なメーカーに断られ続けます。
そこで話題の『クラウドファンディング』で資金を募ったところ、目標額を大きく上回る額が集まりました。まさに発想の勝利です。
中身は「矢部茶」。ハーブティーも「ブルーマロウ」「エルダーフラワー」「ルイボスティー」と綺麗な色の中をイルカが泳ぐというロマンチックなチョイスです。
既にホテルや水族館から問い合わせがあり、結婚式の引き出物などにも大活躍しそうです。
現在は全て手作業でやっているということです。ジンベエザメモデルもあり、今後の増産が期待されます。
♪本日の楽曲
「BURNITUP feat.Missy Eliott」 Janet Jackson
「恋するカレン」 大滝詠一
明日もお楽しみに!!
グッモニ 2015年11月10日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さんです。
『ロシア機墜落事故から見える、米英ロそれぞれの思惑』というお話をしていただきました。
先週のロシア旅客機墜落事件に関して、公式調査は続けられていますがイギリス・アメリカはテロによる爆発の可能性を報じています。これに反発するのはロシアとエジプトです。
エジプトは「アラブの春」以降、経済も低迷していて、ここに「テロの可能性」が追加されると観光収入はほぼ見込めなくなってしまいます。ロシアは「ISだけでなく反アサド政権をも攻撃した」と非難されるシリア空爆の報復としてテロが起こったという事態を回避するために、それぞれテロの可能性を否定しています。
一方、米英は反アサド政権を支持していますので、今回はその報復テロである可能性があるとロシアを非難します。
シリアには米ロ双方の軍が駐在していますので、どんなきっかけで第3次世界大戦が勃発するか分かりません。どこかで落としどころを見つけて前に進まなければ、無政府状態・難民・テロリストが増える一方だというお話でした。
今朝の特派員は キャバクラユニオン執行委員の布施えり子さんです。
昨今、水商売の労働環境は良いとは言えず、そこで働く女性たちの暮らしは華やかなそれとはかけ離れているそうです。給料未払いやセクハラといった問題から女性たちを救うために結成されたのが労働組合「キャバクラユニオン」です。
泣き寝入りをする人は少ないそうですが、個人で労基署にかけあっても「水商売だから」・「証拠がないから」と取り合ってくれないことも多々あります。7~8割のケースは解決しているということで、そういったお悩みをお持ちの方はキャバクラユニオンに相談してみてはいいかがでしょうか。
キャバクラユニオンのブログはこちら:http://ameblo.jp/cabaunion/
エンタメいまのうちでは、ピンクのカレー・ピンクの醤油をご紹介しました。
お話を伺ったのは鳥取の「ブリリアント アソシエイツ株式会社」代表の福嶋登美子さんです。
鳥取ブランドの発信や鳥取の観光プロモーションなど、鳥取県への観光客誘致に力を入れているこの会社が新たに打ち出したのが・・・
こちら、『ピンク醤油 華貴婦人』『ピンク華麗』です。
パッケージは鳥取空港を起点とする食・アート・サロンの名所を周回するバス「とっとり山の手物語 華貴婦人」のキャラクターです。
鳥取名物「ビーツ」を原材料に、そこから抽出したピンク色で食卓を鮮やかにする調味料、そしてカレーです。
化粧品かと見紛う醤油は、とろみがあり普通の醤油同様、色々な料理によく合います。
カレーは鳥取内のカフェでメニューとして提供されていて、好評につき東京でもレトルト商品が返るのだそうです。
第三弾は「ピンクマヨ」というマヨネーズを予定しているそうです。
ピンク好きなそこのあなた、食卓にもピンク色を取り入れて見てはいかがでしょうか!?
ブリリアントアソシエイツ・華貴婦人のサイトはこちら:http://www.ba-tottori.com/
♪本日の楽曲
「Love Is」 Rod Stewart
「春夏秋冬」 スガシカオ
明日もお楽しみに!
