皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日は、立教大学経済学部教授、中小企業サポートネットワーク「スモールサン」主宰、山口義行さん。
山口さんには「減価償却制度の見直し案」について物申していただきました。
政府税調が考えている中小企業に対する実質増税策については、先月からこのコーナーでもいくつか取り上げて参りましたが、ここへきてさらにもう一つ、税調から「減価償却基金制度の見直し」の提案があがりました。
「減価償却制度」とは、企業が取得した設備など時間経過で価値が減る資産について、価値が減る分を複数年にわたって費用計上し、税負担を軽くできる仕組みで、「定額方式」と「定率方式」の二つがあります。
「定額方式」では償却費が毎年一定で、税の軽減効果も一定。
「定率方式」は償却費が毎年一定割合で減っていき、前半の税負担が軽い一方、後半の税負担が重くなるというもの。
「定率方式」には設備を入れてから早い時期に大目に償却することが可能というメリットがあるわけですが、政府税調ではこの「定率方式」を廃止し「定額方式」のみにする意向とのこと。
「定額方式」のみとなると"早い時期"に関して言えば実質的な増税となるわけで、これで得た税収増を法人税の減税に充てようというのが政府税調の狙いのようです。
このように法人税を下げるために、中小企業の活力や柔軟性を奪ってしまうような制度改正をするのはいかがなものかと指摘する山口さん。
目の前の減税に飛びつくのではなく、中小企業の経営者の方々には、長い目で物事をみて、結局は自分たちの首が締まることになる法改正に対してきちんと意見を表明して頂きたい、というお話でした。
グッモニ特派員は、プロボクシング WBO世界女子アトム級 新チャンピオンの池山直さん。
先週土曜、大阪で、女子ボクシングのWBO世界アトム級王座決定戦が行われ、44歳の池山直選手が男女を通じて国内史上最年長で新チャンピオンに輝きました。
池山選手は、ふだんは岡山市役所で福祉の仕事をされており、ファイトマネーを受け取っていない公務員ボクサー。
お父様を亡くされて以降の3年間、ボクシングから離れていましたが、昨年末気力を頼りにリングに復帰し、今回の復帰2戦目で見事世界王座を獲得いたしました。
ボクシング界の"レジェンド"とも呼ばれる池山さんはどんな方なのか、詳しくお話を伺いました。
エンタメいまのうちのテーマは、「集める!飾る!眺める!切手女子が...キテ...る!?」
「ポッチャリ女子」から始まり、「きのこ女子」「こけし女子」「林業女子」「酩酊女子」、そして前回の「鉱物女子」で打ち止めかと思われていた"○○女子シリーズ"です。
今回は"切手女子"ということで、今月1月に『切手女子のかわいい収集BOOK』を出版された、「なでしこ切手倶楽部」主宰のフリーライター ばばちえさんをスタジオにお迎えしました!
「なでしこ切手倶楽部」とは、切手遊びが上手な女子が集い、切手を通してコミュニケーションを楽しむ会。
いわゆる男性がメインだった頃の切手収集と違い、切手女子は切手の価値には興味がなく、綺麗でかわいい切手を好み、広い意味での切手遊びをするのが特徴だそうです。
切手女子は、切手を"使う"ことにも情熱を注いでいる人も多いそうで、手紙やハガキなどを送る際に相手の好みに合わせた切手を貼って送る行為自体に魅力や楽しさを見出しているようです。
ばばさんは切手のコンテストで賞をもらったこともあるそうで、公益財団法人 日本郵趣協会が主催する日本最大の切手イベント「スタンプショウ」で銀銅賞を受賞されたそうです。
今日の放送を聴いて、「私もかわいい切手を集めたい!」「切手遊びを楽しんでみたい!」と思われた方には、ばばちえさんの著書『切手女子のかわいい収集BOOK』が切手女子のための始めての教科書としておススメですので是非!
また、明日5月23日(金)から27日(火)まで、ひばりが丘PARCOにて『切手女子のかわいい収集BOOK』発刊記念「ホッと癒されるかわいい切手展」が開催されます。
期間中は、西東京市内郵便局の「出張販売」もあるそうですので、切手に興味を持たれた方は足を運んでみてはいかがでしょうか!?
『切手女子のかわいい収集BOOK』発刊記念 ホッと癒されるかわいい切手展 の詳細情報はこちらから!
♪今日の楽曲
「Don't Stop Believin' 」 Glee Cast
「海原の月」 安藤裕子
明日もお楽しみに!!!