皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日のコメンテーターは、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰の山口義行さん。
山口さんには『進まぬ価格転嫁と倒産件数増加が示す日本の未来』に物申して頂きました。
経済産業省が7月に実施した消費税率引き上げに関する調査で、大企業よりも中小企業で増税分の価格への転嫁が進んでいない実態が分かりました。
この調査結果を受けて政府は、"増税分を価格に全て転嫁できている企業がどれくらいか"を示す指標が90%を上回っていることから「増税の影響は少ない」としておりますが、これは卸売業や製造業など企業間同士の取引の値に限った話であり、問題なのは消費者に近い企業の値。
消費者を相手にする小売りやサービス業では、同調査で70%ほどと大きく下回っており、これは、最終消費者の購買力が落ち、価格に転嫁すれば売り上げが落ちてしまうという懸念から、価格に転嫁できない現実を表しております。
また、今月8日に発表された7月の企業倒産件数は全国で882件、前年同月比14%減と、3か月連続で減少となっておりますが、都内の倒産件数は前年同月比2%増という調査結果が出ており、一番影響の早く出る東京の今は地方の未来を示すことから、このデータは見過ごすことが出来ないと話す山口さん。
今までの政策を抜本的に見直さなければならない時期に来ており、円安も進みかけている最中、「消費税を10%」、赤字の中小からも税金を取る「外形標準課税の改革」といった政策を進めれば、さらに厳しいものになる、というお話でした。
グッモニ特派員は、高齢者向けの住宅運営や介護サービス事業を手掛ける、カイロス・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役社長の高橋正さん。
今月10日神奈川県小田原市に、日本初の試みとなる「おうちが病院」をコンセプトにしたシェアハウス型ホスピス『ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス』がオープンしました。
人生の終末期には自宅で療養したい、自宅で最期を迎えたいという高齢者は多く、「ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス」では、がん患者の方や、手厚い介護が必要な高齢者を対象にしています。
スタッフはどんなふうに入居者をサポートし、皆さんの人生の最期と向き合っているのか、高橋社長にお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「笑いと涙と人情がいっぱい詰まった、ちょっといい噺。落語家・林家たい平 初主演映画『もういちど』!!」
落語の有名な噺の数々を、巧みにストーリーに織り込んだ家族で楽しめる映画『もういちど』。
今日は、この『もういちど』で映画初主演を務めました、落語家・林家たい平師匠にお越し頂きました!
「落語で子供の想像力を豊かに」という想いから林家たい平師匠が企画された本作は、数々のミュージックビデオを監督してきたMV界の巨匠・板屋宏幸監督が脚本・監督を務め、この脚本に浜田省吾さんが賛同し主題歌を提供、「思い出のマーニー」等で国際的に評価されている映画美術の第一人者・種田陽平さんも参加と、豪華スタッフ陣が脇を固めております。
林家たい平師匠には、この映画に「女優」として出演している水谷さんと共に、撮影の裏話や、作品のみどころなど存分に語って頂きました!
今週土曜日8月23日から全国のイオンシネマで公開となる映画『もういちど』ですが、文化放送でもご覧いただけることになりました!
■日程
8月24日(日)、25日(月)、26日(火)、27日(水)、31日(日)、
9月13日(土)、15日(祝) ※各日2回上映
■場所
文化放送 12F メディアプラスホール
■受付
文化放送2階ロビーの受付までお越しください。
■料金
一般 1,800円
シニア(55歳以上) 1,100円
学生(大高生) 1,500円
小中学生 1,000円
幼児(3歳以上) 900円
そのほかの上映劇場など詳しくは映画「もういちど」公式サイトをご覧ください。
♪今日の楽曲
「Desire」 U2
「君に捧げるlove song」 浜田省吾(映画『もういちど』主題歌)
明日もお楽しみに!!!