福井謙二グッモニ 7月8日(火) 第331回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

火曜日のコメンテーターは、ジャーナリストの藤吉雅春さん。

藤吉さんには『"号泣会見"から見えてくる、少子化問題の本当の問題』について物申して頂きました。

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野々村県議の号泣会見の波紋はまだまだ続いていますが、この会見の中で、野々村議員が少子化問題を引き合いに出していたのをおぼえていらっしゃるでしょうか。セクハラ野次の鈴木都議も少子化問題に取り組むことを標ぼうしていました。

このように、ほとんどの議員が、自らが取り組むべき政治課題として少子化の問題をあげています。政治家にとって、少子化問題というのは、便利なキャッチフレーズのようになってしまっているのです。

藤吉さんは、このことにこそ、少子化問題を考える上での深刻な本質が現れていると指摘します。

本当に少子化問題に熱心な国会議員に藤吉さんが話を聞いた際、その方は「少子化問題で本当のことを選挙で訴えると、誰も当選できないよ」と言ったそうです。

この「本当のこと」というのが問題の本質であり、それはすなわち"価値観の対立"だと話す藤吉さん。

たとえば、先日のセクハラ野次の都議の発言のように、「早く結婚して、子供を産め」というのがあたかも少子化対策であるように考えている男性たちは数多くいます。そして当然のことながら、こういう意見に反発する人も数多く存在します。

しかし、少子化問題を真剣に解決しようと思うのであれば、このような本音をぶつけあうような嫌な議論をすることが本来は必要で、価値観の衝突を避けて、綺麗事だけで少子化問題を語っているようでは、問題解決には程遠い、というお話でした。


今朝のグッモニ特派員は、スポーツ作家の佐野正幸さん。

いまプロ野球の球団を現在のセパ12球団から16球団に増やそうという構想があります。

これは、静岡、北信越、四国、沖縄の四つの地域に新しいプロ野球の球団を創ろうというものですが、果たして実現する可能性は高いのか。

プロ野球の球団と地域の結びつきや、各球団の経営成功例などについて、佐野さんに詳しくお話を伺いました。


エンタメいまのうち今朝のテーマは、『食器を楽器に早朝演奏会!』

今朝は一風変わった素敵な演奏会をお届け!

音楽ユニット「kajii」のクマーマさんと創さんにお越しいただきました!

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演奏の準備が整った状態のスタジオですが、、、どう見ても食器!

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しかしこれは、お茶碗、どんぶり、湯呑みなどを使った立派なオリジナル楽器で、お二人は食琴(しょっきん)=dishphoneと名付けているそうです。

シンガーソングライターであるクマーマさんが、3年ほど前に「家の中にあるもので何かできないか?」と思ったのがそもそもの始まりだそうで、食器に落ち着くまでに布団を叩いてみたり、コップから水をこぼしてみたりと様々な試行錯誤を重ねたそうです。

食琴に使用する食器は、少しでも音が外れてしまうと使えないそうで、ご自宅には100個以上の食器が眠っているのだとか、、

そんな苦労が重ねられた食琴を福井さんも試奏!

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テーブルの真ん中に設置されたマイクを囲むように29種の食器が並べられた食琴。

演奏のしやすさや、見た目も考慮された定位置が決まっているそうですが、音階順に並んでいる訳ではないので、慣れるまで時間がかかるそうです。

ちなみに、食器を叩くのも菜箸を使用し、普段持つ部分で食器の横を叩くとより良い音が出るのだとか。

kajiiのお二人には数あるレパートリーの中から、アナと雪の女王のテーマソング「Let it Go」、「トルコ行進曲」を演奏して頂きました!

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トルコ行進曲では、創さんは木製のスプーンを2つ重ねた楽器を演奏!

お二人の演奏の模様はYoutubeにアップされており、kajiiのHPからもご覧いただけますので是非!!


♪今日の楽曲
「Wishing On A Star」 Rose Royce
「光」 宇多田ヒカル


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年7月 8日
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