皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日のコメンテーターは立教大学経済学部教授の山口義行さん。
山口さんには「消費増税まであと5日、広がる楽観論」に物申して頂きました。
経営者に消費増税に関するアンケートを行った結果を新聞各紙で報じておりますが、増税後の反動について「影響は軽微だろう(楽観視)」と7割が回答したと報じてる新聞がある一方で、消費増税について「マイナスの影響がある」と答えた経営者が51%、9月以降も回復が厳しいと考える経営者の数が半数を超えると報じているところもあり、消費増税後の経済の読みがまちまちになっております。
なぜ同じ"経営者"に聞いているにも関わらずこんなにも差が出るのかというと、前者は「大企業の経営者」に聞いたもので、後者は「中小企業の経営者」に聞いたものだから。
この2つの調査結果を受けて、「大企業の社長が言うのだから大丈夫だ!」と思うのか、「こんな経営者で大丈夫か?」と思うのかというお話しなのですが、「大企業は読みが甘い」と山口さんは言います。
円安誘導政策などを機に大企業は確かに儲かっていますが、消費自体は落ち込んでおり、物価が上昇した関係で"実質賃金"も7か月でマイナスとなっているそうです。
大企業の社長たちは「政府が公共事業をやっているから大丈夫」と言うが、公共事業は全然進んでおらず、民間企業も出店計画を下方修正し始めていると山口さんは指摘します。
公共事業を中心とした景気対策のあり方に限界がきており、円安政策でも輸出が伸びなかったことを素直に認め、他のやり方を考える時期に来ているのでは?というお話でした。
今朝の特派員は、日の丸交通株式会社 代表取締役 副社長 富田和孝さん。
一昨年、東京ハイヤー・タクシー協会は「東京観光タクシードライバー認定制度」を設け、東京のご当地検定「東京シティガイド検定」に合格し、高齢者への接客マナーなどの研修を終えた運転手を「東京観光タクシードライバー」として認定しています。
東京ハイヤー・タクシー協会 タクシー活性化プロジェクトチームの一人でもある富田さんに、詳しいお話を伺いました。
今朝のエンタメいまのうちは、鉱物コーディネーターのフジイキョウコさん。
「エンタメいまのうち」では、昨年4月より様々なブームを追いかけてきましたが、1年経ってついに「鉱物・石」にたどり着きました。
スペースシャワーブックスから、「鉱物アソビ」と「鉱物見タテ図鑑」という2冊の"鉱物本"を出されているフジイさんに鉱物の魅力について伺いました。
写真奥がフジイさんが鉱物にハマったきっかけとなった蛍石。
産地によって色が変わるそうです。
放送ではご紹介しきれませんでしたが、写真手前の左側から魚岩石、コトバのヒロバで少し触れさせて頂きました山入水晶、黄鉄鉱などもお持ちくださいました!
立方体をした鉄の塊のような黄鉄鉱は、加工されたもののように見えますが、写真の状態が採掘したままの状態だそうで、自然の神秘を感じますね。
フジイさんが鉱物アソビとしてご参加される展示会が来月行われます。
今日の放送を聴いて、鉱物に興味を持たれた方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
「輪唱 ―小川洋子へのオマージュ―」
前田昌良×涙ガラス制作所×鉱物アソビ
会期:2014年4月4日(金)-12日(土)
会場:Gallery SU(港区麻生台)
♪今日の楽曲
「I'll Be Around」 The Spiners
「ひろがるなみだ」 Lamp
番組の中でもお伝えいたしましたが、先日のスペシャルウィークのプレゼントとして制作いたしました「水谷加奈ヌードペン」が、デンマークの工場から無事税関を通過しました!
到着次第、当選者の皆様に順次発送して参りますので、もうしばらくお待ちください!
明日もお楽しみに!!!