グッモニ 2015年11月 9日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはジャーナリストの中村竜太郎さんです。
「詐欺セレブ "ばびろんまつこ" という女」についてお話していただきました。
先月28日、高級ブランドの偽ブレスレットをネットオークションで販売したとして、詐欺の容疑で逮捕された港区在住26歳の無職の女性。しかし彼女の正体は、ツイッターで1万2千フォロワーを超えるSNS界の有名人だったのです。
ブランド品や海外旅行、高級マンションや料亭での食事などを小粋なツイートと共に紹介し、セレブとして名を馳せていましたが・・・。実はそれほどの稼ぎがあるような仕事に就いているわけではなく、現実とネットのギャップを埋めるために犯行に走ったのではないか?と言われています。
物質主義が幅をきかせる現在の日本ではこれからもこの手の事件は頻繁に起こりうる・・・もしかすると既にこの事件も氷山の一角かもしれない、というお話でした。
今朝の特派員は日本ぼっちゃ協会普及部長の宮坂昇さんです。
重度の脳性麻痺、もしくはそれと同じくらい手足に重度の障がいを持つ人の為に考案されたスポーツ、それがボッチャです。野球のボールほどの大きさのビーズ入りボールを投げ、目標物との近さを競うもので、プレーしたことがある人は「カーリングに似ている」と話します。
協会では各地で体験練習会を開き、普及に努めているということです。来年のリオパラリンピックに向けた代表選手の強化が進められています。
エンタメいまのうちでは、「針穴写真」をご紹介しました。
お話を伺ったのは日本針穴写真協会理事の遠藤志岐子さん。
針穴のような細い穴から光を入れ、感光紙に逆さに写す「針穴写真」。そのまま英語でピンホール写真とも言いますね。
普通に写真を撮るのとは違い、シャッターを開ける時間=露光時間が長いことが特徴で、数分から数時間に及ぶことも。一瞬を切り取るのではなく、時間経過を写し出すので、撮れた写真はドラマチックに仕上がります。
ピンホールカメラの装置を自作できることも楽しみの一つで、像を湾曲させるために空き缶で作ってみたり、既存のカメラを改造して作ったり想像力次第です。
協会では教室や展覧会、撮影会などを開催しているということで、興味がある方は始めてみてはいかがでしょうか?
日本針穴写真協会のサイトはこちら:http://jpps.jp/web/index.htm
♪本日の楽曲
「新宝島」 サカナクション
来週もお楽しみに!!!!!
グッモニ 2015年11月 6日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さんです。
「ニッポンの"アルバイト教育"」のお話をしていただきました。
厚生労働省はきのう、「非正社員」が労働者に占める割合が1987年の調査開始以降初めて4割に達したことを発表しました。今日の労働現場は非正社員に支えられていると言えます。
非正社員のなかでも、最近アルバイターの存在が大きくなっているという話を聞きます。企業では、アルバイトを長続きさせるためにどのような教育がなされているのでしょうか?
例えばスターバックスコーヒーでは、最初の二日間、技術指導ではなく会社の理念を教えて会社を好きになってもらうことから始めるそうです。「独自の判断でお客様が喜んでくれるような行動を取りなさい」など、スターバックスでコーヒーを売ることに誇りを持ってもらうのだそうです。
モスバーガーでもまずは理念説明から始まり、店長はすべてのアルバイターと毎日5分以上会話をするのだそうです。ちょっとした異変に気付けたり、不安や不満の解消に繋がり離職を防ぐ効果があります。
大手のこうした姿勢には、中小企業も学ぶ点が多々あります。「人を使う」とはどういうことなのか、基本を見直すべき時期だ。というお話でした。
今朝の特派員は福井県敦賀市にある、ユダヤ人の歴史的資料を展示する「人道の港 敦賀ムゼウム」の深沢敦さんです。
第二次世界大戦のさ中に「命のビザ」で大勢のユダヤ人を救った外交官の杉原千畝。彼が救ったユダヤ人たちが命からがら上陸したのが敦賀市でした。
「ムゼウム」とはとはポーランド語で「資料館」を指し、その当時の資料が展示されています。
多くのユダヤ人を受け入れ、手厚くもてなした敦賀の人々、そして杉原千畝から、昨今の難民問題について考えることがあるのではないか、というお話でした。
エンタメいまのうちでは、「新聞紙恐竜」をご紹介しました。
お越しいただいたのは、新聞紙恐竜作家の杉崎良子さんです。
スタジオにも恐竜をお持ちいただきました。
美大に通っていた当時、卒業制作で作ったのがきっかけだそうです。
新聞は人間の文明、恐竜もある意味、化石から想像して人間が作り出した生き物なので、その文明の融合がこの形なのだそうです。
普通の新聞を重ねに重ね、普通の糊で固めに固めた紙の結晶。
近くで見ると生物としての丸みも精巧に再現された匠の技だと分かります。
文字が見える恐竜は4,5日かけて作られますが、色つきチラシで羽毛を付けると3週間はかかるとのことでした。
今ではコレクターの間で流通があり、今週土曜日に西荻窪で・来年春にはパリで個展が開催されるということでした。
機会があれば是非見てみてください!
