福井謙二グッモニ 10月26日(月) 第670回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。


本日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さんです。
「ホームレス増加のアメリカ・ハワイ州が緊急事態宣言」というお話をしていただきました。

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ホームレスの人口増加に悩むハワイ州のデービッド知事は、路上などでの生活を余儀なくされている住民の減少を目指した緊急事態宣言をしました。
ホームレス増加の背景からみえてくるのは、アメリカの格差社会の進行。中間層が息も絶え絶え暮らしているというのに、アメリカの経済は好調だと言われるのは1%の富裕層が儲かっているから。他方で、庶民の暮らしは貧しくなる一方だといいます。

日本もアベノミクスで株価が上がり、見た目は好調な経済状況ですが、庶民の賃金は上がっているでしょうか?アメリカと同じようになってはいないでしょうか?
日本における中間層の衰退はそのまま国の衰退になってしまいますので、どうにかしなければならない。というお話でした。

今朝の特派員は東京・豊島区要町にある「要町あさやけ子供食堂」店主の山田和夫さんです。
パン屋さんを営まれていた奥様が亡くなった後、残されたレシピを見てパン屋の開業を決意。それが転じて、一人きりで食事をとることが多い子供たちのためにみんなで一緒に食事ができる食堂を作ることにしたそうです。
一食の値段は300円、2階建ての民家は毎回足の踏み場もないほどの混雑ぶり。
こうした「子供食堂」のニーズは広がりを見せており、都内の様々な場所にも開業されるかたがいらっしゃるそうです。今後の動きにも注目です。

エンタメいまのうちでは、一風変わったお醤油をご紹介しました。
ご紹介したのは、群馬県の老舗醤油店「正田醤油株式会社」の「おちょぼ口シリーズ」という商品・お話をしていただいたのはマーケティング部企画課主任の柏木知子さんです。

創業は明治6年。今年で141周年となる正田醤油は、地元館林では知らない人がいないという老舗醤油メーカー。
1990年ごろを境に日本人の"醤油離れ"が始まり、現在でも醤油の消費量は落ち続けています。原因のひとつとして考えられるのは、「醤油」ひいては「和食」が難しく考えられているのでは?ということ。もっとカジュアルに、身近に感じてほしいという願いから作られたのが、おちょぼ口シリーズです。
片手でキャップが明けられ、一滴から適量を簡単に注げる。液だれ・液づまりも無く倒れてもこぼれないという醤油差しに加え、それぞれ特徴的な風味があります。

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だしをはじめ、うすしお・おさしみ・あげもの・カレー風味・うめ・ハーブ・バタマヨなどなど。どれも料理にひと味加えておいしい作りになっています。

今日は味の違いが分かりやすいようにお豆腐でいただきました。

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色やとろみも普通の醤油とは全然違う!ドレッシングのような感覚で使えそうなものもありました。
オンラインショップもあるということで、無限の広がりを見せる醤油の新たなスタイルを味わってみてはいかがでしょうか!?

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正田醤油のサイトはこちら:http://www.shoda.co.jp/

♪本日の楽曲
「朝陽の中で微笑んで」 ハイファイセット

明日もお楽しみに!

グッモニ 2015年10月26日
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