皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日のコメンテーターは、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。
山口さんには『経営再建へ・・・SHARPの目の付け所とは?』をテーマにお話頂きました。
先週末、経営再建を進める電機メーカーの大手シャープが、現在1218億円ある資本金を1億円に減らす方針を決めたと報じられ注目されました。
その後シャープはこの計画を断念しましたが、問題はなぜ「資本金を1億円以下にしようとする必要があるのか?」というところ。これは法律上"中小企業"とみなされれば、赤字でも課税される外形標準課税の適用から逃れられるため。
今年度から黒字企業を優遇する法改正が行われましたが、今回の一件は日本の「外形標準課税」が抱える制度的な問題を浮き彫りにしていると話す山口さん。
赤字を抱えるつらい時期というのはどんな企業にもつきもの。
この先原油価格の上昇などで企業経営が苦しい時代になった場合、「資本金を減らそう」という動きは活発化していくことが予想されます。
今回、シャープは資本金を減らすことを断念しましたが、「赤字企業に対して税金を重くするという政策は本当によいのかどうか」という問題提起になったのではないだろうか?というお話でした。
グッモニ特派員は、高知県にある石灰の製造・販売会社が開発した、水を加えるだけでレトルト食品や缶詰を手軽に温めることが出来る発熱剤「ヒートライム」をご紹介。
このヒートライムは、東日本大震災の時に保存食を温められず、そのまま食べたら食べにくかったという教訓を生かした商品。
これまで台風をはじめ数多くの自然災害に見舞われ、南海トラフ地震の厳しい被害想定も受けている高知県は、実は世界有数の石灰の産地で、品質も埋蔵量も世界一と言わています。
そんな高知県の地場産業から、災害時の二次災害を防ぐ画期的な商品が開発されたということで、このヒートライムの製造・販売を行う井上満吉商店 社長の井上健さんにお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、『熱中症対策!クールビットにお任せあれ!!』
今日の東京の予想最高気温は30℃と、暑い日が続いておりますが、熱中症は今の時期から対策が必要!ということで、今朝は熱中症対策のアイデアグッズをご紹介。
「株式会社 日曜発明ギャラリー」代表で発明家の小林豊博さんに電話でお話を伺いました。
本日ご紹介したのは小林さんが開発を行った「クールビットシリーズ」。
帽子から取り外しが可能なフラップ部を水に浸けて絞るだけで、日よけや冷却効果のある「キャップタイプ」と、ポケットに冷水や氷・保冷剤を入れられる「アイスポケットベスト」をスタジオに用意し、福井さんに試着して頂きました。
また、熱中症になってしまったときに、救急車が到着するまでの間効果的な応急処置が行える「熱中症応急キット」の開発もされております。
重症化すると生命に危険が及ぶこともある熱中症。
十分に予防を行い、体調の変化に気をつけましょう!
♪今日の楽曲
「Running Man」 Fishmans
明日もおたのしみに!!