皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
月曜日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。
冨倉さんには、『アメリカの"チップ廃止の流れ"は拡がるのか?』についてお話頂きました。
日本人が海外旅行したときにもっとも戸惑うのがこの「チップ文化」。
アメリカでは飲食代の15%~20%のチップを支払うのが相場となっていますが、最近では「すべての代金にサービス料を上乗せしてチップは要らない」というレストランも増えて来ているそうです。
アメリカの飲食店は従業員の最低賃金がとても低く抑えられており、「そのぶんチップで払うから」というのが経営者の言い分となっているそうですが、お客さんがあまりこない月があれば当然その分チップでの収入も減ってしまいます。
そのため、サービス料が従業員の賃金に上乗せされるようになるこのチップ廃止の流れを歓迎する方は多いそうです。
働く人も嬉しいし、観光客も嬉しいし、だったら早くチップなんてなくなればいい!と思いますが、飲食店の経営者は当然のことながら面白くありません。
それに加え、チップを払うことが体に染みついているアメリカ人も多いため、完全に「チップ文化」がなくなるのにはまだ時間がかかりそう、というお話でした。
グッモニ特派員は、根っからのカープファンである福井さんでも敵わないというスポーツ新聞の名物記者の方をご紹介。
広島生まれの広島育ち、1950年の球団創設時からカープを見続け、1967年からは報知新聞の広島カープ担当記者として半世紀近くカープの取材を続けてこられた駒沢悟さんにお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、『伝統の歌声があなたの心を癒します!おめでたい相撲甚句で、疲れた心にビタミンを!』
今月10日、日曜日から「大相撲五月場所」も始まります!「ちゃんこ鍋屋さん」に行くと、店内にBGMで流れている「相撲甚句」を聞いたことがある方も多いと思います。
そこで今朝は、伝統を今に伝える「相撲甚句」の第一人者である、元関取の大至さんにお越しいただきました!
現役時代から「相撲甚句」の名人として知られ、名人と呼ばれる歌い手を手本にオリジナルの「大至節」を確立し、伝統の歌声を現代に伝える相撲甚句の第一人者である大至さん。
芸者さんが座敷で歌ったのがきっかけで、それを見た力士衆が巡業で取りいれようという話になり、取組の合間に余興として歌うようになったと言われている「相撲甚句」。
歌詞は「七、七、七、五」の甚句形式となっており、都都逸と同じです。
土俵上で力士5~7人が輪になって立ち、輪の中央に1人が出て独唱します。
周囲の力士たちは手拍子と「どすこい、ほい、あ~どすこいどすこい」といったような合いの手を入れるのもお決まりとなっております。
主に巡業や花相撲の時にファンサービスとして歌うもので、引退式などのセレモニーでも歌われることもあり、結婚式の時はおめでたい歌詞で歌われることが多いそうです。
ということで、実際にスタジオでも「相撲甚句」をご披露頂きました!
2002年3月をもって現役を引退し準年寄を務められた大至さんですが、歌への愛着が捨てられず、同年6月に日本相撲協会を退職し、歌手の道に進まれました。
そんな大至さんはCDも出されておりまして、2010年1月に自身で初めてプロデュースを行った企画CD「相撲甚句レジェンド」を発売されました。
角界に昔から歌い継がれてきた相撲甚句の中でも一番難しいとされている『当地興行』
この一曲だけを、歴代の名人が歌いあげます。
昔の音源あり、太鼓の音入りや音頭風の甚句あり、現役の関取を初めとする現在ご活躍の甚句名人の歌声が収録され、もちろん大至さんも歌っております。
相撲甚句に興味のある方は是非聴いてみてください!
本日のゲスト大至さんのオフィシャルウェブサイトはコチラから!
♪今日の楽曲
「The Power Of Love」 Celine Dion
「天体観測」 BUMP OF CHICKEN
明日もおたのしみに!!