皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
金曜日のコメンテーターは、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授の夏野剛さん。
夏野さんには『日産が大躍進!エコカー、アメリカ西海岸で地殻変動!』について物申して頂きました。
エコカー先進地域とも言えるカリフォルニア州では、メーカーに排ガスゼロ車の導入目標を設定しており、それをクリア出来なければ、州に罰金を納めるか他社から"排出権"を買う羽目となり、企業の先進イメージに傷がつくことから、自動車各社は規制対策を急いでいるそうです。
そんな中、規制に伴う排出枠の売り手の中で、2013年9月末までの1年間圧倒的な首位だった電気自動車専業のアメリカ テスラ・モーターズを僅差で抜き、今年は日産自動車が首位に躍り出ました。
このニュースで注目すべきポイントは「アメリカの柔軟性」だと話す夏野さん。
販売直後と違って各所で充電インフラ整備が進むなど、電気自動車の実用度が増した現在、もはや排出ガスの観点から言えば、ハイブリッド車への優遇は不要ともいえ、このようなテクノロジーの進歩に対して柔軟に法整備を行うアメリカの姿勢を、日本も見習らった方がよいのではないか、というお話しでした。
グッモニ特派員は、埼玉県小川町の細川紙技術者協会会長の鷹野禎三さん。
今月24日から始まるユネスコの会議で、埼玉県小川町の細川紙など、日本の伝統的な「手漉き和紙」の技術が、世界無形文化遺産に正式に登録されます。
障子や襖のある生活は次第に姿を消し、なかなか日本の伝統的な和紙に接する機会が減ってはいるものの、和紙の生産地では今回の無形文化遺産への登録をキッカケに、和紙の需要が再び伸びるのではないかと期待する声が高まっているとのことで、鷹野さんに詳しくお話しを伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「「ドンツキ」は町の個性である!我らが「ドンツキ協会」!!」
今朝は、「ドンツキ協会」会長の齋藤佳さんにお越しいただきました。
「ドンツキ協会」は2012年3月発足、東京・向島に数多く存在する袋小路「ドンツキ」に焦点を当て、それらを観察し研究するとともに、その地位向上を目指して様々な活動を展開。
一般的にドンツキは防火防災の観点などから、否定的に扱われるケースが多いですが、ドンツキの地位向上のため、「ドンツキクエスト」「朝ドン」「夕ドン」といった調査・観察イベントの開催しているそうです。
ドンツキを巡っていると色々な形があることがわかるそうで、それらを分類し、名前をつけ、「ドンツキ(分類)学」を提唱しているとのこと。
ドンツキ協会としての目標として、全国津々浦々より、我が町自慢のドンツキが集い会議を開く「ドンツキサミット」の開催を考えていらっしゃるそうで、今後も色々なドンツキの活用方法の可能性を探っていきたいそうです!
♪今日の楽曲
「SHE 'S ALWAYS A WOMAN」 BILLY JOEL
「丘を越えて」 小泉今日子
来週もおたのしみに!!