福井謙二グッモニ 8月14日(金) 第619回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

今日のコメンテーターは、ジャーナリストの中村竜太郎さん。

中村さんには『政界のプリンス!小泉進次郎、初ロマンス報道の舞台裏!!』についてお話頂きました。

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現在発売中の『週刊文春』で大きく取り上げられています、小泉進次郎さんの"密会デート"。

どんな親しい相手でも携帯の電話番号を教えないほど、徹底的な秘密主義により、これまで恋愛事情が明かされることはありませんでしたが、そんな中『週刊文春』によってスクープされた今回の"初ロマンス報道"。
その舞台裏について、中村さんに詳しくお話いただきました。

グッモニ特派員は、「ラジオは戦争をどのように伝えたか」。

昭和20年8月15日正午、昭和天皇がポツダム宣言の受諾をラジオを通じて国民に伝え、14年間に及ぶ戦争に終止符が打たれたことはご存じのとおりです。

大正14年に始まったラジオ放送が、昭和6年の満州事変から昭和20年の太平洋戦争終結まで、戦争をどのように伝えていたのか?
文化放送の塚本茂ディレクターが当時の音源を交えて振り返りました。


エンタメいまのうちのテーマは、「21世紀に蘇る!幻の「ラジオ体操第3」!!」

先月、日本コロムビアから『幻のラジオ体操第3』というCDが発売されるなど、にわかに注目を浴びている「ラジオ体操第3」について、今回「第3」の復刻に関わった、龍谷大学社会学部地域福祉学科教授の安西将也さんに電話でお話を伺いました!

一般的にラジオ体操と言えば「ラジオ体操第1」が有名ですが、全国ラジオ体操連盟の説明では、「子どもからお年寄りまで一般の人が行うことを目的とした体操」とのこと。

そして、「ラジオ体操第2」は、職場向けとして想定されたもので、全体的には第1体操を踏襲しつつ、複雑な動作で構成されています。

今朝取り上げた「ラジオ体操第3」が最初に放送されたのは1939年のこと。
終戦直後の1946年から再び放送されたのですが、「ラジオの音声だけで複雑な動きを伝えるのは難しい」という理由などで姿を消し、その後放送されることはなく、いつしか幻の「ラジオ体操第3」と呼ばれるようになりました。

「第3」は、第1運動から第16運動まで11種類の動作から3分程度で構成され、全体的にテンポが速く、大ジャンプなどのダイナミックな動作もあり曲と動作が強弱バランス良く作られています。

復刻のきっかけは、生活習慣予防とそれに関わる医療費の研究を行っている、その道の第一人者である安西さんのもとに、滋賀県東近江市から「こころとからだの健康づくり事業」の依頼があったこと。
地域の皆さんの健康づくりの運動ツールとして、「興味と関心を持ってもらえ、かつ、運動強度の強い運動」を探したところ、偶然「第3」に出会ったそうです。

「第3」には、生活習慣予防(メタボ対策)やこころのケア(うつ病)などの健康効果があるそうで、実際、昨年から滋賀県多賀町町役場の職員に、就業前に毎朝「ラジオ体操第3」を実践してもらったところ、こころの状況に課題のあった方の内、45%の方が改善したそうです!

現在は滋賀県以外にも色々な地域や職場にも広がりをみせている「ラジオ体操第3」。
皆さんもこころとからだの健康づくりに役立ててみてはいかがでしょうか?

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KADOKAWAから『DVD付き 幻のラジオ体操第3』という書籍も出ており、日本コロムビアからは『幻のラジオ体操第3』というCDが発売中。
日本コロムビアのHPでは映像も見ることができますので、興味のある方は是非チェックしてみてください!

『幻のラジオ体操第3』について、詳しくはこちらから!

♪今日の楽曲
「Peace Be With You」 Beau Young
「腰まで泥まみれ」 元ちとせ


来週もおたのしみに!!

グッモニ 2015年8月14日
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