福井謙二グッモニ 3月17日(火) 第511回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

火曜日のコメンテーターは、ジャーナリストの藤吉雅春さん。

藤吉さんには『北陸新幹線開業で、本当は注目すべきある現象』についてお話し頂きました。

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新幹線開業で北陸各地の観光業が注目を浴びていますが、これはあくまでも一過性のもので、観光で継続的な町おこしを成功させた前例はニセコ町ぐらいで、実は非常に難しいことのようです。
それよりも「企業が本社を北陸に移す動き」に注目すべきだと話す藤吉さん。

本社機能を東京から会社発祥の地の石川県小松市に移し成功を収めている、重機の世界的成功企業でもある「コマツ」や、富山に本社を移した「YKK」を成功例に挙げ、地域の特色を活かした経営戦略について詳しくお話頂きました。


グッモニ特派員は、「パラリンピックにおけるボランティアの役割」について。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催が決定して以降、「ボランティア活動を通じて大会に関わりたい」というニーズが高まっています。
特に、パラリンピックのボランティアに対する関心は強く、「今から、どんなことを準備しておけばいいのでしょうか?」「英語以外に公用語の仏語を身につけておいた方がいいのでしょうか?」などの問い合わせが多く寄せられているそうです。

こうした声を受け、障がい者スポーツを支援するNPO法人 STANDでは、先日、パラリンピックのボランティアに関心の高い方を対象にした講座を三日間にわたって開催されたとのことで、この講座で講師を務められました、北京パラリンピック・視覚障がい者柔道日本代表の初瀬勇輔さんに詳しいお話を伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、「渋すぎるボードゲームが大ヒット!その魅力と誕生の裏側に迫る!」

ゲームと言えば、TVゲームやスマホのアプリゲームが主流の今、庭をつくるボードゲーム、その名も『枯山水』が大ヒット中とのこと。
なぜボードゲーム、しかも庭を作る...という一見地味そうなゲームがヒットしているのか?

『枯山水』の発売元で、海外のボードゲームやカードゲームの輸入卸会社「ニューゲームズオーダー」の吉田恒平さんにお越し頂き、このゲームの魅力に迫りました!

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さて、話題のボードゲーム『枯山水』を簡単に説明いたしますと、分割された「庭園」のボードや、様々な形の「石」、分割された「砂」のタイルを使って、より美しい庭園をつくりあげることを「庭師」となったプレーヤー間で競い合うゲーム。

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どのようにして「庭園の美しさ」を競うのかというと、例えるならば、様々なテクニックや技の美しさを「得点化」している「フィギュアスケート」のようなもので、この『枯山水』というボードゲームも「石の配置」や「砂のタイルの並べ方」などの美しさを「得点化」しているということ。

そもそも『「庭園つくり」をボードゲームにしよう!』という発想が凄いですが、このゲームの作者である山田空太さんは、元々ボードゲームと言うより日本庭園が好きな方だったそう。
そんな山田さんが、国内のボードゲームデザイナーを発掘する目的として開催された「東京ドイツゲーム賞」という、ボードゲームのルールを公募したコンテストに応募するために、ボードゲームを勉強し『枯山水』でエントリー。
こちらが沢山の応募作の中で大賞を獲得し、商品化されたのだとか。

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現在はゲームに使用する「石」を社員全員の手作業で製作を行っているため、売れ行きに対して生産が追い付かず品薄となっているとのことですが、興味のある方はお近くのボードゲームショップにてお買い求めください!

お取扱い店舗について詳しくは、「ニューゲームズオーダー」のHPをご覧ください!


♪今日の楽曲
「Walking In Rhythm」 The Blackbyrds
「五線紙」 竹内まりや

明日もおたのしみに!!

グッモニ 2015年3月17日
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