皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
水谷さんに遅れること約1か月、ようやく今週夏休みに入られた福井さん。
ということで、ピンチヒッターと共にお送りする今週のグッモニですが、週の前半を担当するのはゴールデンラジオなどでもお馴染みの太田アナ!
自称・文化放送アナウンス部の2トップでお送りします!
月曜日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。
冨倉さんには『オバマ大統領とイスラム国の戦いの行方』について物申して頂きました。
アメリカのオバマ大統領は今月3日、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が中東地域で勢力を失うまで戦い続ける、という決意表明をし、『アメリカ人に危害を加えるという過ちを犯した者に裁きを受けさせる』と、強い口調で非難しています。
オバマ大統領がこのような強い言葉で国民に訴えかけたのは、アメリカ人ジャーナリストが殺される動画が相次いでネット上に公開され、国民の間に動揺が拡がっていることが背景にあります。
そして、最初に公開されたジェームズ・フォーリー氏の動画ですが、実際に殺害したのは何とイギリス国籍の人間だった可能性が高いことが明らかになり、これがオバマ大統領とアメリカ国民に大きな衝撃を与えました。
現在、テロリスト勧誘の主戦場がSNSに移っており、リクルートが圧倒的に効率よく行えるようになったことから、ISISには世界各国から多くの人間が加わっております。
新しくイスラム国に加わった人間も、自分のツイッターやフェイスブックなどを通じて、「戦いに加われ」と呼びかけ続けており、移民、特にイスラム系の住民に厳しい政策を採り始めた国が多いヨーロッパの、そうした不満を抱えて生きている人たちにSNSでのメッセージが響いているそうです。
SNSで集まった兵士たちの多くは、「自分探し」や「社会への復讐」などをモチベーションとしているそうで、そんな軍団の統率が取れるわけもなく、拷問、虐殺、レイプ、女性の奴隷化など「ならずもの集団」になっているとのこと。
これは「宗教戦争」ではなくて、欧米の現代社会によって「周辺部」に追いやられた人たちによる「反逆」に近い性質を持ってうるうえに、国際社会に認められない限り国とは名乗れないといった「ルール」を根本から否定・無視しており、何よりもオバマ大統領はこの価値観の逆転を恐れているそうです。これはまったく新しいタイプの戦争なのかもしれない、というお話でした。
グッモニ特派員は、東京都オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進部の柏原弘幸さん。
東京都は中学生を対象として、ボートや自転車など競技人口が少ない種目に早い段階から取り組み、将来はオリンピックをめざす「トップアスリート発掘・育成事業」を進めており、その6期生として中学1年生、2年生の募集が始まりました。
この事業の修了者の中には、国体で活躍する選手も出ており、オリンピック選手も夢ではないと、応募者は年々増え続けているそうです。
具体的にどのようなトレーニングを受けられるのか、プログラムに参加した中学生のその後など、柏原さんに詳しいお話しを伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「第一回・輝く!全日本 家事ハラ大王 決定戦!」
グッモニでも何度か話題に上った家事ハラスメント、略して家事ハラですが、そもそもこの言葉が話題になったのは、今年の7月。
共働き家族の暮らしについて調査研究している「共働き家族研究所」が、設立25周年を機に30~40代の共働き・子育て夫婦1371人を対象に、6月に調査を実施。
その結果、子育て中の共働き夫婦における夫の家事参加率は93.4%、そのうち「家事ハラ」を受けた経験のある夫は65.9%と高い数字に!
「家事ハラ」が発生しやすいのは「食器洗い」と「洗濯物を干す」で、妻が何気なく言った"ダメ出しのひと言"で凹んでいる夫が多い、という調査結果が出ています。
きょうはそんな「家事ハラ」についての体験談のメールを皆さんから募集し、聴くも涙語るも涙のエピソードをご紹介。
文化放送きっての恐妻家(?)である太田アナの独断によって、ご紹介したエピソードの中から最も悲惨な方を「家事ハラ大王」に決定させていただきました!
沢山の生々しいエピソードを送って頂き、ありがとうございました!
今回行ったのが「第一回」ということで、皆様の鬱憤が溜まった頃にまた開催されるかも!?
♪今日の楽曲
「Thank You」 Simply Red
「夜の散歩をしないかね」 仲井戸麗市&忌野清志郎
明日もお楽しみに!!