皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日のコメンテーターは、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。
山口さんには『カンボジアで輝き放つ日本の中小企業』についてお話し頂きました。
カンボジアへ出張し現地の様子を見て来られた山口さんが、これからの中小企業のあり方を考える上で、実に可能性を感じさせられたというのが、富山県に本社を構える精米機を作っている「タイワ精機」という会社。
カンボジアは米の生産国にもかかわらず、精米技術が低く、当時は国内で作った米をタイやベトナムに出荷し精米して国に戻していたため、利益がほとんど出なかったそうで、当時のカンボジア首相から「精米技術を是非支援して欲しい」との要望を受けたタイワ精機。
早速自社の精米機を現地に送ったそうですが、日本米の場合はお米同士をぶつけ合って生まれる摩擦により精米を行うのですが、同様の方法ではカンボジア米はお米が割れてしまうため、カンボジア米向けに精米機を改良せねばならず、2010年に試作機を開発し、昨年2013年に第1号機を完成させたそうです。
カンボジア米向けに開発された精米機の導入によって、輸出の無駄が省けたことにより、日本の技術力がカンボジアの農家の方々を救う形となったわけですが、そんな日本企業の海外進出を後押ししたのは、外務省所管の政府開発援助(ODA)の実施機関の一つである、独立行政法人国際協力機構(JICA)による支援があります。
また、JICAの指導によって現地に農協のシステムが作られ、流通面でもサポートを行うなど、現地との連携も見逃せないと話す山口さん。
国による海外支援と中小企業の技術力が合流し、色んな可能性を持った国が、今、大きく発展を遂げようとしており、同じ日本人としてとても誇らしく思う、というお話しでした。
グッモニ特派員は、一般社団法人 日本オートキャンプ 業務課長の堺廣明さん。
今朝の話題は、「キャンプをする時の注意点」です。
この夏、グッモニリスナーの中にも、キャンプ場へ出掛ける方がいるかと思います。
本来、自然の中で遊び、キャンプをすることは楽しいことなのですが、それは危険と隣り合わせでもあります。
楽しい時間を過ごすため、キャンプのプロに大事なお話を伺いました。
エンタメいまのうち今朝のテーマは、「女子小学生ナンバー1ファッション誌!それが...『ニコ☆プチ』」
今日は、出版業界における女子小学生の話題。
不況不況と言われて久しい出版業界ですが、そんな中、2年連続で広告収入を増やしているという女子小学生向けファッション誌『ニコ☆プチ』編集長の山元琢治さんにお越しいただきました!
2006年に創刊された『ニコ☆プチ』。
それまでローティーン向け雑誌「ニコラ」の編集長を務めていた山元さん。
競合誌が出てきたことにより『ニコラ』を女子中学生をターゲットにした雑誌に変更。
他誌もそれに追随してターゲットの年齢層を下げてきたそうですが、まだ女子小学生向けの雑誌がなかったことに気付いた山元さんが『ニコ☆プチ』を立ち上げられたそうです。
ニコ☆プチは隔月刊誌ということで、本日は6月に発売された8月号を見せて頂いたわけですが、誌面には「夏ネイルカタログ」や「はじめてのメイクレッスン」、「海外ブランドでおしゃれになる!」などなど、昭和に小学生時代を過ごした人間にとっては、大人顔負けの特集記事に驚きの連続です。
雑誌の購買層は7割が小学生高学年が占めるそうですが、中には幼稚園に通う娘さんを持つお母さんもいらっしゃるそうで、今年の春には幼稚園児をターゲットにしたファッション誌『ニコ☆プチKIDS』も創刊されたそうです。
ニコ☆プチモデルを務めるのは、ニコ☆プチ専属モデルの「プチモ(モは○の中にモが正式表記)」や「スー読(読は○の中に読が正式表記)」と呼ばれる読者モデルの方々。
プチモは6000~7000人の応募者の中からオーディションによって選ばれ、実際にプチモになれるのはその中の7、8人だとか。
モデルさんは中学1年生までの女子に限られ、編集部も女性がほとんどということで、その輪の中に入ることが難しいという山元さんが仕事を行う上で特に気をつけていることは、「一歩引いたお父さん目線で接すること」だそうです。
今月22日発売の『ニコ☆プチ』10月号は「スクールガール特集」となっておりますので、興味のある方は是非本屋さんでお手に取ってみてください!
『ニコ☆プチ』について詳しくは『ニコ☆プチネット』をご覧ください!
♪今日の楽曲
「HOW CRAZY ARE YOU?」 Meja
「ひまわりの夢」 斉藤和義
明日もお楽しみに!!!