皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日コメンテーターは、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。
山口さんには『若者への"キャリア教育"』について物申して頂きました。
最近耳にする機会も増えてきた「キャリア教育」という言葉。近年では若者たちに自立できる能力や、職業観・仕事観を育むことが社会的なテーマにもなっております。
大学でも「キャリア教育」が行われているそうですが、近年ではもっと子供のうちから仕事や社会に触れさせる試みを行っている自治体も多いそうです。
例えば、富山県が行っている「十四歳の挑戦」と呼ばれる制度では、公立中学校の2年生に地元での職業体験を義務付けております。
中学生たちは自分の能力や知識が足りない事を知り、「いつかは自分が誰かを助ける立場になりたい、成長したい」と思うといいます。これこそがキャリア教育の基本であると話す山口さん。
一方で、職業体験を受け入れる側の企業で働く大人たちにとっても、自分たちの仕事の意義や、社会における必要性を再確認する機会となり、仕事へのモチベーションアップにも繋がるとのこと。
また、最近では「仕事旅行」という、さまざまな「仕事場」を旅行先としてツアーを組むサービスも始まっており、今の仕事に不安を抱えている方や、他の仕事に興味を持っている方に人気を集めているようです。
旅の後に就職やインターンへと繋がるものもあるそうで、「職場体験交流」にもなっています。
本日山口さんがご紹介された「仕事旅行」について詳しくは、こちらからご覧ください!
グッモニ特派員は今朝の話題は、「次期サッカー日本代表監督」です。
アギーレ監督の解任で、後任となる新監督の最有力候補にボスニア・ヘルツェゴビナのバヒド・ハリルホジッチ氏が浮上しています。
主にフランスリーグなどで監督を務め、去年のワールドカップでは北アフリカのアルジェリア代表を史上初のベスト16に導きました。その後はトルコリーグで監督を務め、去年11月に契約が解除され、現在はフリーです。
このままハリルジャパンの誕生となるか?サッカージャーナリストの中山淳さんに、プロの目から見たハリルホジッチ氏について伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「足を失った人たちに、もう一度走る喜びを!義肢装具士・臼井二美男のお仕事」
おととし行われた、2020年オリンピック・パラリンピック招致の最終プレゼンにて、東京招致委員会のトップバッターとしても登壇された、パラリンピック選手の佐藤真海さん。
アテネ大会、北京大会、ロンドン大会と、3大会連続でパラリンピックに出場し、次回大会での活躍も期待されておりますが、彼女の活躍の影には日本ににおける「義足製作の進歩」がありました。
今朝は、そんなアスリートたちの活躍を陰で支えていらっしゃいます「義肢装具士」の臼井二美男さんにお越し頂きました!
1989年にスポーツ義足の製作を始められたという臼井さん。
91年には、切断障がい者の陸上クラブ「ヘルス・エンジェル」を創設。
2000年のシドニーパラリンピックから日本選手団のメカニック担当を務められており、以来、アテネ、北京、ロンドンと、4度のパラリンピックに帯同されております。
小学校6年生の時、担任の先生が義足を使用していたことをきっかけに、「義肢装具士」の仕事に興味を持たれたという臼井さん。
さまざまな原因で手足を喪失された方の機能を回復する義足や義肢などの製作調整を行う「義肢装具士」のお仕事ですが、現在のその人の仕事や生活、その人の将来を考えた上で義足・義肢を作ることを大切にしているそうです。
本日は、日常生活用の義足とスポーツ用の義足をスタジオにお持ちいただきましたが、スポーツ用は瞬間的に200kgという大きな負荷に耐え、その体重をかけた反発を利用して走るために、強度と弾性を兼ね備えたカーボンファイバーを使用しているそうです。
どちらもソケットと呼ばれる足を入れる部分をその人の身体にしっかりと適合し、使用していても痛くない物を作るのが一番の仕事とのこと。
ソケットをその人好みの色や柄にすることも可能だそうで、「切断ヴィーナス」という写真集では臼井さんの製作された義足の一部がご覧いただけます。
気鋭のフォトグラファー・越智貴雄さんによる写真集「切断ヴィーナス」は、白順社より発売中です。
♪今日の楽曲
「All About That Bass」 Meghan Trainor
「恋はリズムに乗って feat, 大木美佐子」 □□□
明日もおたのしみに!!