福井謙二グッモニ 11月6日(木) 第418回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

木曜日のコメンテーターは、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。

山口さんには『日銀の追加緩和政策』について物申して頂きました。

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日本銀行の黒田東彦総裁は、昨日都内で行われた講演で、先月末に追加の金融緩和を決断した経緯を説明しました。

その中で黒田総裁は、「物価上昇率2%の目標の早期実現に向け、追加的な措置を行うのは当然」、「目標実現のためにできることは何でもやる」と強気の姿勢を見せました。

今回の日銀の決定は、消費税引き上げのためのアシストの側面もあるようですが、普通は消費税率を上げる前には物価が下がるようにしておくもの。

この政策の後に消費税率を上げれば、消費者の購買意欲はさらに下がり、増税のマイナス効果をさらに強めることは明らか。にもかかわらず、「日銀は物価を上げれば消費税を上げやすくなる、景気が良くなると思い込んでいる」と話す山口さん。

確かに、この日銀の発表によって今週の株価は上がっておりますが、これは長続きしない上昇とみられ、自民党内からも「中小企業を苦しめる量的緩和政策は止めるべき」という声が出始めている、というお話しでした。


グッモニ特派員は、福井県鯖江市の市長 牧野百男さん。

今年4月にも取り上げ、大きな反響を呼んだ福井県鯖江市のJK課ですが、今度は鯖江市の女性によってOC課が発足されたとのこと。

OCとは「おばちゃん」のことだそうですが、一体どのような活動を行っているのか、JK課のその後の活動と併せて牧野市長に詳しいお話しを伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、「『頭』の『骨』と書いて、頭骨!美しく面白い頭骨の世界!」

双葉社より出版されております『完全保存版 頭骨図鑑』の監修をされた、生物研究家の吉田賢治さんにお越し頂き、その魅力についてお話しを伺いました!

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子どもの頃、遊んでいるときに動物の死骸を見つけ、「怖い、気持ち悪い」という感情を抱くと同時に、頭蓋骨の持つ不思議な魅力を感じたことで「頭骨」に興味を持ち始めたという吉田さん。

やがて、生物を研究するようになり、頭骨のコレクションを始められたそうで、現在その数100種類以上!

基本的には自ら捕獲・解剖し、頭骨を採取するそうですが、ライオンやトラなど捕獲が不可能なものは海外から買い付け、年間購入額がご自身の年収を上回ってしまったこともあるそうです。

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本日は貴重な頭骨コレクションの一部をスタジオにお持ちいただきました!

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こちらは陸の王者ライオン!

正確に言えば牙は頭骨には含まれないそうですが、ないと魅力が半減してしまうとのこと。

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もう一つはご自身で釣り上げ、解剖したというサメの頭骨。

サメの頭骨のほとんどは軟骨で出来ており、サメの頭部がどのようなつくりになっているか、しっかりとした知識を持っていないと骨を取り出すことが出来ないそうで、このような状態で世に出回ることはないのだそうです。

頭骨の魅力は、しっかりとした形のある「造形美」にあり、それに加えて生物の特徴がぎっしりと凝縮された貴重な資料となり、頭骨のみで種の同定が出来るところにもあるそうです。

本日のゲスト、吉田賢治さんが監修を務めた『完全保存版 頭骨図鑑』は双葉社より発売中です。

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肉食・草食獣から魚類まで、全76種の貴重な頭骨写真が収録されておりますので、放送を聴いて頭骨に興味を持たれた方は是非!


♪今日の楽曲
「I'm Yours」 Jason Mraz
「14番目の月」 松任谷由実


明日もおたのしみに!!

グッモニ 2014年11月 6日
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