♪本日の楽曲
「End Of The Road」 Boyz Ⅱ Men
明日もお楽しみに!!!!
今日は黒のダウンベストスタイルが被ってしまいました(笑)仲良し!!
皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さんです。
『大阪府知事・市長のダブル選挙』についてお話していただきました。
今月22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選挙。その対立抗争は大阪都構想時のものと同じだと言います。
反・橋下の自民公明、対するは橋下維新。ですが中央官邸・・・内閣の安倍総理・菅官房長官は橋下氏を取り込みたいと考えていて、大阪自民とはねじれの関係が続いています。結果いかんでは維新の存続にもかかわる今回の選挙の背後関係を解説していただきました。
今朝の特派員は「ツル多はげます会」幹事長の成田晃生さんです。
青森県鶴多町で行われる、「最強のハゲ頭を決める吸盤綱引き大会」について伺いました。
吸盤綱引きは、1対1で頭か額に付けた吸盤を紐で繋ぎ、引っ張り合う競技。ツル多はげます会では「笑う門には福来る。禿の光は平和の光。暗い世の中、明るく照らす。日本も光る、世界も光る」というスローガンの下、洒落っ気とユーモアで薄毛を笑い飛ばしているそうです。
頭に自信がある方は、是非飛び入り参加をしてみてはいかがでしょうか?
エンタメいまのうちでは、「フレンチ薬膳」をご紹介しました。
お話を伺ったのは、フレンチ薬膳プロデューサーの坂井美穂さんです。
フレンチ薬膳は、その名の通り薬膳料理とフレンチが融合したもの。
パリで3年間モデルをされていたという坂井さんは、そこで家庭料理を覚えます。フレンチは難しいという先入観がありますが、実は素材の味と栄養を活かしたシンプルな味付けで簡単にできるのだとか。
ご両親のために薬膳料理の勉強もされ、そこから生まれたのがフレンチ薬膳です。
坂井さんの作るフレンチ薬膳は、薬膳の考え方に基づいて誰でも気軽に使える食材を選び、フレンチ風にアレンジするというもの。
スタジオに実際に料理を持ってきていただきました!
レンズ豆のサラダ・サンザシの豆腐ディップ・ビーツのマリネ・バター不使用のガトーショコラなど。
あ、食べやすい!
美肌やアンチエイジングなど薬膳料理の効能は様々。
「簡単フレンチ薬膳」という本や9月に「フレンチ薬膳 シェル・ヴ・サカイ」(麻布十番)を開店されていますので、ご興味あるかたはフレンチ薬膳の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
♪本日の楽曲
「フローライト」 米津玄師
明日もお楽しみに!!!
皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さんです。
「韓国旅行をきっかけに考えたこと」というお話をしていただきました。
きのう3年半ぶりに日韓首脳会談が行われました。それに合わせて各所で様々な日韓交流イベントが行われたそうです。藤吉さんは2週間前、そんな韓国へ旅行されました。
韓国旅行で印象的だったのは、高速道路の中央分離帯の有無だそう。日本は当然のようにありますが、韓国には無いところもまだまだ多いのです。それは、戦闘機がすぐに離着陸できるようにと整備されたためで、いかに戦争を意識しているかを伺わせます。藤吉さんが紹介してくれたのは、朝鮮戦争の戦火を逃れてアメリカへ渡り、その後、政府機関で出世した韓国系アメリカ人の話。危険な任地を転々としながら、彼は世界イチ安全な日本への憧れを募らせます。
けれどいざ憧れの日本へと赴いた彼は、頻発する地震に戦地や紛争地で感じた以上の恐怖をおぼえます。
戦争が身近にある国もあれば、自然災害が身近に感じられる国もあります。
海をはさんだお隣の国の、近くて遠い距離感についてお話しいただきました。
グッモニ特派員は、江戸時代のランキングをご紹介しました。
現在、新宿区立新宿歴史博物館で開催されている企画展「お江戸の何でもランキング~番付の楽しさ」では、江戸時代の庶民の好きなもの、嫌いなものの番付が70種類以上も展示され、非常に興味深い内容となっています。
お話いただいたのは、新宿区立新宿歴史博物館学芸員の芦崎泰彦さん。
記録から見えてくる当時の文化は、現代の人間にも親しみやすく振り返ることができます。
理想の亭主ランキング・女房ランキングなど、興味深いものばかりですので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
エンタメいまのうちでは、「アルカサル」という杖をご紹介しました。
お話を伺ったのは、アルカサルを製作している北海道の"根曲がり工房"代表の益子信子さん。
「アルカサル」は、ネマガリダケを材料に作られた、歩行を補助する杖、又はストック、又はポールです。
見た目にはぐにゃりと曲がっていて、杖として使えるのか?と疑ってしまいます。
しかしこれこそがアルカサルがアルカサルたる所以のギミック!
