皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
水曜日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さん。
森さんには『選挙目当ての地域創生策』について物申して頂きました。
地域創生法案が衆院解散当日の11月21日に参院で可決し、滑り込みで成立しました。
この法律の謳い文句は、「人口減少対策や地方活性化に向け、国と自治体が5カ年計画の総合戦略を策定し、地域支援策に関する省庁の申請窓口を一元化して自治体の施策を円滑化する」というもの。
これに伴い「まち・ひと・しごと創生本部」も設置されます。
解散で多くの法案が廃案となった中、この地域創生法案を成立させた安倍政権の真意について、森さんに詳しくお話しいただきました。
グッモニ特派員は「ペットの鳥の保護活動」について。
つい先日も小型犬が多数捨てられる痛ましい事件がありましたが、いま、犬と同様にペットの鳥も行き場を失っているケースが目立ちます。
そんな中、飼えなくなったペットの鳥を保護しているのが、埼玉県新座市のNPO法人「TSUBASA」です。
TSUBASAでは、施設を一般に開放されており、愛鳥家に交流の場を提供されながら、保護した鳥と里親希望者を引き合わせることに力を注がれているとのことで、「TSUBASA」の望月健人さんに詳しいお話しを伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「オランダせんべいの謎!」
地域によって、思い浮かべるものが異なるという「オランダせんべい」。
江戸時代の出島があった長崎の平戸では、ワッフル模様でクッキーと煎餅の中間の食感を持つ焼き菓子。
平戸と北前船でつながっていた北海道の根室では、同じワッフル模様ですがしっとり柔らかめの甘いお菓子。
そして東北では、山形県で作られている薄焼き煎餅...なのにオランダせんべい。
パッケージもオランダを意識したものとなっておりますが、なぜ、山形県で「オランダせんべい」なのか?
きょうは、東北地方では誰でも知っているというメジャーな煎餅の謎に迫るべく、「オランダせんべい」を製造する酒田米菓の営業部・佐々木恵子さんにお話しを伺いました!
「オランダせんべい」は、昭和37年に庄内地方で誕生し、50年以上もの人気を誇るロングセラー商品。
なぜ山形の庄内地方で「オランダ」かといいますと、庄内米を使っており「おらだの米で作った、おらだの煎餅」...つまりダジャレ!
使用しているお米はランクの高い「庄内の飯米」で、今はおせんべい屋さんも分業化が進み精米や生地を別な業者に委託しているところが多いそうですが、すべてを自社で行っているとのこと。
使用米の量が限られており、同じコメの量でも薄焼きの分だけ密度が高く厚生地のように大きくならないなど、製造に手間がかかるため、東北6県でしか販売を行っていないそう。
東京で食べたい場合は、通販か銀座の山形県アンテナショップ「美味しい山形県」で購入が可能とのことですので、今日の放送を聴いて興味を持たれた方や、故郷の味を懐かしく思われた方は是非!
ちなみに、パッケージにはオランダの民族衣装を着た女性キャラクターのイラストがありますが、彼女の名前は「オランダちゃん」というそうです。
もし東北に行かれた際には、スーパーなどで探してみて下さいね!
♪今日の楽曲
「Everlasting Love」 Carl Carlton
「「私にできること」」 KOKIA
明日もおたのしみに!!