皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
今週のグッモニはスペシャルウィーク!
ステキなプレゼントや企画満載でお送りしております!!
木曜日は、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。
山口さんには『経営は時代との対話だ。』~困ったところにビジネスチャンスあり~についてお話し頂きました。
今日山口さんが取り上げたのは「日本温浴研究所」という、スーパー銭湯を経営する会社のお話。
原油高の高騰の煽りを受け、燃料費や電気代が膨らんでいく一方で客数は伸びず経営が悪化し、ついには赤字経営に陥り、コストの削減が命題となった日本温浴研究所。
そこで、日本温浴研究所の社長である星山さんが目を付けたのは、お湯を循環させる「ろ過器」にかかる電気代。
当時、どこのスーパー銭湯でもお客さんの入りに関わらず、同じ頻度でお湯を回転させていたそうで、これを衛生上の問題を発生させることなく、回転頻度を下げることが必要ではないか?と考えた星山社長は、入浴者に応じてろ過の頻度を調整できる「エコ湯ニット」という節電機器を自社開発して導入したことで電気代を半分にすることに成功。
多くのスーパー銭湯経営者が同じ問題を抱えていたため、この節約のノウハウをビジネスにしようと全国のスーパー銭湯に「エコ湯ニット」の売り込みをかけたそうですが、なかなか思うようにいかず、山口さんのところに企画書を持って相談に訪れたそうです。
そこで山口さんが行ったアドバイスは「機械を売ろうとするのではなく、成果を売るべきだ」という簡単なもの。
具体的には、機械を売る前に機械をタダでお客さんに提供した上で、節約の成果が出た時点でその何%かを報酬として頂くというビジネスモデルを提案されたそうで、企画書を書き直し営業を再開し、この方法が上手く行き見事成功。
今回の話は、経営者が"時代を読む"ことの重要性を表していると話す山口さん。
経営者には、是非時代を味方にできる経営を心がけて欲しい、というお話しでした。
今週の「グッモニ特派員 朝いちテレフォン」では、10月に開業50周年を迎える東海道新幹線を特集。
今日は、25年間にわたって、日本食堂のコックとして、東海道・山陽新幹線の食堂で勤務された、九州鉄道記念館副館長の宇都宮照信さんにお話しを伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「古来より忍者に伝わる秘伝をエクササイズへ!それが...シノビックス!!」
今日のゲストは、エクササイズ界のオンリーワンにして、ニューハーフ界のオンリーワン、伊賀麻績服部流 忍術継承者の妃羽理さん!
歌舞伎町のBARでママをやっている妃羽理さん、お仕事帰りでお疲れのところご出演くださいました!
アクション俳優業とニューハーフ業の二束のわらじで活動されている妃羽理(ひばり)さんは、伊賀忍者の末裔である麻績(おみ)服部流という忍術を受け継ぐ、由緒正しき家系に生まれた"史上最強のニューハーフ"!!
そんな妃羽理さんが編み出した「シノビックス」は、伊賀麻績服部流忍術の鍛錬方法を、スポーツ集団の指導のもとに、武術系ダンスエクササイズに姿を変えて、オリジナル音楽に合わせて行うというもの。
妃羽理さんにご指導いただき、福井さんと水谷さんがシノビックスを体験!
シノビックスの武術は、殺格身(ころしあてみ)という甲冑を着ている相手を想定した武術が基本となっております。
この武術の特徴としては、握りこぶしでパンチを打たず、甲冑をつけられない間接部分のツボや人間の急所を狙うところ。
そのためからか「目!鼻!脳!倒す!倒す!倒す!」とかなり物騒な掛け声となっております。
「エラを叩く!鼓膜を破く!脳を揺らす!」
ストレス解消にも良さそうです。
妃羽理さんにはコトバのヒロバにもお付き合いいただき、麻績服部流に伝わる「九字護身法」についてもご指導いただきました!
九字護身法とは、印を組みながら九つの文字を唱える精神統一の方法。
「臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前」といえば聞き覚えのある方もいらっしゃるかとは思いますが、これは後世になってできたもの。
麻績服部流のルーツは縄文時代までさかのぼり、縄文人が使っていた「ア・キ・サ・タ・カ・ハ・ワ・ヤ・エ」という言葉を唱えるそうです。
今日の放送を聴いて「シノビックス」をやってみたい!と思われた方は、アクション&アクロバットスタジオ「つばさ基地」のHPをご覧ください!
また、妃羽理さんと楽しくお酒が飲みたい!という方は、新宿歌舞伎町2丁目にございます「BAR COLORS(カラーズ)」へ!
♪今日の楽曲
「Perfect Way」 Scritti Politti
「水の影」 小野リサ
明日もお楽しみに!!