福井謙二グッモニ 3月31日(月) 第261回

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皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

月曜日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。

冨倉さんには「無力化する国連の存在意義」について物申して頂きました。

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外務省が認める世界の「195」国のうち、国連加盟国は「193」ですので、ほとんどすべての国が加盟しているのですが、国連総会ではその各国が1票ずつ持つ多数決で決まります。

しかし、アメリカもロシアも1票なのにも関わらず、人口が1万人くらいの小さな島国も1票だということが問題視され、人口が多い国ほど総会を軽視するという状況になってしまっています。

国連に最も多くの拠出をしているアメリカでも「人口に基づかない平等主義」に反発を覚えている人が多いことから、国連を評価している人は少ないと言われているほか、アメリカは都合がいい時だけ国連を重視し、都合が悪い時は国連を無視して単独行動を取ろうとする傾向もあるそうです。

アメリカがそんな姿勢では、世界に「国連軽視」が蔓延するのは当然ともいえ、国連に過大な期待があるといわれる日本人は、国連は決して「世界連合」ではなく、むしろ問題だらけの組織であることを意識しておくべきだ、と冨倉さんは言います。

その上で、アメリカに次いで世界第2位の拠出金を負担している日本は、アメリカをうまく動かして少しずつ国連を理想の形に近づけていく努力をすべきではないか?というお話でした。


今朝の特派員は、税理士の平石共子さん。

消費税の引き上げが明日に迫る中、引き上げ分を販売価格に上乗せできるのか頭を悩ませている中小の小売店や、納品価格の引き上げを認めてくれるのかどうかの交渉が難航している中小企業の声もあちこちから聞こえてきます。

中小企業はどのように対応していけばよいのか、「小さな会社と個人事業者のための消費税8%に備える本」の著者でもある平石さんに、詳しいお話を伺いました。


エンタメいまのうちは、九州共立大学 野球部 仲里清監督に聞く、広島黄金ルーキー・大瀬良大地の育て方!

広島の黄金ルーキー・大瀬良大地投手は、4月2日のヤクルト戦(マツダスタジアム)でデビューする予定です。

そこで今朝は、その大瀬良大地投手をはじめ、プロ野球選手を何人も育て上げた九州共立大学 野球部の仲里清監督に、電話で詳しいお話を伺いました。


♪今日の楽曲
「Stones In The Road」 Mary Chapin Carpenter
「桜(Single Mix)」 Bird


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年3月31日
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