皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
月曜日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。
冨倉さんには『新時代のひまわり8号はここがすごい!』についてお話し頂きました。
ひまわり8号は、6号、7号から大きく進化を遂げており、観測できる範囲が1/4まで狭められ、しかもそのデータが10分おき、日本付近なら2分半おきということになると、局地的な集中豪雨の予報も立てやすくなります。
また、これは以前からですが、「ひまわり」の衛星画像は、中国・韓国・北朝鮮からオーストラリアまで、アジア・太平洋の30以上の国や地域に、観測データが無償で提供されています。
自分たちで自前の気象衛星を打ち上げることができる国というのは少ないので、日本の「ひまわり」の画像が、国際貢献の一部として役立てられているわけです。
「理系離れ」なんてことが言われるようになって随分と経ちますが、ひまわりの打ち上げに多くの人が集まったように、科学技術の発展は人を幸せな気持ちにさせてくれるため、夢を追いかける理系の人を応援するような社会になっていかなくてはならないと話す冨倉さん。
ノーベル賞受賞者の一人、アメリカ在住の中村修二教授は「研究のモチベーションは怒りだ」と答えていましたが、国と民間の研究機関が一緒になって、研究者を支えることが必要なのではないか、というお話でした。
グッモニ特派員は、京都府南部にある久御山町のネギ農家 村田和弘さん。
ラーメン人気の影響を受け、現在京都では伝統野菜である九条ネギの生産量が増えているそうです。
口当たりが柔らかく、寒くなると甘さが増す九条ネギ。
今朝は、地元でも有名なネギづくり名人である村田さんにお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「いま見直される大衆芸能の決定版!~ 涙と笑いの伝統芸・浪曲の世界!」
独特の声で「なにが、何して、なんとやら~」という節回しでお馴染みのの古典芸能"浪曲"。
今、若い人の入門者が増えているということで、今朝は一般社団法人「日本浪曲協会」副会長でいらっしゃる、国本武春さんにお越しいただきました!
この道33年の大ベテランでいらっしゃいます国本さんは、ご両親ともに浪曲師。
お父さんは天中軒龍月さん、お母さんは国本晴美さんという、浪曲界のサラブレッド!
明治時代初期から始まったと言われている浪曲ですが、もとは「浪花節」と言われていたものが大正時代から「浪曲」といわれるようになりました。
浪曲では「一声、二節、三啖呵」と言われていまして、"味のある声"に絶妙なタイミングで繰り出される"アテ節"。
情景、喜怒哀楽を表現する"啖呵"。
これらが三位一体となっていい浪曲ができると言われております。
最近、にわかに入門者が相次ぎ、活気づいているそうで、30代の若手でも、夫婦でコンビという人もいらっしゃるそうです。
その「浪曲界」で、年に一度のビッグイベント『豪華浪曲大会』が、今月24日金曜日に浅草公会堂にて開催されます。
これは「日本浪曲協会」が例年、一番大きな行事として開催されているものだそうですが、今年は「三部構成」となっております。
12時からの第一部が、「桃中軒雲右衛門百回忌、中興の祖を偲ぶ」。
一部は、国本武春さんが、案内役をなさいます。
14時5分からの第二部が、「広沢虎造没後五十年、よみがえる次郎長伝」。
第三部が17時からで「そしていま花開く浪曲」。
一回ご入場いただければ、これらの公演が通しですべて観られる、新作から古典
まで、幅広い浪曲の世界を堪能していただける内容となっております。
■第48回豪華浪曲大会
雲右衛門・虎造 よみがえる二大巨頭
日時:10月24日(金)
会場:台東区浅草公会堂
指定席(前方中央)5,000円
前売4,000円
当日4,500円(自由席券)
♪今日の楽曲
「Wake Me Up」 Avicii
「キスして抱きしめて」 MISIA
明日もお楽しみに!!