皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
火曜日のコメンテーターは、ジャーナリストの藤吉雅春さん。
藤吉さんには『認知症の社会的コスト』についてお話頂きました。
認知症患者の医療や介護の費用、家族らによる日常的なケアなど、認知症にかかわる社会全体の負担=社会的コストが、年間約14兆5000億円に上ることが、厚生労働省研究班の推計で明らかになりました。
国内の認知症の社会的コストが試算されたのは初めてで、高齢人口がさらに増える2060年には約24兆3000億円に膨らむ見込みとのこと。
先週末に東京証券取引所で行われた「社会的インパクト投資」という、イギリスから始まり欧米で広まる取り組みのシンポジウムを取材したという藤吉さん。
そのシンポジウムは「お金をもっと有効に使って社会課題を解決する方向にもっていけないか」ということをテーマに行われたそうですが、この日のシンポジウムのトリは、超党派議員による「休眠預金口座」を社会のために使おうという取り組み。
イギリスや韓国では第三者機関をつくり、高齢者の無料看護、低所得者層の子供たちへの教育事業に使われているこの「休眠預金口座」。日本でも毎年800億円もの休眠預金が生まれており、これを社会課題解決のために有効活用するべきではないだろうか?というお話でした。
グッモニ特派員は、ボクシング世界チャンピオンの座を引退されたのち、市議会議員に転身し、このほど二期目の当選を果たされた稲城市 市議会議員の坂田健史さんをご紹介。
4年前の初当選以来、定例議会では必ず質問に立ち、現在は6月の定例議会に向けて、市民の声を市政に反映させようと準備に余念のないという坂田さんにお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、『昭和のドローン・スターヘリコプター 懐かしいオモチャの復活させた男!』
スターヘリコプターは、1960年代半ば、岡山県の玩具メーカー「サンヨー」から発売された昭和のオモチャ。
サンヨーのプラスチック製造部門が閉じられた時、その金型をもらい復刻されたAT.creation(エイティ ドット クリエーション)の徳田章宏さんに電話でお話を伺いました!
本業は金属・プラスチックスなどの素材加工を得意とする技術者である徳田さん。
AT.creationは、懐かしの玩具復刻活動を非営利で行っている非営利目的のNPO法人的なもので、もともとは「昭和の子供文化保存会」として活動していたそうですが、現在は個人的にサイトを立ち上げてその中で活動をされているそうです。
昭和30年から40年代にかけて、子供の遊び文化に貢献していたものは、駄菓子屋さんで売られていた、駄菓子や駄玩具。
その中の一つである「スターヘリコプター」は、当時の子供達が一度は遊んだことのあるベストセラー玩具でした。
「昭和の子供文化保存会」で懐かしい哀愁のなる駄玩具の復刻活動をしていたため、2008年の生産中止を受け、製造会社のサンヨートイスに連絡し、金型を譲り受け修理の後、スターヘリコプター玩具の復刻を任せていただいたそうです。
ちなみに、量産する上で資金が必要ですが、その資金は全て徳田さん個人の持ち出しで、売れれば売れるほど損するのだとか...。
しかし、大人になっても子供の頃遊んだ思い出を語る時や懐かしい物を手に取った時に、誰でも一瞬子供の頃に戻り、笑顔になる、そんな幸せの瞬間を作り出すため、懐かしの玩具復刻活動を非営利でしているとのこと。
スターヘリコプター以外にも、大阪のセキデンというメーカーが開発した「銀玉鉄砲」の復刻も行っており、こちらは現存する当時の銀玉鉄砲をセキデンの社長さんから頂いて、分解して寸法を測り、徳田さんがCADと呼ばれるコンピューター設計システムで製品図面と金型図面を作成、組み立て作業に至るまでの協力をされたそうです。
本日お話を伺った徳田さんが運営する「ものづくりプランナー AT.creation」のHPはこちらからご覧ください!
♪今日の楽曲
「Shine On」 Simply Red
「幸せになりたい」 Ms. OOJA
明日もおたのしみに!!