福井謙二グッモニ 8月22日(金) 第364回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

今朝のコメンテーターは、「レオス・キャピタルワークス株式会社」取締役の藤野英人さん。

藤野さんには『アベノミクス3本目の矢は"100本の針"だ!!』に物申して頂きました。

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アベノミクス3本目の矢といわれれば「成長戦略」のことを指しますが、法人税の減税もやや腰砕け、どこに焦点が定められているのかよくわからない、株式市場でもそれほど高く評価されていない...など、正直、評判は良くはありませんが、そういった見方はざっくりし過ぎていると話す藤野さん。

成長戦略は、細かいミクロの政策の集合体であるため、そもそも、成長戦略は1本の矢にはなりえない。今回放たれたのは1本の矢ではなく、100本の針=たくさんの成長企業であるため、見えにくいだけであると指摘。

多くの意欲的な起業家が有望な分野に乗り出しており、100本の針のひとつひとつを精査してビジネスに乗り出すも良し、投資をするという行動に出るも良しと、成長戦略はまさに宝の山である、というお話でした。


グッモニ特派員は、ブラックバイトユニオン共同代表の佐藤学さん。

残業代を支払わない、長時間労働を強いるといった所謂ブラック企業の問題が、最近では大学生のアルバイトにまで波及し、ブラックバイトと呼ばれているそうです。

学業との両立を量れないような無理な働き方を強制される学生アルバイトの実態については、まだまだ知られていない部分が多いようですが、こうしたブラックバイトの実態を調査し、問題の解決を目指す学生らが、このほどブラックバイトユニオンという労働組合を結成されたということで、共同代表の佐藤さんにお話を伺いました。


エンタメいまのうちのテーマは、「目指すは世界の頂点!熱気球パイロット・倉橋朋子の挑戦!!」

今朝は、9月8日からポーランドで開催される「第1回女性熱気球世界選手権」に日本代表として出場し、初代チャンピオンを目指す熱気球パイロット・倉橋朋子さんに電話でお話を伺いました!

かつてお兄さんが読んでいた雑誌の「ライセンス取得特集」のような記事を見て、草原を飛ぶ気球の写真に心を奪われ、雑誌に書いてあった「日本気球連盟」に連絡し、地元の愛好家チームを紹介してもらったのがキッカケで熱気球に興味を持たれたそうで、現在、愛知県蒲郡市社会福祉協議会でケアマネージャーを務めるかたわら、"アマチュア"として活動されております。

まもなく開幕となる「第1回女性熱気球世界選手権」はどのように競技が行われているかというと、大会の競技委員長が気象状況を見て、その日行う競技種目をおよそ20種類の中から3、4程度決定されるそう。

競技種目の一例を挙げると、マーカーと呼ばれる帯の付いた小さな砂袋を競技本部が決めたターゲットに落とし、投下したマーカーとターゲットの中心からの距離で勝敗を決める「ジャッジ・ディクレアード・ゴール」や、飛行中に競技者が宣言したゴールに向かってマーカーを落下する「フライ・オン」などがあるそうです。

今回、ポーランドへの遠征費もそうですが、プロではない倉橋さんにとって資金繰りも大変だそうで、今大会出場に向け、職場の関係者が中心となり『倉橋朋子を支援する蒲郡市民の会』が結成され、募金活動も行っているとのこと。

番組を聴いて「世界選手権のために募金して協力したい」と思われた方がいらっしゃいましたら、『倉橋朋子を支援する蒲郡市民の会』のHPをチェックしてください!


♪今日の楽曲
「You Can Call Me Al」 Paul Simon
「君をのせて」 南 佳孝 with Rio Novo


来週のグッモニはスペシャルウィーク!
ステキなプレゼントや企画満載でお送りいたしますので、お聴き逃しのないように!!

来週もお楽しみに!!

グッモニ 2014年8月22日
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