福井謙二グッモニ 4月24日(木) 第279回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

木曜日のコメンテーターは立教大学経済学部教授の山口義行さん。

山口さんには、「残業代ゼロ政策は日本に適応するのか?」について物申していただきました。

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政府は今週火曜日、安倍総理を議長とする産業競争力会議で、労働規制を緩和し、法律で定める時間より働いても「残業代ゼロ」になる働き方を一般社員に広げる議論を始めました。

これについて山口さんは、「短い労働時間の中でいかに効率的に仕事を行い、生産性を上げていけるかを議論すべきで、労働規制を緩和しようというのがそもそも矛盾している」と指摘しています。

そして、今回の提案の最大の問題点は、「時間」は極めてわかりやすい基準なのにもかかわらず、「成果」はわかりにくい基準であるということ。

評価というのはいくらでも変わるものなので、「基準を変えた」というよりも、「基準が無くなった」と言った方が近いかもしれないと山口さんは言います。

今回の提案の背景には、「成果主義」を目指そうという考えがありますが、「成果」をそのように評価するのか。自分の評価がおかしいという訴えが労働者から多数起こることも予想され、評価基準を外部のコンサルなどに頼んで作ってもらうなど、コストも手間もいま以上にかかってしまう可能性があります。

政府が言うように「時間」から「成果」へと単純に基準が切り替えられるものではないのでは?というお話でした。


今朝の特派員は、日本海難防止協会 常務理事 小川泰治さん。

あさってからのゴールデンウィークで、船の旅をする方もいらっしゃるかと思いますが、船に乗るとき何に気を付ければよいのか?安全航海のプロである小川さんに、「船に乗った時の心構え」について詳しくお話を伺いました。

エンタメいまのうちは、一般社団法人フェルトアート協会の代表理事で、フェルトアート作家の中山みどりさん。

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再発見をテーマお送りしている今週の「グッモニ」、今日は「アートの魅力再発見!」

ということで、本物そっくりの犬や猫を作ってしまう、フェルトアートの世界をご紹介しました!

中山さんが病気で入院した際に、お見舞いで羊毛フェルトを持ってきてもらったことをきっかけに、フェルトアートを始められたそうですが、ご実家で飼われていた愛犬をフェルトで作って見せたところ、友人の間で評判となったため、本物そっくりに作るこのフェルトアートを始められたそうです。

今日は、中山さんの作品をスタジオにお持ちいただきました!

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今までは依頼を受けて作られることもあったそうですが、オーダーが殺到してしまったためオーダーを一時中止されているそうです。

講師の育成にもご尽力されており、現在30人の講師がいらっしゃるそうで、講師の方々が開く教室は全国で60か所以上もあるのだとか!

今日の放送を聴いて中山さんの作品を見てみたい!と思われた方は、大宮タカシマヤにて個展が開催中ですので、是非足をお運びください。

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「 中山みどりフェルトアート展 ~ほっころび時間~ 」

大宮タカシマヤ 6階催事場にて、4月29日(火・祝)まで開催。

入場料は、一般・大学・高校生500円(税込)中学生以下無料となっております。

詳しくは、中山みどりさんのHPをご覧ください!


♪今日の楽曲
「Nothin' On You」 B.o.B feat.Bruno Mars
「君はレースの途中のランナー」 馬場俊英


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年4月24日
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