皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
水曜日のコメンテーターは、ノンフィクション作家の森功さん。
森さんには『節電4年目の夏・出口無きエネルギー政策』についてお話し頂きました。
気温が高くなり電気料金も高くなる夏。
国民は4度目のガマンの季節を迎えていますが、それに報いる「将来を見据えたエネルギー政策」は進んでいるのかというと、聞こえてくるのは強引な原発再稼働への動きばかり。
日本のエネルギー政策は思っている以上に難しく、世界のTOP5に入るエネルギー消費国にもかかわらず、国内で自給できるエネルギーはOECD34カ国中、日本は33位と大変低く、輸入に頼らざるを得ないのが現状です。
原発を止め、火力発電をメインに据えたために燃料となる石油の輸入に頼る割合が増え、その発電コストを料金に上乗せするので、東日本大震災後、電気料金は上がり続け、なかなか出口が見えてきておりません。
「再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」が施行され、太陽光発電で得られた電力を電力会社が買い取るシステムも進められてきましたが、予想以上に業者が参入したため、これ以上電気を買うと電力会社が赤字となってしまうことから、太陽光発電の買い取り価格を下げ、新規参入企業との事業契約も締結を留保する構えとなっております。
そんな中、一筋の光明となるのは水素発電かも知れないと話す森さん。
東京ガスやトヨタが水素発電・電池の技術開発を進めており、来年には水素自動車も発売する予定となっており、水素発電の発電効率が上がれば、日本のエネルギー自給率を上げる有望株と成り得るだろう、というお話でした。
今朝のグッモニ特派員は、株式会社 I&S BBDOの宮本拓也さん。
動物園のトラやライオン、ヒグマの爪痕・かみ痕で、ダメージ加工を施し「猛獣が作ったジーンズ」、その名も『ズージーンズ』が茨城県日立市の「かみね動物園」で21日まで展示されています。
タイヤ、ボールなどにデニム生地を巻きつけ、猛獣に2時間遊ばせ、爪痕・かみ痕をダメージに見立て、岡山県内の工場で裁断、縫製されました。
ズージーンズは、おとといまで、ヤフーオークションに出品・販売され、売上金はWWF(世界自然保護基金)などに寄付されるということです。
ズージーンズのアイデアを考えた宮本さんに、詳しいお話を伺いました。
今朝のエンタメいまのうちは、日本を代表する飛行機のエチケット袋コレクター、阿南俊昭さんにお越しいただきました!
奇遇にもお名前にANA・Nと全日空が隠されている阿南さんは、会社を経営されながらご趣味で収集を続けていらっしゃいます。
元々旅行が好きで、何気なく飛行機から持って帰ってきたエチケット袋がそこそこ集まっていたことに気付いた阿南さん。
それらをホームページに公開したところ、交換オファーのメールがたくさん来たのだそうですが、それが楽しかったことをきっかけにエチケット袋を集めるようになったそうで、現在までに1,090種類ものコレクションを所有されております。
たくさんの種類よりも、面白いデザインの袋を集めているという阿南さんに、お気に入りのデザインのものをいくつかスタジオにお持ちいただきました!
写真のエチケット袋は、ヴァージンアトランティックのデザインコンペ入賞作の袋。
とても直接的な表現ではございますが、アニメ調に描かれているため可愛らしくもインパクトのあるデザインとなっております。
皆さまも飛行機にお乗りの際は、景色だけでなくエチケット袋にも目を向けてみてはいかがでしょうか!?
阿南さんは収集されたエチケット袋をWEB上で公開されています。
興味のある方は、エチケット袋 コレクションサイト「日本飛行機吐袋展」をご覧ください!
♪今日の楽曲
「Swim」 Papa's Culture
「Trekking song」 キリンジ
明日もお楽しみに!!!