曲がった方を前に構え、地面を押してみますと・・・?
なんと杖が持ち主を押してくれるではありませんか!
体が自然と前へ進んでいきます。
福井さんもスタジオの中をぐるぐるぐる...
そう、この「アルカサル」という名前の由来は
北海道の方言「○○(動詞)さる」→「自然に(動詞)の状態になってしまっている」というものから
「歩く」→「歩かさる」(自然に「歩く」状態になってしまう)→「アルカサル」と名づけられました。
ひとつひとつ手作りで、オーダーを受けることもあるものの、
その手間は多く、月に3,4本作るのが限度なのだそうです。
一本タイプと折り畳みタイプがあります。
片手でも両手でも使えますので、これからのノルディックウォーキングやストックウォーキングに是非こちらの「アルカサル」使ってみてはいかがでしょうか!?
根曲がり工房のサイトはこちら:http://n-stock-walk.net/
♪本日の楽曲
「ミリオン・ダラー・ショー」 PRINCE
「SHIKIBU feat.阿波の踊り子」 レキシ
明日もお楽しみに!!
今日の放送で「浜祭りでグッモニラーメンを手売りします!」と宣言した福井さんでしたが・・・。
あまりの人の多さに圧倒され、いちスタッフとして黙々と他番組のグッズを売るハメに(笑)
グッモニ 2015年11月 3日皆さまこんにちは、福井謙二グッモニです。
本日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さんです。
「中国の"一人っ子政策廃止"は対岸の火事ではない」というお話をしていただきました。
中国は先月29日に、1979年から続けてきた「一人っ子政策」の完全廃止を決定しました。
中国の労働人口は2011年に初めて減少に転じ、史上最悪のペースで労働力不足に陥ると予測されます。
一人っ子政策による差別や無戸籍児の問題は国際社会から批判され、年金制度も破綻しつつあるので、制度の廃止をせざるを得ない状況でした。
しかし人口は増えるどころか出生率が減る一方。一刻も早く少子化対策の金銭的サポートが必要なのですが、中国程の大規模国家でそれを行うとなると、それだけで莫大な財政負担がかかってきます。そんな余裕があるわけもなく、中国は完全に手詰まりな状況になっています。
これは日本も笑っていられることではなく、中国に何か起これば日本が大きな影響を受けることはもちろん、経済大国日本も同じく少子化問題が深刻です。対策の一手に注目が集まっている、というお話でした。
今朝の特派員は葛飾区柴又の団子屋さん「高木屋」店主の石川宏太さんです。
柴又で今週末11月7日・8日に開催される「寅さんサミット」について伺いました。
映画「男はつらいよ」のロケ地となった各地域の特産品の販売などのほか、上映会やトークショーなども予定されているということです。
石川さんのお店は、撮影の度に渥美清さんがよく立ち寄った場所として知られます。
映画のファンの方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
エンタメいまのうちでは「琥珀糖」をご紹介しました。
お話を伺ったのは、千葉県市川市にある琥珀糖と喫茶のお店「シャララ舎」代表の尾高みつえさんです。
琥珀糖とは、砂糖と寒天で作った和菓子のこと。
通常は和菓子屋さんの一角で落雁などの干菓子と一緒にひっそり売られていることがあるそうです。
見た目にはキラキラと光りを反射し、外はシャリシャリ・中は柔らか。「食べる宝石」と呼ばれます。
昔からある和菓子なのですが、SNSなどで気軽に写真をアップロードできるようになり、その美しさが見直されたようです。
スタジオにも琥珀糖をお持ちいただきました。
味や色が様々あり、光にかざすとまさに宝石のようでした。
お客様の中には和菓子が好きな方はもちろん、鉱物が好きな方もいらっしゃるのだとか。
作り方は単純ですが、配合の微調整や1週間ほど乾燥させるという工程があるため
ちゃんとしたものを作るには時間を要します。
そのまま食べてもいいのですが、コーヒーに合わせたりソーダに入れたりと工夫ができるそうです。
宝石のようなカットだけでなく、こんな形まで!
興味を持たれた方は是非、千葉県市川市になる「シャララ舎」を訪れてみてくださいね!
シャララ舎のサイトはこちら:http://shalalasha.web.fc2.com/
♪本日の楽曲
「やわらかい気配」 土岐麻子&秦基博
明日もお楽しみに!