福井謙二グッモニ 7月17日(木) 第338回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

木曜日のコメンテーターは、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰、山口義行さん。

山口さんには『最年少市長の逮捕・起訴騒動』について物申して頂きました。

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28歳の若さで市長に当選し、現在29歳の全国最年少の現職市長として知られる岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長。

市長になる前、彼がまだ市議会議員だった去年春ごろ、浄水設備の設置を巡り地元のある企業の社長から、市への浄水設備設置で「有利な取り計らいをしてほしい」との依頼を受け、市議会で導入を検討するよう促し合計30万円を受け取ったと、先月24日に収賄の疑いで逮捕されました。

今週火曜日に勾留の満期を迎えたにもかかわらず、検察が起訴に踏み切ったこの事件。
起訴に至るには十分な証拠が無いことや、市長は地元で知名度抜群にも関わらず「逃亡の恐れがあるから」と保釈されなかったことなどについて、一部の識者の間では捜査から逮捕・起訴までの一連の流れに「不可解な点が多い」という声が上がっているそうです。

もちろん今回の件が冤罪かどうかはまだ分かりませんが、藤井市長本人は一貫して容疑を否認、賄賂の受け渡しが行われたという現場に同席した第三者も「受け渡しらしき現場は目撃していない」と証言しております。

「逮捕」「起訴」=犯罪者 という図式が、市民の意識の中で出来上がっている日本の現状では、たとえ冤罪であったとしても、その後の人生は大きく狂い、ましてや政治家などは政治生命を絶たれることになりかねません。

いくつかのメディアでは、既に検察に対する厳しい見方も出ておりますが、今後はメディアの責任やスタンスも大変重要になってくるのではないか、というお話でした。


今朝のグッモニ特派員は、ポラスグループ ポラス株式会社 人事部長 石田茂さん。

越谷市に本社を置くポラスグループでは、人手不足が深刻と言われる建築業界で、自前で人材を育てています。

1987年に設立された『ポラス建築技術訓練校』は、これまでに600人以上の卒業生がいて、150人ほどが社員大工として働いているそうです。

ポラスグループでは、どのように人材の確保・育成に取り組んでいるのか、石田さんに詳しいお話を伺いました。

ポラスグループのHPはこちらから。


エンタメいまのうち今朝のテーマは、「第151回直木賞 直前予想!」

グッモニ恒例となりました直木賞予想。
本日午後5時より開かれる第151回芥川賞・直木賞の選考会を前に、受賞作の予想をさせていただいたのは、"嫁に隠れて本を買う"でもお馴染み、グッモニの読書人・首藤淳哉プロデューサー!

今回の直木賞候補作品は6作品。

伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文藝春秋)
黒川博行『破門』(KADOKAWA)
千早茜『男ともだち』(文藝春秋)
貫井徳郎『私に似た人』(朝日新聞出版)
柚木麻子『本屋さんのダイアナ』(文藝春秋)
米澤穂信『満願』(新潮社)

以上の候補作品の中から首藤プロデューサーは、「2作受賞」と予想。

まずは、キャリア30年の大御所である黒川博行さんの『破門』!!

破天荒なヤクザと気の弱いカタギがトラブルに巻き込まれる人気シリーズ「疫病神シリーズ」の5作目となる今作。
「疫病神シリーズ」全体に与えようという意味合いから受賞するのでは?と予想。

そして、女性の人生をトータルで応援しようという雰囲気にあふれ、読後感が非常にさわやかという柚木麻子さんの『本屋さんのダイアナ』!!

本の帯に「平成の赤毛のアン」とあるように、現在放送中のNHK「花子とアン」とリンクしていることもあり、流れが来ているのでは?と予想。

果たして、今回は予想を的中させ、リベンジを果たすことができるのか!?
選考会の結果にご注目ください!!

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首藤プロデューサーの読書日記"嫁に隠れて本を買う"では、今回の直木賞候補作をより詳しくご紹介させていただいております。
興味のある方はコチラから!


♪今日の楽曲
「Don't Stop」 5Seconds Of Summer
「ハイウェイ」 くるり


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年7月17日
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