金曜日のコメンテーターは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
夏野さんには『給料は不公平であるべきだ!』について物申して頂きました。
グーグルの報酬についての第1原則であり、「最も優秀な人材は会社が思っている以上に優秀で、会社が支払う報酬以上の価値がある」という信念が根底にあるため、「給料は不公平であるべき」だと話す夏野さん。
実際にグーグルでは、同じ業務を担当する社員が会社にもたらす影響に100倍の差があれば、報酬も100倍になるという場合もあるそうで、ほぼすべての職位で報酬の差が3~5倍になることは珍しくないとのこと。
グーグル以外でも、欧米企業や海外では当たり前の話だそうで、社長よりも給料をもらっている営業マンもいるのだとか。
昔はチームを作り、協力・分担して仕事を進めていかなければならない事情がございましたが、パソコンやネットなどのツールの発達した今の時代では、同じ業務でも優秀な人が何倍もの働きが出来るようになったため、給料体系も見直すべきではないだろうか?というお話でした。
グッモニ特派員は、障がい者にやりがいのある仕事を作り出すこと、できるだけ高い給料を障がい者のスタッフに支払い経済的自立へ導くことをテーマに掲げた、仙台市内のカフェレストラン「六丁目農園」について。
70人のスタッフのうち、40人が障がい者で、関連企業を含めると150人のスタッフのうち、約半数が障がい者という、障がい者の雇用にきわめて積極的な、「六丁目農園」を経営する株式会社「アップルファーム」の渡部哲也社長にお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「NO ZANGYO、NO LIFE!?どうせ残るなら面白く!日本残業協会のススメ!!」
残業ばかりしているハードワーカーを応援し、モチベーションをアップさせることを狙いとした協会「日本残業協会」会長の藤橋遼さんにお話を伺いました!
2013年に創設された「日本残業協会」。
広告代理店に勤めていた頃、残業の毎日だったという藤橋さん。
夜遅く働いている時、向かいのビルに明かりがついていると「あぁ、あそこにも同士がいる」とモチベーションが上がったという体験をキッカケに協会をつくられました。
「日本残業協会」のHPでは様々な情報を発信されており、残業中の写真をアップして、それを見てもらい「頑張っている人が他にもいるんだ」とモチベーションを上げてもらう「残業百景」や、もしもこんな美人が残業している時にこんなことをしてくれたら・・・という写真をアップする「残蜜」という"残業美人"を紹介するコーナーなどがございます。
特別に会員は募集していないが、HP上で「残業力検定」を実施しているそうで、合格者は「ザギョニスト」として認定し名刺を発行。
現在300人以上のサギョニストたちが自由に活動をしているそうです。
現在「日本残業協会」では、「残業MAP」という、残業中の人同士で交流できるアプリを開発中だそうで、8月には配信を開始する予定となっております。
♪今日の楽曲
「Dancing In The Street」 David Bowie & Mick Jagger
「この青い空、みどり ~BLUE IN GREEN~」 サザンオールスターズ
来週もおたのしみに!!